「スピンオフ作品とはいえ、世界観はジョン・ウィック シリーズを完璧に踏襲、すごく面白かった!」バレリーナ The World of John Wick Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
スピンオフ作品とはいえ、世界観はジョン・ウィック シリーズを完璧に踏襲、すごく面白かった!
ジョン・ウィック同様、アナ・デ・アルマスさん演じる主人公イヴがひたすら死闘を繰り広げ、恐ろしい人数を○しまくる圧巻のアクション巨編
アナさんがメチャクチャ頑張ってます、の一言に尽きますかね、キレッキレのアクションがすごく似合っていて、最高にカッコいい
特に前半のクラブでのバトルシーンが本作で最初の凄まじいシーンだったのでとても印象的でした
そして暗殺者としてのファースト・ミッションからとんでもない火炎放射器バトルまで、アナさんが蹴られ殴られ刺され、とボロボロになりながら徹底的に闘い抜く怒涛のアクション巨編、見ごたえ満点でした
が、自分も含め世界が熱狂(笑)した『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2019)でアナさんが演じたキューバのエージェント・パロマ登場シーンとどうしても比べてしまい、その衝撃度には及ばなかったな、という印象です(比べる事自体が野暮だとは思いますが)
007では新人エージェントで可愛らしい超陽キャの彼女が大胆スリットのドレスから綺麗な脚を繰り出して敵を蹴り倒したり両手マシンガンをぶっ放すのが最高にクールでしたそれに比べ本作では寡黙で終始 眉間に皺を寄せていて、常に暗めのパンツ&ジャケット姿でズタボロになりながらひたすら闘い続ける復讐の女神なのでそもそも全然違うんだけど、個人的にはアナさんの最高にキュートな魅力が封印されていたので残念ではありました
そしてダイナミックで圧倒されるアクションもさることながら映像も◎、美しいロケーションや色使い、いちいちキマるスタイリッシュな画作りにこだわりを感じます
ジョン・ウィックは今回は「Yeah」だけじゃなくて、まあまあ喋った(笑)
でも無理やり出した感があったかな
興行的にはイマイチみたいだけど、明らかに次に続くシリーズ化必至の内容だったので、次回作ができるき事を楽しみにしています