運送ドラゴン　パワード人間　バトルクーリエ

解説・あらすじ

アームレスリングの元日本王者でアクション俳優の大東賢が手がけた特撮アクションコメディ。運送業のアルバイトで生計を立てていた大東自身の実体験をもとに、誤配やパワハラ、ドライバーの高齢化や人手不足といった問題が随所に盛り込まれ、配送員の悲哀や奮闘ぶりをリアルに描いた。

西暦2050年の日本。世界の総人口が100億人を突破し、人類は食料や水資源、エネルギーの供給を維持するため月面へと進出した。宇宙事業は軌道に乗り、人類が新たな歴史を刻んでいたその頃、「ゴッハイ」（誤配）と名乗る闇の武装勢力が人類に攻撃を仕かけてくる。運送業者「大東寺トランスポート」のアルバイト配送員・美剣疾風（みつるぎ・はやて）は、社長命令で安物のパワードスーツを身にまとい、ゴッハイや地球侵略をもくろむ宇宙人との戦いに挑むことになる。

大東が自ら主演を務め、特撮ヒーロー映画界のレジェンドともいえる藤岡弘、と堀田眞三が、声の出演で参加。謎の正義のヒーローの声を藤岡、地球支配を企む暗黒宇宙大帝の声を堀田がそれぞれ担当した。

2025年製作／83分／G／日本