ルール・オブ・リビング “わたし”の生き方・再起動

劇場公開日:2025年9月19日

解説・あらすじ

南果歩が主演を務め、ルール通りに生きてきた女性がアメリカ人観光客との同居生活を通して自身の人生を見つめ直していく姿を描いたハートフルコメディ。

東京で暮らす49歳の会社員・美久子は、介護中の母や海外を旅する娘、自分勝手な同僚たちに振り回され、心の余裕を失っていた。姉から再婚を勧められた幼なじみの光一との関係にも迷いを抱えるなか、娘に突然紹介されたアメリカ人バックパッカーのヴィンセントと3カ月間のルームシェアをすることになる。言葉も通じず、生活の感覚も異なる2人が同居するにあたり、美久子は4つのルールを決める。最初は戸惑い、衝突してばかりの美久子とヴィンセントだったが、少しずつ心を通わせはじめる。自らの人生を振り返り、新しい生き方を模索するようになった美久子は、ヴィンセントに英語を教えてほしいと頼み、自分自身を解放していく。

日米の文化に精通したグレッグ・デールが監督・脚本を手がけ、異なる価値観や文化のギャップを軽やかに描きつつ、「本当に自分らしい生き方とは何か?」という普遍的なテーマに迫る。アメリカ人観光客ヴィンセントをデール監督が自ら演じ、椎名桔平、河北麻友子、すみれが共演。

2025年製作/115分/G/日本
配給:バリオン
劇場公開日:2025年9月19日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

映画レビュー

5.0 Delightful romantic comedy

Bさん
2025年10月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

A wonderful romantic comedy filled with pathos, depth and delightful cultural nuance.
There is an added layer of meaning tied in with references to Lefcadio Hearn that give the movie gravitas. Especially noteworthy is the acting ability of the main character, played
by Greg Dale, who also directred, wrote and produced the movie.

コメントする (0件)
共感した! 0件)
B

3.5 配信でも良かった、かも

2025年9月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

監督脚本主演が外国の方でその方から見た日本人の性質をしっかり捉えていて笑えるところと誇張しすぎなところがありました。タイムリーにも次の朝ドラの小泉八雲がこのお話の中にでてきますがこの監督にも重なる部分があるのかなと思いました。49歳バツイチ女には優良物件な東大卒で良い人の幼馴染(椎名桔平さん)と付き合ってはいてもいざ求婚されて嬉しいと思えなかったのは恋とか愛とかとは違くて大人の狡さだったことに気づくところは少し寂しく思いました。その人を愛せたら良かったのに。
人は皆[心のままに]生きられることが一番の幸せだし、本来はそうあるべきだと言っている映画だったと思いました。
河北麻友子さんやすみれさんが演技されているのを久々に見ました。そしてやはり英語が綺麗です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
yama

5.0 ルールを超えて、自分を解き放つ物語

2025年9月28日
PCから投稿

笑える

楽しい

幸せ

『ルール・オブ・リビング』は、日常に追われて心の余裕をなくしていた主人公・美久子が、文化も言葉も異なるアメリカ人バックパッカーとの同居を通して、自分自身を見つめ直していく物語でした。

最初は互いに戸惑い、衝突する場面も多いのですが、次第に美久子とヴィンセントの間に芽生える小さな理解や心の交流がとても温かく描かれていて、観ているこちらも自然と笑顔になれました。美久子が決めた「ルール」が、ただの生活ルールではなく、自分を縛っていた考え方や生き方を見直すきっかけになっていくところが印象的でした。

また、異文化交流のコミカルさの中に「本当に自分らしく生きるとはどういうことか」という普遍的な問いが込められていて、観終わった後に自分自身の生活や価値観についても考えさせられました。南果歩さんの演技は自然体で心に響き、グレッグ・デール監督自身が演じるヴィンセントとの掛け合いも魅力的でした。

笑いと温かさの中に人生のヒントが散りばめられた、まさにハートフルコメディでした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Shizuka

4.5 深い内容だけど笑いがあって楽しかった!

2025年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

女性ならではのキャリア・結婚・子育て・介護の問題も諦めやこうあるべき習慣でわからなくなっている女性を外国人の目線で描きつつ、視点を変える事や自分のしたいことはいつからでも始められるという事を描いていてよかったです。
昭和を知っている人には共感pointが多いのかなと思いました。
観た後も自分のしたいことと、期待に応えて自分を抑えていないか?そんな事を考えさせられた映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Hama

他のユーザーは「ルール・オブ・リビング “わたし”の生き方・再起動」以外にこんな作品をCheck-inしています。