「タランティーノがヴァンパイアもの作るとこうなるかも。」罪人たち t2lawさんの映画レビュー(感想・評価)
タランティーノがヴァンパイアもの作るとこうなるかも。
なんの前知識もなく選択した本作。1930年代のアメリカ南部を舞台にした、驚愕のヴァンパイアものだった。しかもブルース音楽が復活させちまうという世界観。その後の阿鼻叫喚ぶりはタランティーノの香りさえする。よくできた三題噺のように、なかなか牽引力あるシナリオで、今年の拾い物の一本だ。黒人映画だし、ヴァンパイアだし、監督や出演もほぼマニア好みで、日本じゃ公開されたことが奇跡かもね。
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t2lawさんのコメント
2025年6月26日
ロドリゲス監督&タラ脚本のは2017年12月に観ております。
本作は「南部の黒人たちが迎え撃つ側」という設定、「神業のブルース音楽で吸血一族が復活しちまう」という異常設定。のあたりで、ヘイトフルエイト的なタランティーノ演出を観たいと思った次第であります。