「野望と欲望のショウビズ・ミュージカル」シカゴ シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
野望と欲望のショウビズ・ミュージカル
作り手のショウビジネス愛にあふれた、異色ミュージカルです。登場人物ほぼ全員が欲望まみれの悪党ばかりだけど、毒があるからこそ美しいレビューシーンが圧巻で素晴らしく、さすがボブ・フォッシー振付だけあります。ドラマパートから舞台のレビューシーンに切り換わりが鮮やかで、色んな趣向や演出にパンチがあり、観て聞いて楽しいです。主役三人が、実際に歌って踊っているのもビックリです。レネ・ゼルウィガーのビッチ振りもさることながら、キャサリン・ゼタ・ジョーンズの方が貫禄で一枚上手かな。
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