「やっかいごとを片付ける」兄を持ち運べるサイズに 北枕寝二さんの映画レビュー(感想・評価)
やっかいごとを片付ける
いつもの映画館で
スタンプが6個たまってロハ 嬉し
かねてから観たいと思っていたが
TOKYOタクシーとか平場の日とか
あぁ前日のバックホームは余計だった
今週終わると知り駆込観賞
18時開始 仕事終わりでホントにダッシュ
舞台が多賀城との情報を
地元のラジオで聞いていた
この監督の作品はそこそこ観ている
湯を沸かすほどの宮沢りえのお玉シーン大好き
殴られていたのはオダギリだったような
この映画でもダメっぷりが見事だった
彼は自転車が似合う しかもママチャリ
柴咲コウはでっちあげの快演ぶりが
記憶に新しい こういう文系女子も似合う
内容は極めてあっさりで
なぜ多賀城だったのかというところは
ちょっとよくわからなかった
生活保護の職員が彼の人となりを
語るシーンがあって
あの人はこういう活動をしていたんですよとか
彼にはほんとに世話になったんです
みたいな人が現れたりするのかと思いきや
全然そうではなくて
震災との関係とかも特になく
現実ってそんなもの
それこそ映画になるような話など滅多にない
むしろ何でもない
どちらかというとやっかいごとを片付ける
長いお別れもそうだったような
この監督はそういう題材が好きなのだろうか
骨シーンは湯を沸かすのラストと相通ずるような
旅先のなんてことないホテルの朝食の描写
席を一緒にする相手が変わったりする
あ 最終日はパンなのか みたいなことを
丹念に描いていてこういうのが好み
やっぱりPARFECT DAYS的なもの
観ている途中で
冒頭のシーンって何だったのかとぼんやり思った
最後に解決してスッキリ
満島ひかりが新幹線の降り際で
かなり大事なことをしゃべったような気がする
早口だったのか回りくどい言い回しだったのか
すっと意味がとれなかった
お金がないから幸せでないわけではない
というのは違う みたいな どっちだ
原作を読んでみようかな
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