「ブルースとホラーの融合。IMAX推奨」罪人たち bionさんの映画レビュー(感想・評価)
ブルースとホラーの融合。IMAX推奨
数少ないIMAXスクリーンに足を運んで正解。ブルースは体で感じる音楽ということを思い出させてくれるミュージックシーンの数々。
ブルース酒場のダンスシーンは圧倒的。ブルースにとどまらず、タンゴあり、京劇風ありといつの間にかワールドワイドなエンターテイメントショーを目の当たりにする。
「未来とも融合」というナレーションともにヒップホップダンスやラップも登場して、まさに古今東西のダンスショー。
音楽好きの自分にとって、この時点で料金回収。
ホラーパートへの入りもいい。アメリカ南部のブルースに対して、アイルランド民謡を歌うヴァンパイヤ。吸血鬼の生みの親であるブラム・ストーカーもアイルランド生まれ。
獲物である人間から招かれないと家に入れないという古典的な設定が、この作品では効果的に演出されている。
言葉巧みに招き入れようと策を弄するヴァンパイヤに対して冷静に対処する人間側。あの言葉で結界が壊れるとは、面白い。決戦への号砲みたい。
地平線が見える綿花畑を一直線の進む道。助手席でブルースを歌うプリーチャー・ボーイ。
ここのショットがたまらない。
音楽もホラーも大好物の自分にとって、ヨダレがでる傑作でございます。
そういえば吸血鬼もヨダレを出してた。
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