映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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F1オタクのガチレビュー
まず、今まで『フォードvsフェラーリ』や『グランツーリスモ』等、いくつかの様々なレース映画が作られてきたけれど、『F1®』はダントツでリアルでモータースポーツをしっかり感じられた!
デイトナのシーンから始まり、プライベートテストでF1が初めて映った時の感動は初めてF1を鈴鹿で観た時のものに非常に近かったです。
「やっとこんなしっかりしたモータースポーツの映画が...」と感情的になりました。
大体の主要なシーンはどれも実話に基づいており、詳しい人は「あの時の事件か...」って思えるかも知れません。
ストーリー的には3時間という時間を感じない程にスムーズで、のめり込みながら次の展開を予測、楽しみにする様な感じでした。
「単純すぎるだろ!」とツッコミたくなる気持ちも分かりますが、初心者とファンの見やすさと面白さの中間点を上手くとったところだと思います。
実際にブラピが運転して撮影されたのは本当ですが、本物のF1マシンではなく「改造されたF2マシン」です。
それでも250k/h程は出るのでやはりブラピは凄いですね...(衰え知らずすぎる!)
ちなみに、映画公開後に現行のF1マシンをドライブしていました!
しっかり乗れててほんとにびっくり笑笑
あと、CGは使われていない言われてますが
CGはしっかり使われてます。
全てのGPで撮影が行われた訳では無いのと、
‘’レース中のシーンは全てCGです‘’!!
〜F1を知らない方へ🔰〜
初心者の方でもF1のルールや面白さを十分に理解できると思います!
「へぇーそんなルールなのか!」
「こんな音してるんだ!!」
「F1ってそういう競技なのか」
「それで死なないんだ...」
って感じに思えると思います。
全くF1を知らない人も観たあとはどうやってF1の放送を観るのか、日本GPのチケットを調べることになるかもしれません。
(日本GPのチケットの情報は9月頃解禁です!)
〜F1ファン向け(残念・ダメ出しレビュー)〜
ハミルトンが主軸となって指導をしただけあって、大体の点がリアルですがたまーに「へ?」ってシーンがあります。
まずはベースはF2なのでアフターファイヤーが発生するんですが、それをCGで消さずに逆にカットとして切り抜いて目立たせていたり、
レース中なのに背景を見たらホームストレートをトラクターが走っていたり(撮影時間の関係で仕方ないのかもしれませんが)など少し困惑するシーンが割と残っていました。
〈総括〉
F1を知らない人もF1ファンも絶対に映画館で観るべき映画だと思います!!
家で見るのは甘いです!!!
是非近くの映画館に駆け込んで頂きたいです!
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『おすすめの鑑賞方法』
それからIMAX、4DX、screen X、Dolby Atomsに対応しているので、それらの映画館で観ることをオススメします。
普通の映画館では正直音がしょぼかったです
F1の轟音で暑気払い
ブラピ氏は直球ど真ん中の正統派ヒーローではなくてちょっと斜な役が好きなのかな。本作で演じるのはぶっちゃけ一時代前に終わってるおじさんドライバーだ。でも、ブルージーンズがほんとに映える、いなせな彼が演じると、さすらいのガンマン、というか、伝説のダークヒーローになる。ソニーのレース戦略はあまりに無茶なので、エンジニアの人達みたいに相当ハラハラしながら観た。
そして終わってみれば、暑い季節に熱いレース。乙な暑気払いだった^^
ブラピの「かっこよさ」を堪能
意外にリアル感がありました!
監督をはじめ主要スタッフは『トップガン マーヴェリック』と同じだけあって、カメラワークと音楽の迫力に圧倒されました。
「セナ、マンセル、プロスト、シューマッハと走った」という台詞から察せるように、50歳を超えたブラッド・ピット演じる元レーサーがF1に復帰するという、大胆な設定。ルールの裏をかいた奇想天外な戦略による、あり得ないようなレース展開の連続だったけど、実際のF1コースを使い、本物の現役ドライバーや監督が他チームのメンバーとして登場することで、意外な程にリアルさも感じました。
通常スクリーンで見たため、個人的にはF1マシンのエンジン音の“圧”をもっと体で感じたかったけれど、映像も音も、十分すぎるほどの迫力で楽しめました。
ハリウッド王道の安定した映画
ブラピ演じる老獪なドライバーと若手ドライバー、そしてチームの成長と成功の物語。恋愛やお色気ももそこそこに、テレビで流れても安心安全な出来栄え。
ブラピはジジィになってもかっこいい。見るだけでも目の保養になる。
緊迫感のある一人称視点のカメラワークや、爆音、そして疾走感を味わえるのは映画館ならでは。
クライマックスシーンでは「よしっ!」とつぶやく人が何人かいた。自分も思わず身を乗り出して、安堵とともに椅子をガタつかせてしまった。
そんな一体感を赤の他人と味わえたのも良かった。
ちょっと気になったのはF1のルールを知らない人が観たらどうだったのか。分からなくても何となく勢いで分かってもらえそうな気がするが、もう少し解説ターンがあっても良かったかもしれない。
迫力と音楽のゴリ押しハリウッド映画
F1の映像はものすごい迫力!コックピットからの映像は凄い良かった!
でもストーリーというか設定は現実にはありえないハリウッドのゴリ押しスタイル。
まず、あれほど大量に故意の妨害をしていたらペナルティは出るし、アイルトンセナが今生きているとしたら約65歳、低く見積もったとしても、ブラピのこの映画内での年齢は55歳くらいだろう。
チームワークとかなんだかんだ言って綺麗事化されてるけど、やってる事は妨害に次ぐ妨害。やはり、F1を見ている人からするとリアリティに欠けて楽しめない部分もある。
トランプもなんとなくカッコいいから出してるんだろうなくらいのノリ。小学生がドラゴンを好むみたいに。
まあ、ストーリーも粗が出まくり(ハリウッドだからしょうがないけど)、でも全然楽しめる作品だった。
リアリティは無いとは思うが、これぞ映画館で見る映画といった感じでとても楽しめた
トムクルーズ?いやいやブラット・ピットだって負けてない!
24時間の耐久レースのル・マンを描いた「フォードVSフェラーリ」
superGTのゲームから実際のプロレーサーになった実話「グランツーリスモ」
そして、今回最速速度300km/hを越える世界最高峰のレース「F1」の映画を、世界中を注目させた「トップガンマーヴェリック」のジョゼフ・コシンスキー監督が今度はブラット・ピットと挑む。
物語は・・・
元天才レーサーのソニーは、チームを持つ旧友との再会により一度去ったF1の世界に戻る。参加する最下位のエイペックスには才能あるが経験が浅いジョシュア共にチームの復活を目指す。
王道・王道・王道のストーリー展開にも関わらず、最高だった。
まずなんといっても、ソニー・ヘイズの人柄に惚れてしまった。
勝つためには手段を選ばず、乱暴で攻撃的な男に見えるが、プロ意識はずば抜けいる。
事前にレース情報を確認するのはもちろん、実際のレース場を歩き、走りコースの細かい特徴まで頭に叩き入れる。レースが終わった後は必ずクールダウンする。勝負もわがままなプレーに見えるが、ただ本当はチームの勝利を最も優先している熱い想いを抱える人物。
これをブラットピットが演じているだけで惚れてしまいます。
ベテランが若者に負けずに、派手な努力ではなく、地道な努力をする姿だけで応援したくなる。
相棒となるジョシュア演じるダムソン・イドリスも素晴らしかった。才能はあるものの、結果がでず、フラストレーションがたまり、焦っていく姿にヒヤヒヤさせられる。
ソニーと出会い、少しずつ変化する心情にも心熱くなっていく。
主演となる2人の魅力はもちろん、迫力のレース映像にも興奮させられる。
今回、F1全面バックアップのもと、実際のレース中にも撮影しており、世界各国のサーキットコースも利用とのこと。
マシン内からのカメラだけでなく、マシン外からの映像、どうやって撮ったの?って衝撃を受けたシーンなど、さすがトップガンマーヴェリックの制作チームだ!っと言いたい。
トップガンマーヴェリックではあり得ない無謀な挑戦にトムクルーズが挑み、見事にこなした最高の作品。
本作F1ではブラットピットが61歳には、これまた無謀な挑戦へ挑んだ。ブラピは事故やスピン以外はスタンドドライバーではなく自身で運転していたらしい。
プロデューサーに位置するあのルイス・ハミルトン自身「レース映画史上最もリアル。F1をなんとなくしか知らなくても楽しめる。」とのこと。
インタビューで監督曰く、既に続編の構想があるらしい。「観客が見たいと思うかどうかにかかっています」ってことなので、ぜひ続編も見てみたい!
4DXいる?
戦闘機の後は、カーレース。トニースコットの経歴をなぞる様なリリースです。プロデューサーも同じですね。ただ、俳優は違います。
マーベリック同様、老兵死なずといったストーリーで、おじいちゃんは元気をいただけます。また同様に、描かれるのは後進に道を譲る清々しい老人です。
エンターテインメントとしてとても面白かったです。でもヒーローが老人なので若い世代はこの作品にどれだけ共感できるのか疑問に思いました。
最後に、肝心の表題に触れます。
初めての4DXでしたが、サーキット走行中のシーンではありえないほど座席が振動、揺れが激しく座席からはじき出されるほどの恐怖を感じました。アトラクションとしては良ですが、映画鑑賞としては演出過多と感じました。
Whole Lotta Love
泥の中から蓮は咲く
アドレナリン出まくり!
映画を見終わった後、友人が「なんだかトップガンマーベリックを薄めた感じ?」と言うので監督、製作、脚本が同じだと伝えると、「だから!時々マーベリックを思い出したんだ!」と納得していた。
私も、共感するところがあり考察してみた。
見に行った日が鬼滅の刃の初日に当たり、IMAXも爆音上映も終わっていたけど通常上映でも十分楽しめた。
カーレースのスピード感、迫力、臨場感、素晴らしい。
反面、人間ドラマ的な深みはマーベリックの方があった気がする。
ブラピ演じるソニーはかつて天才的なカリスマドライバーだった。
若手ドライバー、ジョシュアにはじいさんと言われ、ここでルースターやハングマンが頭をよぎる。
ソニーは年齢的にピークを過ぎてはいるがベテランの経験、知見を活かし違反スレスレの走りを見せ、時には事故を起こしてマシンを台無しにしながらも最後には結果を残す。
それは賛否両論だが、世間はそんなおじさんアンチヒーローが結果を出すことを面白がったりする。
ピットクルー、チームとしては高価なマシンを壊されて頭を抱えてしまう。
ベテランなりの狙いがあってのことだがなかなか理解されない。
ここも、マーベリックと重なる。
おじさん、頑張っているんだけど。
若手を引き上げてやろうとしているんだけど。
だんだん、おじさん!いい奴だ!となってきた。
応援したくなってきた!
年齢はただの数字!
自分も頑張ろうなんて、思ったりして。
物語としては女性の描写が物足りなかった気がする。
ジョシュアのママ、好きなのだけど古典的な良き母としてしか描かれていない。
チームのテクニカルディレクター、ケイトもバリキャリな女性なんだけど強い印象が残らなかった。
フェニックスがその発言や行動からかっこいいと憧れる存在だったので比べてしまう。
まあ、F1自体がまだ男性中心のスポーツだからな。
女性は自然にサポート側に回ってしまうんだね。
映画を見て2日後に、偶然富士スピードウェイのスーパーフォーミュラのチケットをもらったので見に行くことになった。
私、全くの素人でドライバーの名前も知らないで行ったけど、その日は「競女」という今年から女性のみ初のフォーミュラカーレースが行われる第2戦があった。
これからはサポートばかりじゃなく、女性もレースに参戦していく時代が来る!
その後、男性のスーパーフォーミュラは笑っちゃうくらいの音と空気の振動ですごかった。
事前に「F1」を見ていてよかったと思った。
レースの世界ではコンマ1秒を争うけど、それはドライバーだけではない。
タイヤ交換を秒で行うため、車を迎え入れる時の集中力、緊張感、リアルに味わえたのは「F1」で予習していたからだ!
「F1」では本物のサーキットに行かなくてもレースの臨場感を存分に味わい、エンジン音響く中、ずっとアドレナリン出まくる体験ができるので、車好きな方はぜひ!
迫力のレース シーン。レースを体験する映画。宣伝に偽り無し。
奇跡を見たか 〜 誰も俺に触れられない
F1チーム「 APX GP 」( エイペックス )のレーサーとして誘われる元 F1ドライバー、ソニー・ヘイズをブラッド・ピットが、若きF1ドライバー、ジョシュア・ピアスをダムソン・イドリス( イングランドの俳優・33歳 )が演じる。
「 APX GP 」のテクニカルディレクター、ケイトを演じたケリー・コンドンが魅力的 💕
ただ、あのタイミングについては疑問符が。。
それともレーサーあるある、なのだろうか?
ブラピとの競演を果たしたダムソン・イドリス。快進撃の始まりか。
レースシーンがリアル 🏎️
ー またな白鳥
映画館にて IMAX( am. 9:20 〜 )での鑑賞
レット・ミー・フライ
良作ではあると思う。ブラピは最高にカッコよかった。相変わらず。カッコ良すぎるくらいと言ってもいい。
さらに、F1の描き方がすごい。車に詳しくない人も引き込まれるゲームメイク、エンジン音、疾走感。映画でのF1の表現という意味では最高レベルになるのだろう、多分。
ただ、すごい!!!⭐️5つ!!!というには『ここがなぁ!』という点があり、全体的に良い映画なだけに不満な箇所が余計にひきたってしまうという皮肉な感想に至ったので、ここに無責任に書き散らかしておこう。
1️⃣ケイトは男社会のエフワン界でマシン開発の担当にのぼりつめた女。その過程で夫とも別れ、絶対にレーサーとは関係を持たない、と豪語する。その彼女が(仕方ないとは思うけども)舌の根も乾かぬうちにあっさりソニー(ブラピ)に夢中になり、しかもその後はベタ惚れのベタベタイチャイチャぶり。「女には矜持はいらない」という脚本になってしまうのがなんだか悲しい。
2️⃣エフワンで世界一に輝いたソニー、祝賀ムードが最高潮のサーキットから1人ひっそりと姿を消す。。。ところまではよかったんだけど!そのあとが長すぎる!!!控え室に戻って倒れ込むソニー(死んだかと思った)、ケイトが心配して控え室に駆け込んでくると、ソニーは気持ちよさそうなふわふわの白いセーターみたいのを着て出発の準備万端、キャンドルまで灯してスタンばってる(なんかカッコ悪い)。そこからイチャイチャベタベタ、またかよと思う。さらに車に乗り込んでカードを見る、で終わるかと思いきやまだあって、最初のネタに戻って別のレースに出る、砂漠で車を転がすソニー。。。映画は始まりと終わり方が全てだと思うので、もう少しここは考えて欲しかったです。
あ、でもソニーがエフワンに焦がれる気持ちは説得力があったし、共感できました。飛んでるような気持ちになるときがある。あらゆる危険も無視してしまうほど、その感覚を味わう瞬間を渇望するのをやめられない。明らかに中毒者のそれですが、恋愛もギャンブルも神も仏も、競技も、エフワンも、アディクテッドになるってのは、すごい魅力だなぁと思いました。その素晴らしさがよく表現されていたと思います。
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