映画「F1(R) エフワン」のレビュー・感想・評価
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ブラピはやっぱりかっこいい
ここ数ヶ月見た映画で1番面白かった。
ありきたりなのかもしれないが、最新技術フル活用の天才が、昔ながらの頑固キャラにワカラセられて、挫折を経験して成長するのは起承転結もしっかりしてて面白い。
事故後、ダムソンがテニスボールとトランプを見つめてた時に胸が熱くなった。
最近の作品で、ここで他人を認めずに落ちていくヘイトキャラが多すぎて、それはあまり好きでは無かったので、やっぱり成長物語が好きだ。
ひどい映画
ハリウッド映画はこうでなくちゃ
今でこそ、邦画やアニメが圧倒的人気ですが、私が学生のころは洋画のハリウッド大作公開にわくわくしたものでした。街中に大きな映画宣伝の看板があった頃です。
そんな50台後半オヤジの私ですが今でも「ハリウッドらしい映画」が公開されるときにはそれを目当てに映画館に通っております。
このF1にはそんな期待をしていたわけですが、その通りの昔ながらのハリウッド映画でした。みんなカッコよくてオシャレで女性は綺麗で色っぽく、アメリカに憧れるそんな映画です。
ブラピがとにかくカッコいい。何を着ても似合うし、裸でもかカッコいい、髪型もカッコいい。何気に声もいいです。
ストーリーの方ですがよくある王道な展開だけど、ハラハラドキドキするし最後はガッツポーズが出てしまいます。レースシーンが8割くらい占めるけど、見せ方が上手くて飽きないのは不思議。 CGばかりの小細工に頼らずスーパースター1人の登場でビシッときめる、ハリウッド映画はこうでなくちゃね。
それにしてもこの映画、公開のタイミングが悪すぎませんか?ミッションインポッシブルが終わり、さあみんな大好きブラピのF1が始まったという時に鬼滅に映画館をジャックされ、さらに国宝も大ヒットし公開数がめっちゃ減ってしまいました。見に行くタイミングを失い公開終了になりそうな8月末の今日になってようやく駆け込みで見に行きました。皆さん同じような考えだったのか劇場はほぼ満席でした。
夏の終わりに涼しい映画館で暑い映画を見る事ができて満足度の高い映画鑑賞でした。
ブラピがカッコいいと。
2回目観てきました
伝説のF1ドライバーの話
感想
90年代伝説のF1ドライバーであったソニー・ヘイズ(ブラット・ピット)。現在は流浪のドライバー生活を続けている身である。ある日万年最下位の最弱F1チーム「エイペックス」で四苦八苦の経営指揮権を振るうルーベン・セルバンテス(ハビエル・バルデム)に再びF1ドライバーとして契約し復帰することをオファーされる。ルーベンはかつてF1チームロータスでドライバータッグを組んでいた仲である。今でも悪夢として観る夢はあの大事故であり全く身体を動かせなかった記憶が甦る。
一度は地獄の思いを味わったフォーミュラーカーレースの最高峰であるF1選手権であり、一旦はオファーを断るソニー。自身の現在の本当の体調(第5頸椎損傷を明かす事なく)身体が健康体である事を信じているルーベンの強引な勧誘もあり、ソニーは持ち前の前向きなスピリッツで人生の前途に再び現れた自身最大のトラウマであり且つ最高の夢の再実現に向けて行動を開始する。
ソニーのF1再加入時の実践はユニークで型破りなものであり、チーム内でも当初、反感や反論を生むが、時が経つうちにタッグを組む新進気鋭の若手ドライバーであるジョシュア・ピアス(ダムソン・イドリス)やチーフカーデザイナーのケイト・マッケンナ(ケリー・コンドン)らを巻き込み、徐々にコンストラクターズポイントを獲得、最終的に総合優勝争いに絡んでいく姿を描く。
製作:ジェリー・ブラッカイマー
ブラット・ピット
ルイス・ハミルトン
ジェレミー・クライナー
脚本について
今回本作の製作にも関わっている2025年からF1「チームフェラーリ」に所属している英国人ドライバー、ルイス・ハミルトンのエスプリを踏まえながらハリウッド版「リング」脚本家のアーレン・クルーガーが監督のジョセフ・コシンスキーと原案を練り上げ、一人の熱烈なドライビングマニアである人間の命がけの人生譚を創作、脚本化した。
主演のブラット・ピットについて
本作に於いてブラット・ピットはかつてF1レースをテーマとした「グランプリ」 (1967年) 監督:ジョン・フランケンハイマーの中に登場していたイヴ・モンタン演ずるF1ドライバー、ジャン=ピエール・サルティを彷彿させる役柄で過酷なレースで負った精神的苦痛や肉体的な障害を持ち合わせながらも自らの生命が続く限り、自分なりの方法で今(現在)自分が獲得出来得る範囲内で人生が終わるその最後の時まで車で走り続けたい!」という希望を前向きに実践し、自身にとって未知の経験となるあらゆるジャンルのモーターレーシングドライブに挑戦し続けるため車中で生活しながら世界中をロードする主人公ソニー・ヘイズ役を明るさと闇の部分を以って見事に演じきっており、本作は紛れもなくブラット・ピットの代表作となったと言える出来映えの作品となっている。
またFIA全面協力の元、公式のF1レース会場とレースの模様が映像に撮り込まれており、さらに過去レース中に発生した事件やアクシデントがエピソードとして盛り込まれ物語のリアリティを押し広げている。
特撮はILMが担当。実際の実画面映像と何ら遜色のない驚異の映像技術によりアクションを含めた視覚効果ををより本格的なものに仕上げている。
ドライバーの主観が上手く表現されていて
素晴らしい出来映え。
⭐️4.5
まさに漢の映画
IMAXカメラで見たかった
ブラッド・ピットは中年の星
これぞエンタメ
王道レースムービー
F1レースでの事故をきっかけに引退した主人公は、それ以後、賞金目当てで様々なカーレースに出場し、その日暮らしの生活をしてきた。その中で、F1時代の友人に偶然再会し、復帰の話を持ちかけられる。過去のトラウマを払拭し、再起をかけた彼の闘いが始まる。
ストーリーとしては、経験豊富な主人公と新進気鋭な若手との対比、ふたりがお互いを認め合いながらレースで共闘する様が中心に描かれる。本作にはトップガンマーヴェリックの製作陣が入っているらしく、雰囲気もストーリーも類似しているところが多い。既にこの段階で、本作が面白くなる可能性は非常に高い。さぁ実際はどうだろうか。
結果として、本作は基本に忠実な王道を進んだが、突出して優れている点はなく、無難なところに落ち着いてしまった印象である。
私は本作をアイマックスで鑑賞したが、エンジン音やレースの臨場感など存分に体感することができた。本作はアイマックス向きの作品である。
無難とはいえ、ストーリー自体はしっかりしている。過去の失敗に向き合い、背中で若手に生き様を見せる姿はカッコいい。普段会話の少ないふたりが、本番ではお互いの動きで相手の気持ちを察知する。スポーツが持つ最も魅力的な部分の一つである。それを本作では堪能することができる。
ただ、結果として、F1レースで優勝するという予想通りの展開となる。本作のような作品でそれ以上を期待するのは酷であるとは思う。しかし、例えば、これはこの作品にしかないオリジナルなシーンだなと感じる場面は無かった。マーヴェリックのように観客が不安になるほどのアクションもなかった。王道を行った結果、どの場面も既視感のある作品になってしまった。
それでも、おさえるところはしっかりおさえているし、観賞後のスッキリ感はある。空でのド派手なアクション観て、陸でも同様のクオリティを期待した私は、ハードルをあげすぎてしまったかもしれない。
王道のハリウッド映画
上映前にあらすじを見た際、ブラピ演じるソニーがレーサーとして復活し...
とんでもないシーンの連続
ブラピやっぱ、かっけーな!
F1は、セナプロスト時代だけ見てたハンパものなオレだけど十分楽しめた!
レースシーンの迫力はもちろんのこと、年の功ってやつ見せていただきました!
だんだん増えてくやつも楽しかった!
ブラピ色々な面で、かっけーな!ホレそーだわっ
アメリカで受けるには仕方ないのか?
私はF1ファンです。
ゆえに許せないのです。
政治的な駆け引き、ルールやレギュレーションの隙間を
かいくぐり、敵を欺き、出し抜いて、TOPを目指す。
膨大なお金と時間をかけて作られる車を
鍛え抜かれた体と頭脳でドライブし、チーム一丸で臨む
モータースポーツ。
高度な技術に舌を巻き、稀有なドライビングテクニックに
熱くなり、チーム戦略にワクワクし、ガツガツのドライバー同士の
バトルに手に汗握るモータースポーツ。
命がけのスポーツだからこそ、命を守るための環境と
そこに注力し続けてきた文化があります。
だって、それがF1の歴史の一面でもありますし、ゆえに今の
車の進化があるのだとも言えます。
にもかかわらず、この主人公チームの「勝ち方」はあまりに
このモータースポーツの歴史と文化をバカにしているとしか
思えませんでした。(序盤のね)
この勝ち方はモータースポーツじゃぁない。
もっと純粋にまっすぐに描いてほしかった。
前半で引いてしまった。
あとは、嫌だなぁーと思ってたら後半「あぁ、やっぱり」
な人間関係の展開。
アメリカ映画はこういうの好きですねぇ。冷めるんですよ。
マジでF1業界を舐めないでいただきたい。
やはり、僕の中でのF1を描いたBESTは
「ラッシュ/プライドと友情」ですね。
映像の迫力は素晴らしかったですが・・・
どこかアニメーションっぽかったですね。
映像だけは派手。しかし、F1映画としては致命的に物足りない。
ブラッド・ピット主演という話題性と、実際のサーキットでの撮影という贅沢な条件。にもかかわらず、完成した作品は“F1の皮をかぶった凡庸なスポ根映画”に留まってしまった。
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映像の迫力は一流、内容は二流
確かにカメラワークやレース映像は圧倒的で、スクリーンで観る価値はある。だが、それは「IMAX向けのプロモーション映像」としての価値に過ぎない。物語や人間描写が伴わないため、映像の迫力も消費されて終わる。
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致命的な欠点
1. 予選・フリー走行を無視した構成
F1の醍醐味は決勝レースだけではない。予選の一発勝負、フリー走行での試行錯誤──ここにドラマがあるはずだ。しかし映画はそれらを全く描かず、観客に「F1=決勝の数周の競り合い」と誤解させる浅さ。
2. 舞台設定を持て余す
実際のグランプリ、FIA、現役ドライバーまで協力を得ながら、それをストーリーに生かせない。背景は豪華でも、そこで描かれるのは薄っぺらい人間関係とお決まりの展開。
3. 凡庸すぎるストーリー
「落ちぶれたベテランが若手とともに再起を図る」。聞き飽きた筋書きで、展開は予想通り。『メジャーリーグ』のF1版にすぎず、スポーツ映画として新しさが皆無。
4. リアリティの欠如
完走率が異様に低いレース、下位チームが無謀に上位を荒らして勝つ――現実のF1を知る人間には失笑もの。実際には「完走して1ポイント取ること」が下位チームの勝利なのに、それが全く描かれない。
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総評
『F1』は、F1を舞台にしたのではなく、F1という華やかな背景を借りただけの映画だ。
予選やフリー走行を切り捨て、下位チームの戦いを無視し、現実離れした展開で誤魔化す──その結果、F1ファンが期待した「リアルで人間臭いドラマ」は最後まで姿を現さない。
ブラピ、成長したなぁ
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