シカゴのレビュー・感想・評価
全88件中、41~60件目を表示
大人のミュージカル
よかった
主人公の女の子をずっとクリスチーナ・リッチだと思って、この時期コンディションがよくなかったんだなーと思っていたら違う人だった。曲があんまりよくなかった。人殺しが堂々と人気者になろうとしていたのだが、実力があったとしてもあんまり乗れない。反省どころか相手がむしろ死んで当然と思っている感じ。ろくでもない相手だったとしても殺して平気な人には引く。
そうは言ってもテンポがよくて引き込まれて最後まで見たので楽しかった。
(追記)
午前十時の映画祭で、スクリーンで見たら前回とは全く印象が違って、確かにクズみたいな人間ばかりが登場するのだけど、浅はかな人物なりにエネルギッシュにしたたかに生きている感じに心打たれる。大音響で見れてよかった。
殺人鬼コンビでのダンスショーをするのだけど、キャサリン=セタ・ジョーンズが一人二役で演じていたダンスを二人でやっているところが見たい。
勝手にイメージしていたのとは違った
強かな女達
正直あまり面白くなかった
iTunesの再生回数
楽しい!
おうち-127
とにかくオール・ザット・ジャズ。万歳。
公開当時はガキんちょでした。
大人な内容だろうなと思って映画館に見に行かなかったけど、歌だけは全部聴いて歌っていて、大人になったら観ようと思っていたら、こんなに年月経ってしまいました。
歌とシーンとストーリー、全てが繋がり、心が踊りまくり。
ミュージカル苦手な人でも、腹話術のシーンはこの発想が素晴らしすぎるので見てほしい。
そこを楽しむためには全部観なきゃなのですが。
歌とダンス、犯罪とおしゃれの絶妙なバランス、たまりませんな。これがわかるって、あー私も大人になったなと思う。学生時代なら、ただの犯罪者で終わると思うから。
名声を求めて必死になる姿が儚くて脆いだけじゃなく、切なくて美しく映るのは大人になった証拠のような気がします。
役柄的にロキシーはステージに憧れてるいわば新人で、ヴェルマはすでに女帝。
ラストのダンスシーンでその違いがちゃんと現れてるのがすごい。
レネーは喜々として、やっとスポットライトを浴びられた!って感じで踊っているのに、
キャサゼタは戻ってきた、ここが私の生きる場所というような貫禄さが感じられるのです。
キャサゼタそりゃオスカーとるわって思うし、レネーが崩れる前(失礼)ってこんな可愛かったんだなと。
ステレオ繋いで観ましょうね
途中、電波不調で刑務所シーンの20分カットになってしまったが。
これはジャズのミュージカル。ミュージカルはほとんど観たことないが本作はシンプルに楽しかった。ミュージカルパートの曲もいいし映像もよく、気づけばミュージカルパートが来るとワクワクしてきた。
出てくる人物はろくでなしばかりで実際にこんな人たちがいたら忌々しいばかりだが、軽快な音楽とダンス、映像の力を借りて開きなおって笑い飛ばす力強さがある。
ゴシップ情報の消費の速さや勝ちさえすれば真実なんぞクソ喰らえな弁護士、モラルハザードな刑務所など、風刺もピリッと効いている。
主人公も自己中であざといが、どこかマンガ的でとてもキュートでセクシー。腹話術のシーンはホントにいいね。
蛇足だけど、作中唯一残酷で重い印象を与えるのが縛り首のシーン。何人も射殺されてるんだけどね笑。いみじくも銃犯罪が多い理由の一端が垣間見えた気がした。
CHICAGO
全88件中、41~60件目を表示