わたのまち、応答セヨ

劇場公開日:

解説・あらすじ

「過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道」の岩間玄監督と、バラエティ番組「電波少年」シリーズのプロデューサー・土屋敏男がタッグを組み、繊維産業の街として知られる愛知県三河・蒲郡市にスポットをあてたドキュメンタリー。

1200年前、日本に初めて綿花がもたらされた街・蒲郡市。戦後、衣類が不足するなかで空前の好景気が訪れ、街の至るところで織機の音が鳴り響いていたが、いつしかその活気は失われてしまった。蒲郡市から「街の繊維産業に光を当てる映画を作ってほしい」と依頼され現地を訪れた岩間監督は、街の構造的な問題と人々の諦めムードを目の当たりにする。映画制作が難航を極めるなか、わたを種から育て紡ぐ80歳の職人との出会いをきっかけに、奇跡のような展開が訪れる。舞台は蒲郡市からロンドンへと移り、日本のモノ作りの本気が海を越えて人々の心をつかんでいく。

「ケイコ 目を澄ませて」などの俳優・岸井ゆきのが語りを担当。

2024年製作/99分/G/日本
配給:鈴正、JAYMEN TOKYO
劇場公開日:2025年5月2日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
企画
土屋敏男
プロデュース
土屋敏男
撮影
岩間玄
編集
岩間玄
語り
岸井ゆきの
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映画レビュー

4.0非常に良い出来のドキュメンタリー映画です

2025年5月6日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

知的

蒲郡市が主導(お金も出して)して製作をしたお役所発の映画にしては、非常に良い出来のドキュメンタリー映画です。
市全体を俯瞰した観光のためのプロモーション映画にはあえてせず、徹底的にミクロな視点に徹して編集されているのが良かったと思います。

公平性を捨てたからこそ、結果として公共性の高い、繊維の町である蒲郡市を世界に発信出来る映画になっていると感じました。

製作した人達の度胸と、結果としてそれを受け止めた蒲郡市の度量のどちらも称賛されるに相応しいと思います。

久しぶりにドキュメンタリー映画を観たけれど、これはとても良かった。

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ねこたま

4.5【”プロジェクトX 三河木綿復興バージョン。”今作はモノ作り県である愛知県の蒲郡市を舞台にした、寂れた繊維産業を復興させようと奮闘する人たちの姿を描いたムネアツなドキュメンタリー作品なのである。】

2025年5月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

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NOBU

5.0ものづくりの本気と、まさかの出会いと、街の希望。

2025年5月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

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Recoba20

4.5タイトルなし

2025年5月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

リアリティ・ショー、プロジェクトX。蒲郡のこと知らなかった。情熱を感じた。

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えみり