コンスタンティンのレビュー・感想・評価
全105件中、1~20件目を表示
主人公と独特な世界観が魅力的。
○作品全体
世界観、ジョン・コンスタンティンという人物、その戦い方、武器…説明もなく少女に取り憑いたハーフ・ブリードと戦うところから始まるが、キアヌ・リーブス演じるジョンのシルエットやたばこを吸うときのポーズ、確固たる自信をもって臨む悪魔への戦法がシンプルにかっこよくて没入できる。
ジョンは表情を大きく変えず、ハードボイルドな主人公だが、たばこの吸いすぎで肺がんで死が近いため天国行きのための「切符づくり」に焦っている、という物語の根幹もシンプル。しかし天国と地獄の勢力図であったり、ハーフ・ブリード・キラーであるジョンの命を欲しがるサタンの存在がその構図の奥行きを巧く作っていた。終盤のジョンの「自己犠牲」によって起きる大逆転が、その最たる例だろう。天界の強力な力が状況を覆すのであれば納得せざるをえない。「デウス・エクス・マキナ」とも異なる、本物の神の裁量なのだから、それはもう納得するしかないだろう。そう思えることがむしろ心地よくもあった。
この作品にある強い宗教観とそのルールに浸るまでは捉えづらいところもあるが、浸ってしまえばあとは作中の世界で躍動するジョン・コンスタンティンの姿に魅了される時間を過ごすことができる。そんな作品だと感じた。
○カメラワークとか
・手前に緑色のガラスを置いて、そこから出てくるようにジョンの前へ向かっていく。わかりやすい境界線演出、かつマイナスなイメージの緑から抜け出してくるような印象。
・アクションシーンで殴るときに人物の真正面カットで殴るのを誤魔化すのは、正直ダサいなあと思った。殴らないことがダサいんじゃなくて、絵的にダサい。昭和の戦隊モノのアクションみたいなカメラに向かってパンチっていう絵面、少し迫力に欠ける。
○その他
・ガブリエルがとても良いキャラだった。天界の存在でありながら無慈悲。神聖な雰囲気とその裏にまとった影の両立といえばいいだろうか、ティルダ・スウィントンの名演だと思う。
スタイリッシュなオカルトサスペンス。 個人的にこの頃のキアヌが一番...
スタイリッシュなオカルトサスペンス。
個人的にこの頃のキアヌが一番カッコいいと思う。
他のキャストも印象的。特に真っ白なスーツでキメたルシファーと中性的でドSなガブリエルがいい。
以下、厨二病要素。
・ヘビースモーカー、ジッポー扱い上手い
・両腕のタトゥーを合わせるとひとつの図柄
・金色十字架型のリボルバーショットガン
・聖なるメリケンサック etc
これらを受け入れられないと楽しめない作品。
オチを観る限り続編がありそうだったが作られなかったね。
キアヌが美人だ。
久しぶりの再鑑賞です。
この頃のキアヌはカッコイイのはもちろんですが、ヨダレものの美しさ。
今の年相応のキアヌもいいですが、この頃が一番良いですね。
作品世界はキリスト教を少しでも理解していないと入りにくいです。
でも再鑑賞なので、ひたすらキアヌのかっこよさだけを堪能させてもらいました。
見直して気づいたのですが、相棒のチャズを演じていた俳優さんは「トランスフォーマー」で主役だった人だったんですね。
チャズは最後、天使の姿で蘇った?ので続編があったのならコンスタンティンに絡んできたのかな?
観たかったな~。
キアヌ版エクソシスト!?的な神と悪魔の戦い
神と悪魔と人間界は均衡を保っていなきゃいけないと
シャイモン・フンスー演じるパパが幾度かそう話すのを聞いて、
本作の世界観をなんとなく理解しました。
冒頭から引きのある槍エピソード且つ
キアヌ版エクソシストか!?と言わんばかりの悪魔退治シーンで
グイッと本作に引き込まれました。
アクションシーンはさほど派手ではなく、割と肉弾戦が多いなという印象です。
ラストも頭脳戦的な感じなので、ド派手なアクションを期待していると
肩透かしをくらっちゃいますが、私はこれはこれで楽しめました。
レイチェル・ワイズ演じるアンジェラの美しさもさることながら、
ティルダ・スウィントン演じるガブリエルのキャラクターがすごくよかったです。
ガブリエルに足蹴にされるキアヌ演じるジョン・コンスタンティンの図、おもろいです。
本作、続編もつくられるそうなので、観てみたい!というのが鑑賞動機ですが、
観ておいてよかったです。続編が楽しみになりました。
つまんない
それにくだらない。何が自殺にしたら地獄に落ちる・・だ。支配者が奴隷に自殺されなくないから言ってた迷信じゃねえか。その癖 自己犠牲は自殺じゃねえってか?フッ・・ 支配者層が一般層を奴隷化するための洗脳映画だぜ。
大風呂敷 持ち込んだわりに全然 広がってない。どうやったら面白くなるのかわからず 監督や脚本家や俳優たちが苦しんでる間に終わってしまったという感じだった。もっといい脚本ができてから映画撮ってくれや。この監督はこの後もたくさん映画を撮っているんだが、こんな駄作をつくってしまってどうして仕事をもらえているのか疑問だね。
「天使」「人間」「悪魔」「戦い」というキーワードそのままの作品です...
「天使」「人間」「悪魔」「戦い」というキーワードそのままの作品です。
天使や悪魔の存在や、戦いに使われる武具の設定と描写が細かく、世界観がよく練られており、観ていてワクワクします。
特に地獄や悪魔のビジュアルが生々しいです。
戦いの要素が少し薄かったかも?
せっかく良い題材を扱っていて、武具の設定も充実しているのだから、
アクション要素を強めにするともっと面白かったかなと思います。
エクソシスト・カコイイ・キアーヌ
儀式、聖水、十字架。
天使と悪魔、悪魔祓いの孤独な男。
細かい説明は不要だぜ!
トルコアイス屋のおっちゃんみたいなサタンが良い味出してます。
Yeah...
Asshole...
Ass hole!
当時のVFX満載である悪魔祓い。コンスタンティン役であるキアヌとレイチェルの演技が冴えてます。やたらとレイチェルが濡れて胸やブラが強調されるシーンが多くちょっと不快に感じるが、ラッキーという事にしておきましょう。若い時のラブーフもいつもの感じで役にピッタリだが、神のご加護は無くアッサリ退場笑
大天使ガブリエルの裏切りでマモンが復活し、その後の戦いがあれば満点だったが、それじゃあレイチェル死んじゃって駄目か。地獄をリアルに映像化し、悪魔とタバコの恐怖を植え付ける事に成功した監督に拍手を送りたい。
何故か集中して見た映画
キアヌ・リーブス、カッコいい。
映像もストーリーも最初から最後まで何故か集中できた。
オカルトっぽいけど、気持ち悪いホラーや怖がらせるものではなく、アクションとかSFです。浴できてるのは素晴らしい✨その才能の結果を見て、また、家族と楽しめました、ありがとう❤️
2023 59本目
続編の話がちらほら出てたのでだいぶ久しぶりに
観たが面白かった
キアヌもレイチェルも若い!
なんだろ?ド派手なアクションもスリルもないが単なる悪魔祓いではなく楽しめました。
なんとか続編作ってほしいなぁ
また見たい
悪魔と天使が出てくるキリスト教チックな映画。
なんか引き込まれて、早く続きが見たいと思えた。
若干怖いところがある。急にグロい顔が出てきたり、手首切ったり、、。痛々しいシーン多め。
この世の森羅万象は神が決めてるんだなって思わされる。
キアヌはこの頃もカッコ良い。
キスするかしないかの瀬戸際のシーンが多かった。
雰囲気がありすぎて引く
知識不足で宗教観が無いので、単純にカッコいいアクションと、タバコは体に悪いというお話かなと。
よく言われてる厨二病要素は良さでもあるんですが、悪魔とか知らない人相手にも振る舞いに雰囲気ありすぎで引きます。肺ガンの診察してるだけなのに患者がカッコつけすぎてて、医者も困惑でしょう。
世界観・登場人物が魅力的なエクソシスト映画。
昔何回か観てるが、続編をやるという事で久しぶりに鑑賞。
キアヌが若い!レイチェルがかわいい!
ティルダが天使役ピッタリ過ぎて最高!
ルシファーのキャラクターもイイ!
てか、シャイヤいたんだ!笑
エンドロールの後のシーンも気になるー!!
当時はまだこの手法は珍しかったらしい。
続編もっと早く作るべきだよー、、、
みんな歳とっちゃったよ、、、、
色々細かい説明無しに進む所もあるけど、すんなりストーリーに入れるから観やすい。
とにかくキアヌがカッコイイ!
悪魔の手下達のビジュアルはエグイので、苦手な人は薄目で観るといい。(私もそうした)
あと、あのキスしそうでしないジレンマが伝わってジワジワくる笑
原案はDCコミックスなのね。
続編早く観たい!
【”運命の槍。そして、神の御業は謎めいている。”若きキアヌ・リーヴス、レイチェル・ワイズ 、シャイア・ラブーフ、ティルダ・スウィントンのお歴々が魅力の作品。】
ー 私は、スマホでネット検索は殆どしないが、映画だけは時折観る。すると、御存じの通り、AIにより所有者の嗜好に合わせ、ニュースを流してくる。で、少し前に”「コンスタンティン2」製作開始か?等という、ニュースが来て”「コンスタンティン」って観たことないな、と思い鑑賞。
■特殊能力で異界の者を見分け、その撃退を続けてきた孤独な霊界探偵ジョン・コンスタンティン。(キアヌ・リーブス)
ある時、天国と地獄のバランスが崩れようとしているのを察知した彼は、女性刑事アンジェラ(レイチェル・ワイズ)の双子の妹イザベルの自殺もそれに関係していると見て、彼女と行動をともにし始めるが徐々に、サタンの息子マモンが天国と地獄と人間界の狭間を破り、人間界に降誕しようとしている事を察知する。
◆感想
・悪魔祓いのジョン・コンスタンティンを演じる若きキアヌ・リーブスが、過去の所業よりも15歳から毎日30本を煙草を吸っていたために、末期の肺癌に侵されている設定や、(それにしては、元気である。劇中でもスパスパ吸っている。吸いすぎだろ!)地獄や天国に所属している”ハーフブリード”という介在者の設定などは、面白い。
ー 天国の”ハーフブリード”である、ガブリエルを演じたティルダ・スウィントンの不老の姿に驚く。ついでに言えば、ジョン・コンスタンティンを慕い、弟子にしてもらいたいチャズを演じたシャイア・ラブーフの若さに驚く。(美青年じゃない!。君は、今作後、クスリと酒を遣り過ぎたんだね!洒落になってないぞ、シャイア・ラブーフ。)-
・物語としては、VFX満載のオカルトテイストを出そうとしているのだが、効果的かと言うと、そうでもなく、色々と突っ込みながら鑑賞した。
・ラストシーンでの、ジョン・コンスタンティンとサタンの遣り取りと、コンスタンティンの“自己犠牲”の結末はナカナカだったかな。
<今作、本当にパート2が出るのかな。楽しみに待っております。(やや、投げやり・・。)>
全105件中、1~20件目を表示