「数時間の自由」罪人たち MARさんの映画レビュー(感想・評価)
数時間の自由
双子のギャングが当時タブー視されていた娯楽を集めた酒場を開いたが、そこに招かざる客がやってきて…といった物語。
あまり予備知識を持たずに観たが…前半の印象としては、この時代に根強く残る黒人差別を題材にした社会派ドラマといった流れ。
双子も必ずしもキレイな人生を送ってきた訳では無さそうだが、燻る仲間達と自由を楽しみたい…そんな想いを感じながら観ていたら…ビックリする程の急ハンドル!!
ちょっと唐突過ぎて驚いたな…。
結局先住民の人達は正義(?)だったってこと?
っていうかアンタどこから来たのよ!?
後半は後半で、スリリングだしアツいし…で面白くはあったが…。
歌やBGMもとても良かったが、何と言うか、個々は美味しい食材だけど混ぜ合わせたら、う〜ん…って感じの料理が出来上がっちゃったみたいな印象でしょうか。
それでも終始、そこそこの長尺でも飽きさせるような場面は全然無かったし、怖い場面興奮する場面もありで面白い作品だった。
でも、最後やたらとサミーを皆で守ろうとしたのは何故?彼の歌がどうたらこうたらが関係してる?
んで、エンディング。スタックはわかるが彼女がいたのは…!?助かってたのか?
そして「数時間の自由」…中々にグッと来た。
それだけに、全編そういうドラマ作品で良かったのに〜、、、と最後の最後で思ってしまった。
それにしてもブルース、カッコよかったです!!
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