「子供が出て行ったら夫婦は・・・」ローズ家 崖っぷちの夫婦 りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
子供が出て行ったら夫婦は・・・
イギリスのロンドンで出会い、アメリカに移住した建築家のテオ(ベネディクト・ガンバーバッチ)と料理家のアイヴィ(オリビア・コールマン)は、順調な仕事と可愛い2人の子どもに恵まれ、理想的な夫婦だった。ところがある時、テオの建てた幌付きの建物が暴風雨の時に設計倒壊し、設計ミスにより彼の建築家としての仕事が無くなった。一方、アイヴィの店は有名な料理評論家に絶賛され、予約も取れないほどの大人気店となった。そして、仕事がなくなったテオは家事・育児を担当し、子供をトレーニングしながら鍛えていた。このことをきっかけに、2人の関係は崩れだし、妻はどんどん支店を出し仕事に没頭し、夫は家事と子育てで子供の悩みも相談を受けていた。数年後、13歳になった子供たちはフロリダのスポーツアカデミーに入る事になり、家を出て行った。2人きりになった夫婦は、だんだんと相手に対する不満や嫉妬、軽蔑などが現れてきて、最初は嫌味を言い合う程度だったが、次第に口論、罵り合い、店の邪魔、建築家生命を断つようなフェイク動画の拡散、そしてナイフや銃まで持ち出す大喧嘩へと発展した。互いに一歩も引かず、攻撃し合うことになった2人は、命懸けの大喧嘩を繰り広げていき・・・さてどうなる、という話。
前作、ローズ家の戦争は未鑑賞。
最初の頃の立ちションする子供、内股貸すよ、という下品なエイミーなど、笑わせてくれた。
喧嘩と言ってもほとんどラストだけで、アイヴィは店の支店を何件も出し、経済的に家族を支え、夫が作りたいと思ってた家を建てさせてあげ、頑張ってたと思う。
テオは子供が出ていき、夫婦2人になってから、やはり仕事がしたかったのだろう。2人とも離婚したいと思うに至る気持ちはわかるが、離婚しようとしてる夫婦が離婚協議中に一緒に住む、ってありえない。
あんな立派な家をもらって1人で住んでも虚しと思うけど。
妻はただ単に夫の邪魔をしたかっただけかも。
いい日だけ見ろ、と弁護士の友人に言われてた様に、パートナーの悪いところを見だしたらキリが無い。良いところだけ見る様にすれば良いのに、と思った。
で、あれほど拘ったお気に入りの家は漏れてたガスで・・・というラストは笑うところだろうが、悲しくなった。
オリビア・コールマンとベネディクト・カンバーバッチの夫婦は2人とも芸達者でさすがだった。
エイミー役のケイト・マッキノが下品で面白かった。
おはようございます。共感、ありがとうございます。
そして、いつも有難うございます。
”オリビア・コールマンとベネディクト・カンバーバッチの夫婦は2人とも芸達者でさすがだった。”
仰る通り、この映画は二人の演技に尽きますね。「ローズ家の戦争」私も観たいのですが・・。私、今週末は仕事&”子供が自立した後に、来ることのため”、自宅待機で映画館には行かないので、まったりです。では。返信は大丈夫ですよ。
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