錬金炉アタノール

劇場公開日:2025年8月9日

解説・あらすじ

「アリス」「オテサーネク 妄想の子供」などで知られるチェコのアニメーション&映画作家ヤン・シュバンクマイエルの現在と過去を描いたドキュメンタリー。

創作上のパートナーでもあった妻エバ・シュバンクマイエロバーとの思い出、長年にわたり彼の製作を支えてきたプロデューサーのヤロミール・カリスタとの愛憎入り混じった関係、参加しているシュルレアリスト集団の定例会、怪しげな呪物や作品の制作風景、展覧会の準備や講演、スーパーで買い物をする日常の姿など、シュバンクマイエル監督のあらゆる側面を、過去作品の抜粋や記録映像も交えながら映し出す。

タイトルの「アタノール」とは錬金術で使う炉のことで、シュバンクマイエル監督の映画制作会社の名前でもある。シュバンクマイエル監督が2018年に発表した長編映画「蟲」の編集を手がけたヤン・ダニヘルと第2カメラマンのアダム・オリハが共同で監督を務めた。日本では2025年8月に「蟲」「クンストカメラ」と同時公開。

2020年製作/123分/スロバキア・チェコ合作
原題または英題:Alchymicka pec
配給:ザジフィルムズ、クープ
劇場公開日:2025年8月9日

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(C)Athanor Ltd.

映画レビュー

2.5 作品を観る前に

2025年9月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

カワイイ

、作り手の人となりを知っておこうとちょっと思った(東京ではアリスとかもかけていたけれど)。正直、良く分からない。このドキュメンタリーの監督に接してた様に、頭の中を勝手に解釈されるのは嫌なんだろう。ファンに対しても冷淡に感じられた。
もう一つが、暴走ストッパーになっていたと書かれていた妻エヴァに興味があった。クリエイター夫婦、未だに整理は着いてない様だった。足元に寄り添うボーダーコリーがなんかいじらしい。
あと題名の意味が全然分からない。

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トミー

4.5 ヤンシュヴァ、恐るべし。

2025年8月26日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

ヤン・シュヴァンクマイエル レトロスペクティヴ2025@シアターイメージフォーラム:7作品中4作目💜(ドキュメンタリー)

(箇条書き👇️)
・アニメの語源は“アニミズム”。命が宿る、ということ。
・「今週は絵を2枚描いた」ってアートなスカトロジーwww

普通のドキュメンタリーと思ってみていたけど、終盤ではなんだかこちらまでトランス状態になってしまうほどの威力のある作品だった。シロダーラを受けている時のような感覚。ヤンシュヴァ、恐るべし。

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らまんば