「酷い。拷問だ」劇場版 Ado SPECIAL LIVE「心臓」 Keitoさんの映画レビュー(感想・評価)
酷い。拷問だ
adoさんが2024年に行なった国立競技場のライブ映像の映画化。
adoさんの歌唱はすごい。圧巻。
……なのだが、それをすっきり聞かせてくれない演出とカメラワークが酷い。
途中退出したくなる映画なんて、私はそうそう出会ってないのだが、この作品は何度も途中退出したくなった。拷問的。
悪いライブ映像・演出のお手本として、この作品を観てみるのもアリ……かも。
Adoさんの歌唱と、最後のゲストとの共演部分だけは良かったので、星1.5にしておきます。
・悪い点
・Adoさんが影絵……なのは、そういうものだこら仕方ないのかもしれませんが、最初檻の中で窮屈そうに何曲も踊ってたのに、途中から檻から出て、 「出れるんかい」と思ってしまった。
檻の中が2、3曲だったらわかるんだけど。
・演出が意味不明。花火とか、ドローンとか、お金がかかってるのはわかるんだけど、Adoさんの歌唱を聴きたいわけで、花火大会は他でやって欲しい。いらん。
・カメラワークがひどい。
観客のドアップはいらん。冷める。カメラを頻繁に切り替える意味がわからない。スイッチングしたいだけ?バンドメンバーもアップで映す必要あんまり無いと思う。
・トロッコ(?)のシーン、意味不明。
途中、ライブでよくある、トロッコのようなものに乗って観客席の間を移動するシーンがあるのですが……暗くて何にも見えないw
何やってんのかわからない。
映像作品としてコレでいいと思ったの?
ココはイチバンきつかった。拷問だ。
・MCが長くて暗い。
MCが拙いのは、まだ若いから仕方ないのかもしれませんが、長い。
オマケに影絵だから、表情も動きもほとんど無い。しかも、ここだけカメラを動かさないという……無能か?
このMCの長さなら、もう2曲くらいできたんじゃないかと思いました。歌手だったら、歌で想いを伝えて欲しいところ。
・スタッフロールで、会場設営風景。
「頑張ったんですよー、すごいでしょ」
っていうのはわかるけど、全然興味ないです。
コレイチバンやっちゃいけないやつ。
……というわけで、悪いライブ映像の見本のような作品です。
しかも3000円だった……
高く評価してる方もいますが、Adoさんの歌唱は素晴らしくても、演出が酷いので、その部分はしっかり悪い評価をしないと、次に繋がらないと思います。
Adoファンからしたら普通です。
檻から出るのはいつものとこだし、MCはいつもあんな感じです。ライブ行ったことあります?あったらいつも通りと思うと思いますが...
大前提これはライブ映像なので映像化のためだけに行われたものではありません。花火やドローン、トロッコの演出もその会場にいる人達を楽しませるためのものです。あと普段のライブではAdoさんが檻から出ることはないためあれは国立での特別な演出です。そこも知らないのにただの映画好きの知識だけで語らないで欲しい。
顔出し出演されてないAdoさんが影だというのはそもそもいつものライブスタイルです。
長めのライブ映画なら観客の様子や周囲の雰囲気も結構収録されるのが普通だったりしますよ。
客のアップはいらないとかはわからんでもないけどAdoがなんで檻の中で歌ってるのかも知らないなんて…Adoにわかなの?
それにライブ後にAdoがツイートしてた檻の中からの映像では結構広そうだったし、曲の途中に檻の中で寝ながら歌う演出もあったから窮屈では無いと思います
これ、映画じゃなくてライブのディレイビューイングですよ。
花火等も演出ですし、バンドメンバーも舞台を作り上げる一員ですし、MCが暗いのはいつものことですし、観客含めてライブなのです。
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