「少し期待外れ」フランケンシュタイン tokuさんの映画レビュー(感想・評価)
少し期待外れ
クリックして本文を読む
ネトフリの配信メインの制作なので上映館自体が限られていて、地元ではそこそこ遠方に出掛けないと観れないのでどうしようかと思ってたが、予告編のビジュアルとエリザベス役をミア・ゴスが演じると言う事で期待して映画館で鑑賞する事にしたが、少し期待した内容とは違った。
ビクターの幼少時からの環境による性格の捻れっぷりや、新たに知った科学的真理に対する心酔っぷりは流石の演技だとは思ったし、そこへ至る前日譚部分も多少冗長感はあってもゴシックな風景描写が十分間を持たせてるとは思ったけど、わざわざ「弟の婚約者」に横恋慕すると設定しドロドロ感を伏線したのにエリザベスの興味の対象をあっさりモンスター側に切り替えて物切ったのは勿体無いと感じた、ましてやエリザベスを演じるのが天然プッツン美女を演じさせたら一級品のミア・ゴスなだけに、もっとメアリー・シェリーが執筆時の人間関係(メアリー、夫シェリー、バイロン、メアリーの従妹、バイロンの男の愛人の5角関係?)みたいな人間関係の奇妙さみたいなのを表現してもよかったのにとは感じた。
妄執に近い人造人間への固執(若しくは死の克服に対する)を、出来上がった人造人間が知性を持たないと言う一点だけで失敗と断じて、あっさり捨ててしまうとか、観てる観客的には「それを捨てたら、キミのこれまでの人生で何が残るの?」って感じてしまった。
全体的なビジュアルや主人公の演技等が奇譚を示しているのに、肝心の中身が少女漫画志向だったのには違和感を感じた。
多少趣は違うが、ケネス・ブラナー版の方がインパクトは強かったと感じました。
コメントする

