ハンス・ジマー&フレンズ ダイアモンド・イン・ザ・デザート

劇場公開日:2025年7月11日

ハンス・ジマー&フレンズ ダイアモンド・イン・ザ・デザート

解説・あらすじ

映画音楽の巨匠ハンス・ジマーのライブパフォーマンスを映像収録し、豪華トークゲストとの対談とともにスクリーン上映するコンサート映画。

「DUNE デューン 砂の惑星」「グラディエーター」「インターステラー」「ライオン・キング」など、ジマーが手がけた映画音楽の名曲の数々を、壮大なライブパフォーマンスとして収録。ドバイを象徴するコカ・コーラ・アリーナや万博会場エキスポ・シティ・ドバイ内のアル・ワスル・プラザ・ドームをはじめ、アラビア砂漠の砂丘、ブルジュ・アル・アラブなどさまざまな場所を舞台に、ジマーのバンドと世界屈指のオーケストラが演奏を繰り広げる。トークパートには、シンガーソングライターのビリー・アイリッシュ、映画監督のクリストファー・ノーラン、ドゥニ・ビルヌーブ、映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、俳優のティモシー・シャラメ、ゼンデイヤらが登場。ジマーとの対談を通して、それぞれの作品や創作の裏側について語る。

「エルトン・ジョン・ライヴ Farewell From Dodger Stadium」などのコンサート映画や音楽ドキュメンタリーで高く評価された映像作家ポール・ダグデールが監督を務め、ジェリー・ブラッカイマーが製作総指揮に名を連ねた。

2025年製作/158分/G/アメリカ・イギリス合作
原題または英題:Hans Zimmer & Friends: Diamond in the Desert
配給:カルチャヴィル
劇場公開日:2025年7月11日

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映画レビュー

4.0映画音楽とサウンドデザインの楽しみ方が広がった

2025年7月31日
PCから投稿

ハンス・ジマーの映画音楽に関しては、初期から近年になるに従って「いくらなんでもちょっと大仰すぎだろう」と思うようになり、苦手意識が芽生えてはいた。とはいえハンス・ジマーの映画音楽を避けて映画を観ることなどほとんど不可能なわけで、よくも悪くもハンス・ジマー・サウンドを浴びながら暮らしているわけだが、このコンサートドキュメンタリーでハンス・ジマー・サウンドに対する向き合い方がガラッと変わった。映画音楽は映像と一緒に聴くことが大前提のはずが、ライブ演奏で盛り上がるためのものに完全に再構築されていて、とにかくずっと楽しい。そして演奏もパフォーマンスもみごとなバンドメンバーたちの凄腕っぷりと、ハンス・ジマー親分が飛び抜けて楽しそうなことよ! 大仰に思えた部分も、アリーナの会場に合わせるとプラスでしかなく、逆算的に映画の中のハンス・ジマーの音楽についても解像度が上がってとにもかくにもありがたい。やはり音楽は構造がわかると楽しみ方が増すし、今後は映画を観ていてもハンス・ジマーの満面の笑みが浮かびそうで怖いのだが、それはそれで映画の楽しみ方が広がったと思うので、本当に観て良かったです!

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村山章

5.0私もドリスになっていいですか

2025年7月31日
Androidアプリから投稿

予告編以外の前情報なしで、終映ギリギリ悩んだけど観てよかった!!
五月の日本公演行った人たちマジで羨ましい…!!

音楽はもちろん素晴らしいのですが、演者が皆さん只者ではない!
特にストリングスとパーカッション奏者は実力もだけど全員ヴィジュアルがイカシてた!イントロの打楽器ニキはシャラメと同等の脚の人で選んだ?
一人グラディエーターみたいなエレクトリックチェロの姐さん、歩き方やメイクや表情演技含めてインパクト大、フィドル三姉妹は全員かわいいし歌もうめえ!みんな鍵盤も弾く!
笛吹きオジさんとベースオジさんはクセが強いしエレキギター二人も見せ場もりもり、ツインドラムの姐さんズもDUNEの唄の姐さんもめちゃかっこイイ!!
途中に挟まれるドバイの夜景やファンタスティックな場所での演奏も、近未来的な映像で曲とマッチしていました。
ドバイ死ぬまでに行ってみたい!

ジョニー・マーとファレル・ウィリアムスが一緒に仕事してるのは確かに面白い、ライブやろうぜって持ちかけてくれてありがとう。
ファレルに語るドリスの話、映画と音楽と創造への愛溢れるハンスに泣けます。
ゼンデイヤちゃん(インターステラーが友達認定映画、いいね〜)も聞き上手だね。
お腹ぽっこりでぽてぽて歩いてニコニコ演奏してるハンス、壮大な音楽とのギャップがたまらんかわいいです。
過去の音楽に囚われず新しい未来の音楽を、有言実行で追求していて本当に稀有な存在だと思います。
本人談「映画のために作曲した音楽がライブパフォーマンスへと姿を変え、そして再びスクリーンに戻る―これはまさに“完全な円環"」←いやまさにそれ。ライブパフォーマンスとしても映画としても楽しめました。そしてまた音楽に注力して映画を観たくなりました!(ライオンキング観てないのですが、がぜん観たくなりました。)

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kogeru

5.0演者みんなめちゃくちゃカッコいい

2025年7月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

期間限定上映で、もう終わってしまけど
間に合う方はぜひおすすめ。
DVD出たら買いたいです。

泣く子も黙る映画音楽の巨匠、ハンス・ジマーのライブドキュメンタリー映画。
鳥肌たちまくり!!

名作には名音楽。音楽の力で作品も大いに左右される。5年前に亡くなったモリコーネも素晴らしい巨匠でした。
今はこの人が間違いなくナンバーワン。

特に好きだったのが
グラディエーターのラストで流れる鎮魂歌のような曲
インターステラーのシンセの幻想的な曲
パイレーツ・オブ・カリビアンのあの曲!
そして、圧巻はライオンキング!
いろんな音が重なり合う、アフリカンなドラムや太鼓、そしてあの力強いボーカル!この曲聴くだけで、シンバの哀しみと覚悟、そして王となるまでのストーリーが網羅されてる。まるで音のシャワー(それも熱めの)をザーッと浴びたような感覚になって、感動に震えました。
これ生で聴いたら倒れそう!

いつかライブに行ってみたい。

あと、演奏者もみんなめちゃくちゃカッコいい!
ダブルドラムは女性で、超痺れます。
エレクトリックチェロの人もすごい。

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Mariko

4.0耕される時間

2025年7月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 迷って行かなかったライブの補填としてコンサート+インタビュー集を見に来たつもりが、色々な面で違う脳を耕されて帰ってきた。そういう意味ではライブとは違いむしろ劇映画として受容。ライブとしてももちろん素晴らしい。映像が無い映画音楽の演奏会、そんなに曲を覚えてるわけでは無いマタとして不安もあったがソレ不要の盛り上がり。本人を含むほとんどの奏者が笑顔で演奏する姿を見るだけで盛り上がる。唯一シリアス顔を通していたある女性が笑顔になった瞬間が良い。それと最初から最後まで叩きっぱなしのツインドラム+パーカッションの女性陣に惚れた。ボーカル陣も流石の実力で唸るほかない。カメラワークも自在で、これはライブでは見られない。
 インタビューはそれぞれ短時間なためか、お互いの話がはまっているのかズレてるのか微妙なところもあったが、芯を食った発言も多数あり、若い頃から今まで一流を続けられる実力の一端がみられた。
 ところで。TOHOシネマズシャンテに質問。座席が一列おきしか開けられていないため、満員じゃ無いのにぎゅうぎゅう詰めの一列で見ることになりました。

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またぞう