「感受性の豊かさに共感」ルノワール Kさんの映画レビュー(感想・評価)
感受性の豊かさに共感
子供と大人の間、11歳の心理と感性。
現実世界と空想世界の曖昧さに
いつの間にか入り込んでいました。
フキが孤独と向き合うシーンと
危うい場面の描写が繊細かつ丁寧に
描かれていていて見入りました。
終始静かで派手な演出はないですが
そこから得られるものがあります。
鑑賞後、改めてあの場面は
現実か空想かを考えてみたり…。
解釈は観客に委ねられ余韻が残るタイプの作品。
また、色彩からも伝わってくるものがありました。
ただし、人を選ぶ作品。
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