劇場公開日 2005年10月22日

「映画鑑賞というより芸術鑑賞」ティム・バートンのコープスブライド Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画鑑賞というより芸術鑑賞

2024年10月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

幸せ

萌える

水色の肌で片目がよく落ちるエミリーと骨の犬スクラップスのキャラクターが抜群に良い。
二人の女性と三角関係になる青年ヴィクターの声がジョニー・デップ、エミリーはヘレナ・ボナム=カーターなのでオリジナル音声でも楽しめる。日本語吹き替え版は、セリフはもちろん、歌も全てが日本語吹き替えになっているので字幕が苦手な人も楽しめる。
全体的に、音や色、造形や動きがすばらしい。
構図が良いし、程よく少なめの情報量で、手作り感があり、じっくり味わいたくなる。
長尺すぎないところも、芸術鑑賞のモチベーション維持の秘訣かもしれない。
内容も、切ないラヴストーリーで満足度が高い。

Don-chan