劇場公開日 2005年10月22日

「ウンパ・ルンパも参加!?」ティム・バートンのコープスブライド kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ウンパ・ルンパも参加!?

2019年11月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 死者の世界からは、人間の世界を「ランド・オブ・ザ・リビング」と呼ぶ。ティム・バートンもジョージ・A・ロメロが好きなんだろうな~と想像できる設定です(ジョニー・デップもロメロ好き)。そして、スクラップスという犬を登場させるところなんて、短編『フランケンウィニー』の犬を思い出してしまうし、彼は犬好きでもあるのでしょう。それほど活躍しなかったのは残念でしたが・・・(レビューを書いた当時はまだ長編が出来てなかった)。

 バートンのストップモーション・アニメ(参考:クレイメーション)は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』を観てからその才能に感嘆するばかりでありましたが、この『コープス・ブライド』はさらに細かい表情まで描いていて、途中からは人形だなんてことを忘れてしまいそうになりました。没落貴族と金持ちの政略結婚なんてのはありがちな設定でしたが、ティム・バートン独特のダークファンタジーの世界観によって、思わずのめり込んでしまいます。先述のロメロ監督へのオマージュもあるし、タラのテーマを使って『風とともに去りぬ』へのオマージュも見事でした。

 『チャーリーとチョコレート工場』の興奮が冷めやらぬうちに発表できるということも、ファンサービスの一環なのであろうか、声の出演者もチャリチョコと随分重なっているので、誰の声なのかと想像するのも楽しいです。特に主演二人の顔まで似せていることは嬉しいことですよね~ジョニデファンの方はどう感じているかは知りませんが・・・

 ちょっと鬱陶しく思われるものの、気になるキャラクターのケムンパス(名前教えてください)が忘れられない。もしかして赤塚不二夫へのオマージュか?!

kossy
m@yu-chanさんのコメント
2019年11月17日

良かったですー(笑)!

m@yu-chan
m@yu-chanさんのコメント
2019年11月17日

ケムンパス???蛆虫の子(おじさん)ですよね?
えっと………マゴットのこと(笑)?

m@yu-chan