劇場公開日 2025年4月11日

「『In the Land of Saints and Sinners』『聖人と罪人の国で』。 『聖者にも過去があり、在任にも未来がある』というメッセージ」プロフェッショナル masayoshi/uchidaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0『In the Land of Saints and Sinners』『聖人と罪人の国で』。 『聖者にも過去があり、在任にも未来がある』というメッセージ

2025年4月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

知的

ラグビーではイングランドとバチバチの闘いを繰り返す『北アイルランド』。
子供の時に世界地図を見て、なんでこの島の上部一部だけイギリスなの?と誰もが疑問を持ったパーツ。
民主国家と認知されているイギリスが21世紀目前まで殺戮・拷問・差別・蹂躙を繰り返してきた悲劇のゾーン。
祖国独立を願う過激派IRAを取り上げた物語は北アイルランド出身の『リーアム・ニーソン』をはじめ、アイルランド出身の俳優で固めた視点も深い。
『リーアム・ニーソン』らしい勧善懲悪ものですっきりした!っていうだけでは感想を終えられない深い映画。
いい意味でも悪い意味でも『平和な国家』の邦題は『プロフェッショナル』に対して原題は『In the Land of Saints and Sinners』『聖人と罪人の国で』。
『聖者にも過去があり、罪人にも未来がある』というメッセージを前提に観れば深さがわかる名作。

masayoshi/uchida
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