封神・激闘!燃える西岐攻防戦のレビュー・感想・評価
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中だるみ気味。
『封神演義』映像化三部作の第二弾。
ファンタジーだから仕方ないが、大魔神やガッパやノロイみたいなのばっかしじゃなく、肉弾相打つ戦士どうしのバトルをもっと見たかった(『榔琊榜』の第44話の方がよっぽどテンション上がったぞ)。
第一部で妖艶な魅力を存分に見せつけた妲己は殷寿の命を救うために霊力使い果たしたのか、今回はお疲れモード。代わって活躍する鄧セン玉役はナーナシさんには申し訳ないけど、もう少し華のある人の方が良かったのでは?!
個人的には高慢、不機嫌、でも時々笑顔がキュートな役柄が多い張佳寧にこの役やって欲しかった。ナーナシと歳、一緒だし。
酒池肉林や炮烙の刑の場面も今回はなし。こうなったら第三部に期待!…でも、すぐ上映する訳じゃないんですよね。
ところで、麒麟(太師聞仲の乗り物)は聖獣だから争いは好まない筈なのに、あんな扱いでいいのか?!
大画面の迫力 木遣(きやり)歌のようなテーマ曲が心にしみた
ウィキッドがあまりに も 「ミュージカル劇デス」感が 合わなかったけど。
この映画は 同じお金かけてる事に 納得できる仕上がり。
色彩 建造物 衣装 自然 CG 全てが 中国映画の凄さ 見せつけられた。
エンドロールのテーマ曲 日本の 「木遣り歌」のような男達の歌声だけが流れる演出、
歌声だけが響くところ、しびれた。
中国語の名前が 男なんだか女なんだかわかりずらい事や、
話が長くてよくわかんないから、所々うとうとしてしまったけど、
(シャブシャブ食べて、 シャワー浴びた後 観たからかもか?)
場面 場面が 絵葉書のような、立体極彩色 が目に飛び込んできて はっと目が覚める。
エンドロールの後 マーベルみたいな 付録画面が 3回も あるのは、
最後までミロヨ的 中国人の しつこさ 感じたのは私だけ?
第二部はド迫力のバトル満載で楽しめる!
中国古典小説「封神演義」ベースの中国アクションファンタジー三部作の第二部。
今回はガチンコのバトル中心。魔将軍や魔仙人、魔獣、魔神達が画面狭しと暴れた145分だった。兎に角、登場するもの殆ど「魔」が付く程の人外神仙世界が構築されている。私は武侠映画や陰陽世界観は好きなので、今作にわんさか出てくる魔兵器や魔術の発想に感心させられた。
前作同様やはり出演俳優が良い。人間劇に関しては、世界配信の映画になると、役者達の演技力のレベルは高い。敵同士だった二人が性根を触れあったり、織込み済みのクサいシーンも演技が上手く違和感なく観られる。主役以外では、当然日本で馴染みない俳優も多かったが、今後もチェックしたくなるような存在感があった。
ストーリの盛り上げ方は、かなり贅沢だ。特にクライマックスの盛り上げ方は中国映画で類を見ないレベルで伏線の張り方と回収も違和感ない。中国古典伝奇&武侠映画&ネットゲームで培われたエンタメ性が本作で楽しめる。
第三作はいつ封切りか不明ですが、エンドロールで外連味ある第三作のアピールがされています。今作も出来れば迫力ある映画館でお楽しみ下さい!
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