娼生

劇場公開日:

娼生

解説・あらすじ

台湾で児童売春や人身売買が横行していた時代を背景に、娼館で働く人々の現実を描いた人間ドラマ。夢を捨て娼婦として生きる覚悟を決めた姉と、そんな姉がどこかで夢をかなえていると信じて探していた弟の再会と、彼らに待ち受ける運命を描いた。

歌手になる夢をかなえるため、祖母の反対を無視して台北へ出たフォンだったが、騙されて娼婦として日本に売り飛ばされてしまう。数年後、台湾に戻った彼女は、年老いた祖母が認知症を患っていることを知る。罪悪感に苛まれたフォンは、家に戻らず娼婦の仕事を続け、ひそかに仕送りをして贖罪に励むことにする。一方、フォンの弟ユーミンは警察官となり、台北でフォンを探していた。いつか売れっ子歌手になった姉と会えると思っていたユーミンは、娼婦になった姉と再会する。

映画「呪葬」などに出演したジーン・カオがフォン役を体当たりで演じ、製作総指揮や主題歌も担当。監督は、これが初長編作品となるブルース・チウ。

2023年製作/100分/PG12/台湾
原題または英題:鳳姐 A Girl Out of the Country
配給:ライツキューブ
劇場公開日:2025年5月23日

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5姉さん探して花蓮→台北の警官に

2025年6月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

花蓮(台湾の田舎の設定)から歌手を目指し売られた姉さん 警官になって姉さんを探し出したものの…
日本でもよくある話のような展開で、骨🦴で…
もう一つパンチが欲しかったかな〜 姉さんは16歳の自分の過去に被せたんだろうが

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ろくさん

4.0生きて故郷に帰れない

2025年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

娼婦に染まってしまったら物理的に逃げられても、後ろめたさで故郷に帰ることができない。
最後ととても感動しました。

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チャーリー

3.0ラストでは、ちょっと泣きそうに

2025年5月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

歌手になることを夢見て、貧しい山村から台北に出てきたが、結局は売春婦となった女と、警察官になった弟が出会う、台湾映画。
ポスターはかなりエロいが、裸は一切出てきません。
心情的に日本映画に近いウェットなものがあり、ラストでは、ちょっと泣きそうになった。

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ファランドル

4.0昭和の、東映プログラムピクチャー二本立て興行の、エロ寄りの一本。

2025年5月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

80年代から97年の公娼制廃止ごろまでの台北。モグリの茶館の売春婦を主人公にしたドラマ。雰囲気は溝口健二監督の『赤線地帯』(1956年)。それぞれの事情を抱える女たちの群像劇。田舎から歌手に憧れ、騙されて日本に娼婦として売られていった主人公を軸に、東映映画のようなテイストで描かれる。どちらかというと、ポスタービジュアルに惹かれ、期待もしてなかったが、結構な佳作だった。

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t2law

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