「“悪魔と取引せずともBluesを手に入れていた男の物語”な映画」罪人たち stoneageさんの映画レビュー(感想・評価)
“悪魔と取引せずともBluesを手に入れていた男の物語”な映画
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魔法のギターとギターテクで、本当に悪魔を魔界から呼び寄せてしまったミシシッピー・デルタ地帯のある恐怖の一夜の物語。
最初のエンドクレジットのあと、Buddy Guyの生ギター演奏が聴けます。
*正直、ホラー映画としてのカタルシスを期待するとかなり肩透かしな作品でした。タランティーノやロバート・ロドゲリス的なものを勝手に期待していました笑
*ロッテントマトの評価がえらく高かったので、平日休暇の昼間から割引も利用せず、正規料金2000円を払って鑑賞したけども、個人的にはそれに見合う満足度は得られませんでした。鑑賞前に早まってパンフレットを買わずに良かった笑
*ハーモニカとピアノを弾いていたあのオッチャン…風貌がどこかSony Boy Williamsonみたいなのが、ずっと気になってしょうがなかった…笑
*どうも、この監督さんの作品とは相性が悪いのか、あまり面白いと思ったことがない気がする笑
とにかく、テーマ性を出したいのかも知れないが、どれもこれも表面的で、深みが無いというか…。例えば、ラストに近いKKKの襲撃場面だけど、これが全然恐ろしくない!もし、あれは「単なる白人の酔っ払い集団」なんて設定が与えられていたら、たぶんそういう風に信じて観ることが出来たと思う。
そして、“ブルース”を扱っていたけれども、既視感のあるシーンばかりで残念でした。
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