インサイド

まあそうなんだけど、自分が体験するのと俯瞰で見るのは違いますし、ウィレム・デフォーを見ているだけで退屈でした。

ニューヨークの高級マンションのペントハウスに絵画泥棒（ウィリアム・デフォー）が忍び込む。
無人だったが、安全システムのエラーで、泥棒は閉じ込められてしまう。
電気と水道は使えず、食料も少ない。
これだけの話では長過ぎる。

なるほど、アメリカ映画じゃない
コレが日本映画ならもう少し暗くなりそうだな〜

芸術にとことん向き合うにはこのくらいの状況がないとダメなのかも
例えば映画、『エヴァンゲリオン』をこんな状況で観たとしたら気がふれてしまうかもしれない

岡本太郎作品は最後まで理解できないだろうしピカソも分からない
でも向き合ってみたい気もする、たまに美術館へ行くけど何となく歩き回っているぐらいで私にはちょうどいいのだ

それくらいでちょうどいいのだ

中に入ればリラックス出来て最高なマイハウスだが、
外に出られなければただの檻。
ペントハウスの屋根の上は屋上。
結局逃れられない。