「ママはママなりの夢と挫折があったはずだが、私はお母さんの生き様を知らない。」リー・ミラー 彼女の瞳が映す世界 お茶と同情さんの映画レビュー(感想・評価)
ママはママなりの夢と挫折があったはずだが、私はお母さんの生き様を知らない。
その生き方は時に勝手で、奔放で、周囲を戸惑わせたかもしれない。でも、自由に生きることは当然の権利だ。
完璧じゃなくていい。矛盾や迷いごと抱えながら、自分の人生を選んでいく強さと孤独。
私は、母のことを何も知らない。ただ「母」としてではなく、1人の女性として、彼女がどんなふうに生きたのかを知りたかった。もうそれは叶わないけれど、リー・ミラーの人生を通して、母の知らなかった一面を少しだけ想像できた気がする。
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