「妹のバイアスと誤解 ~兄はつらいよ~」兄を持ち運べるサイズに Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
妹のバイアスと誤解 ~兄はつらいよ~
原作はノンフィクション・エッセイ「兄の終い」(著者:村井理子)
時はコロナ過以前。
3.11から復活した東北(塩釜市・多賀城市あたり)が舞台。
全体的に登場人物が少なくてわかりやすい作品です。
主演は柴咲コウさんですが、リコの兄(オダギリジョー)の元嫁カナコ役の満島ひかりさんもほぼ主演でした。
満島ひかりさん、演技を超えて本当に笑って本当に泣いていたように見えます。
終盤、満島ひかりさんが骨を手掴みするシーンがあります。『川っぺりムコリッタ』(2019年)を思い出しました。
冒頭の少年のシーンが、いったい何なのか、それが最後にわかってスッキリします。
リコの想像にも変化があり、笑えたし泣けたしで大満足です。
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おつろくさんのコメント
2025年12月2日
共感ありがとうございます!
東日本では火葬したらほぼ全部を骨壺に納めますが、西日本では主な骨だけで小さな骨や灰は納めなかったり分骨したりするので、二回りくらい小さな骨壺です。理子の故郷も加奈子の生活の場も中部地方なので、骨壺が大きく感じて分骨を思い立ったのかなと類推しました。
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