劇場公開日 2025年11月28日

兄を持ち運べるサイズにのレビュー・感想・評価

全129件中、21~40件目を表示

4.0関係の締めくくりは美しく

2025年12月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

満島ひかりさん、相変わらず素晴らしい演技でした。彼女の出演作は今後も観続けたいと思いました。原作の村井理子さんの文章が、ところどころで使われてますが、丁寧で的確でほんのり情緒的。素晴らしい力量ですね。よかったです。近頃、映画で泣かされてばかりです。

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TT

3.5うその裏側、うそを許せない裏側

2025年12月4日
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鑑賞方法:映画館

柴咲さんもオダギリさんも満島さんも、とてもよい年齢の重ねかたをしているなあと思った。無理している感(無茶している感)がなく、自然体にみえてとてもよい。

しかし生活保護の審査がされていたということは、あの子の環境を行政も把握していたと思うので、生前からなにかしらの支援はできなかったのだろうか、とちょっと思いました。

主人公がすこし冷たいというか、他者への思いやりのない感じに描かれていて、それでいてちょっと過剰なくらい嘘に敏感なところもあったりして、なんだかんだでいちばんこじらせていて、それはたぶん幼少期の環境なども影響していると思われ、いやもう子どもっていうか人間育てるのってほんとおそろしいわ、とあらためて思う。

『文章で思考する』タイプのひとのあたまのなかをとてもうまく視覚化していて、とてもよかったです。

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kikisava

3.5⭐︎3.9 / 5.0

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

12月3日(水) @映画館
兄を持ち運べるサイズに
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記憶に残る「自分だけのその人」に支えられて過去の日常が永遠ではない「儚さ」に気付く🙂‍↕️骨骨新幹線🚄は「こだま」でしたw
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まー。

3.5家族の“ほどけていく気持ち”を静かに描いた物語

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

突然の訃報をきっかけに、長いあいだ距離を置いていた兄と向き合うことになる主人公・理子。その姿を見ながら、「家族って、こんなふうに簡単には割り切れないよね」と静かに胸が締めつけられました。
大きな事件が起こるわけではなく、淡々とした時間が流れていくのですが、その中に“生きていた証”や“すれ違いの痛み”がにじんでいて、気づけば感情がゆっくり動かされていきます。

とくに印象に残ったのは、散らかった兄の部屋の片付けを通して、理子が兄の知らなかった一面を少しずつ知っていく場面。重たさと優しさが入り混じっていて、自分の家族のことまで思い返してしまいました。
スローテンポな物語なので、じっくり味わうタイプの作品が好きな人向けではありますが、“わだかまりのほどけ方”がとても丁寧で、観終わったあとにそっと心が温まります。

家族に対する感情って、うまく説明できないけれど確かにそこにある――その曖昧で複雑な気持ちを優しく描いた、とても静かで余韻の深い作品でした。

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藤宮・アーク・紗希

3.5いい人だけどダメ人間

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

妹目線VS嫁目線の対立とか、もうちょっとたっぷり見たかった気も
眼鏡コウさんが美し可愛いかった。

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みのまる

3.5その兄は存在した

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

好きな邦画『湯を沸かすほどの熱い愛』や『浅田家!』の中野量太監督の5年ぶりとなる新作なので鑑賞。
人によっては好き嫌い分かれるかも知れない作風。主人公が作家だけに、心情がタイプライターされる。
村井理子が自身の体験をもとにつづったノンフィクションエッセイ「兄の終い」の中のセリフが今作のタイトル『兄を持ち運べるサイズ』になっている。
と言うことはホントにいたのか、、、あの兄貴。

今回 "親" を演じた三人、柴咲コウ(本名:山村 幸恵)も44才、オダギリ ジョー(本名:小田切 譲)も49才、満島ひかりも40才だ。
しかし表情豊かな満里奈役の青山姫乃(nicola専属モデル)、良一役の味元耀大(呉美保監督に『ふつうの子ども』で抜擢)など若手の俳優が育っているのも感じる1本。

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ナイン・わんわん

3.0内容が薄い

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

嘘つきで生活力がない兄が、急死した。
葬儀と後片付けのために、遠い東北の地に出かけた妹と、兄と別れた前妻と娘との4日間。
どうしようもない兄だったが、後始末をするうち、生前の思い出がよみがえり、改めて家族の絆に思いをはせる、という話。
悪い話ではないが、わざわざ映画館に足を運んで見るには、淡々として、あまりにも内容が薄い。

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ファランドル

1.5ふぅ〜

2025年12月3日
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単純

観終えて吐息が漏れた。
この感じが何度続いているだろう。
ちょっとしんどくなってきた。

ラストの方で怒涛の4日間とか言ってたが、は?
この程度で?
原作者の実体験らしいが、単なる自己満の日記としか思えない。
ユーモラスなところがあるわけでもなく、感動的なわけでもない。
そもそもオダギリジョー演じる兄がクソでしかなく、全く感情移入できない。
それをなんとか良さげに誘導しようとするのは、感動巨編にするためか?
大いに鼻白んだ。
原作者は存じ上げないが、この原作自体の評価は高いのだろうか。
少なくとも私は手に取る気にはなれない。
それに蛇足ながら、句点多すぎない?

最近、ネトフリのドラマを観ている。
最近観た映画より数段おもしろい。
若者は映画を観ないらしいがさもありなん。
プロジェクターを買って自宅をホームシアター化して
アマプラやネトフリのドラマを観た方がいいのでは?と感じ始めた。

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みみず

4.0迷惑な兄も思い出すと、とってもいい兄になってたりする。誰にも共感できる、ちょっといい話。

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

疎遠だった兄の突然の訃報。
遺体を引き取りに行く妹は、道すがら過去を思い起こす。
荼毘に付された兄は、持ち運べるサイズになった。

冒頭からめちゃくちゃ嫌で厄介者の兄だが、母親からは愛され嫉妬していた妹。
久々に普通の人役の柴咲コウの少し天然であったかい演技が、とってもいい雰囲気です。
ちょっと控えめで甘えん坊っぽい「妹」という感じがよくでてます。
対する兄のオダギリジョーが、そのユニークなパブリックイメージにちょっと近い?(失礼)役柄で、いかにもぴったり。
回想シーンでのリアルな兄は、本当にしょうもなく、迷惑かけられて嫌われるのも至極当然。
しかし、終盤、みんなが思い起こす「いい部分のイメージ」の兄には泣かされる。

誰にもあるような感情、家族への想いをうまく描いていて、いい話でした。

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ITOYA

4.0焼きそば

2025年12月3日
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オダギリジョー、ハマり役

クズなんだけれどなんだか憎みきれない感じが良い
嘘つきなんだけれど嘘の中にもちょっぴりなホント

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M U

4.0脚本とキャストで決まるらしい。

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

癒される

何かで、脚本が良く、キャストがぴったりなら、良い映画になることは、決まってると聞いたことがある。
この映画は、まさにそれ!
もちろん脚本が良いのが前提だし、土台だけど、ダメダメの兄貴役のオダギリジョー、
その妹、小説家の柴咲コウ、元妻の満島ひかり、その娘、そして、ダメ兄と一緒に暮らしていた良一くん、皆、ぴったり、そして自然なんですね。とくに良一くん、ほんと自然で泣かせる。私好みの映画、私は本年の邦画No.1です。

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ハル

3.5普遍的なテーマ

2025年12月3日
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鑑賞方法:映画館

人はいずれ死ぬ、という普遍的なテーマを感じた。

クズ兄に振り回された妹と妻や子達。
オダギリ・ジョーさんのクズっぷりが実に板についている。
「湯を沸かすほどの熱い愛」と同じ中野量太監督。

コメディタッチであるにも関わらず、あちこちで笑いと涙が交錯するような作りにも関わらず、私はこうやってジタバタしていても人はいずれ皆死ぬし、人生って短いとか、その儚さとか悲しさを感じてしまった。
結果、人の一生はその人だけのものだし、だとしたらやはり今日を精一杯生きねばならないだろうとは思えた。
精一杯は無理だとしても、死ぬまでは生きるしかないし。

役者さん達は皆さん適役だと思った。
子役さんも上手。
ラストシーンは特に印象に残った。

突っ込みどころは沢山ある。
でもあえて突っ込まないで、流していい作品なんだと思う。

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Ruby

3.5出演者さんがみんな素晴らしい。 最初は涙そそられる場面がいくつかあ...

2025年12月3日
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出演者さんがみんな素晴らしい。
最初は涙そそられる場面がいくつかあったけど、結局コメデイだと途中で気づきました。
人は何れ死ぬ、家族も終了していく。家族とは・・・そんな疑問を持った時に、
もう一度観たい映画。

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下弦の月

3.0違う目線から見た家族の新たな姿。

2025年12月2日
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泣ける

癒される

オダギリジョーは、『月』『夏の砂の上』から、ガラッと違った演技で、ホントはこんな人?って思える良い演技でした。
元嫁からの違った目線で見た、嫌いだった兄の新たな姿の発見。
みんな家族って、何気なく過ごしているようでいろんなことを抱えている。
柴崎コウが最後に号泣するように、家族に対しても新たに考えさせられる映画でした。

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ドアラッキー

2.0残念に感じました

2025年12月2日
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単純

結論として面白くなかったです。
役者さんは全て好きな俳優さん達でしたが残念でした。
生前の「兄」の所業を覆させる決定的な出来事も無いなかで、いつの間にか「本当はいい人」になっていて空々しく感じた次第です。

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のっぴー

4.5あなたは家族の呪縛を支えに昇華できるか

2025年12月2日
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予告編を観てホーム・コメディかと思っていた。
おまけに「ダメ親父」「クズ男の兄」の役でオダギリジョーという設定は、今までに何度か観た記憶があるし、もう賞味期限切れではないか? 観なくても良いかな? と。まぁでも柴咲コウと満島ひかりの芸達者が久しぶりに前面に出ているし、せっかく新宿に『ゴールデンカムイ』を観に来たので、1本だけじゃもったいない。せっかくだからもう1本観ておくか、時間も合うし……程度に高を括っていた。

序盤のオダギリジョーのクズっぷりはスクリーン越しに首を絞めてやりたいくらい。西のダメ親父・クズ男はディカプリオ、東のそれはオダギリジョーで確定だ。
あーそうか、監督の中野量太は『湯を沸かすほどの熱い愛』の監督か! 道理で同じ世界線でオダギリジョーを起用したわけだ。

それが見事にやられてしまった。
今年観た邦画の中でベスト10に入るかもしれない。
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まず技術論から。
この映画、ともかくショットが美しい。美しい景色が写されているのではなく、人、もの、空間の撮り方が極めて映画的で心地よい。
最初に引き込まれたのは、40年前のレストランで、順に写される食品サンプルと主要キャストの名のコンビネーションだ。これは言葉では伝えられないので観ていない人はぜひ御覧いただきたい。
こういった感覚で撮影しているから、あらゆるシーンのアングル、俳優のアップ・引き、すべてに安心し信頼して観られる。
監督とシネマトグラファーは、めちゃくちゃオーソドックスな名作を山ほど観てきたんだろう。
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そしてテーマへ。
誰にでも生物学上の家族として、父母は必ず居る。
場合によっては兄弟姉妹が居るかもしれないし、子、あるいは孫、その他にも血縁親族が居るかもしれない。その親族と婚姻によって結ばれた人びとも社会的家族として居るかもしれない。

その独特の家族関係の中で育った自分の内面には、曰く言い難い「家族同士のわかり合えなさ」 があり、程度の差はあれ拭い難い感情や確執を持て余している。

だから誰もが、「家族」というものには一家言を持っている。
そして「家族の物語」に触れた時、無意識のうちに良くも悪くもさまざまなハレーションを自動的に引き起こす。
これがあなたが持つ束縛、もっと言えば呪縛の正体だ。

だが、その呪縛が自分の出生~成長とほぼ一体となって培われたものである以上、まったく別の人生、別の家族関係、別の記憶を生きることはできない。

だからその家族関係に呪縛を見るのか。支えを見いだすのか。
それは単なるすり替えではなく「一番向き合いたくない他者としての家族」に向き合い、----それは同時に自問と内省によって自分に向き合うことなのだが---家族の中に自分を見、自分の中に家族を見る、「その溶け合った化学反応としての自分」の存在を知るプロセスとなる。

この作品は、派手な事件やエピソードは一切ないけれど、理子(柴咲コウ)にとっても、加奈子(満島ひかり)にとっても、満里奈(青山姫乃)にとっても、良一(味元耀大)にとっても、自分の呪縛を発見し、辛い直面を経て昇華し、支えにしていこうとそれぞれが静かに決意する魂のプロセスの物語である。

終盤、図書館のレストランで良一が理子に「あること」を訊くシーンは不覚にも落涙した。
それは、人生の中で誰でも直面しうる自責であるし、少年の吐露だけによけい胸に刺さる。

女の子で芸達者な子役は多いが、男の子でここまで出来る役者は初めて見た。

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LukeRacewalker

3.0ファンタジーだね

2025年12月2日
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笑える

 原作は未読。困った時だけ家族を頼り、その他は自分勝手に暮らしている兄を許せない妹の気持ちはよく分かる。元妻が、別れた夫にまた会いたくなる気持ちは分からない。会いたいと思うと兄が見えるのはファンタジーだが、オダギリジョーのとぼけた可笑しさで面白く見られた。ただ、感動はしなかった。

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セイコウウドク

5.0家族ってなんだろう

2025年12月2日
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とても良い映画でしたが、
身につまされるというか、実際に身内にあんな者がいたら楽しめない。

母は寅さんが大嫌いだった。
父が寅次郎みたいなトラブルメーカーだったから。
葬儀の前には泣き崩れていた。夫婦にしかわからないことがたくさんあったのだろう。

柴咲コウ、オダギリ・ジョー、満島ひかり、中野量太、
集客力ないのかなぁ、公開第一週目なのに貸し切り。

支えであり呪縛ではない。

家族っていいなって思わせてくれた。

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大吉

4.0妹のバイアスと誤解 ~兄はつらいよ~

2025年12月2日
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泣ける

笑える

癒される

 原作はノンフィクション・エッセイ「兄の終い」(著者:村井理子)

 時はコロナ過以前。
 3.11から復活した東北(塩釜市・多賀城市あたり)が舞台。

 全体的に登場人物が少なくてわかりやすい作品です。
 主演は柴咲コウさんですが、リコの兄(オダギリジョー)の元嫁カナコ役の満島ひかりさんもほぼ主演でした。
 満島ひかりさん、演技を超えて本当に笑って本当に泣いていたように見えます。
 終盤、満島ひかりさんが骨を手掴みするシーンがあります。『川っぺりムコリッタ』(2019年)を思い出しました。

 冒頭の少年のシーンが、いったい何なのか、それが最後にわかってスッキリします。
 リコの想像にも変化があり、笑えたし泣けたしで大満足です。

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Don-chan

3.0ちょっとつらい

2025年12月2日
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鑑賞方法:映画館

映画としては上手いし、たぶん良い作品だと思う。

ただ……
黙って借金増やして、嘘ついて、借金を家族・血縁に押し付ける兄ってのを、死んだら美談にされても……
親族に現在進行形で迷惑をかけられている立場である、私のような人間にとっては共感できず。
「死んでくれたら、『いいところもあった』と、思う日が来るかもしれない」
などと思えたのは収穫だった、と思い込むようにしよう。

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コージィ日本犬
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