プロフェッショナルのレビュー・感想・評価
全172件中、1~20件目を表示
日本版ビジュアルと邦題がおかしい
映画自体はとても素晴らしいものでした。
しかし日本版のビジュアルと邦題がおかしい。
原題「In the Land〜」で調べると映画の内容にマッチした、めちゃくちゃカッコイイビジュアルがでできます。
いつも思いますがこういうの多すぎです。
日本版ビジュアルや邦題を決めている人たちは、映画を観ないで作っているのでしょうか?それとも何か見えない力が働いているのでしょうか?
ポップコーン片手に気軽に観れるアクションかと思って観た人は残念に思うかも知れません。私もビックリしました。ニコラス・ケイジのPIGくらいビックリしました。
せっかく素晴らしい映画なのにこの様な要素で評価を落とされてしまうのは良くない事です。
なんか観る人に優しい感じ
タイトルなし(ネタバレ)
アイルランドの美しい自然とのどかでゆっくしりとした時間軸、そしてそこで暮らす感じのいい村人、町人たち。表向きはそんな風景なんだけど、少し重く湿った空気感が垣間見える。その小さな違和感がリーアムニーソンと逃亡者でありおたずね者になったアイルランドの過激派テロリストのデランたちが暗喩している様で演出的にハマってたと思う◎
銃撃戦などのアクション、殺しのシーンはしっかり殺すんだけど最初から最後までずっとキレイな印象を受けた◎。ほんとにデランが死ぬ最後までキレイだった。ビンセントに届いた賭けで勝ったお金と罪と罰の本、とりとめのない会話や描写も伏線になっておりやはりキレイに回収していて抜け目がない◎
リーアムニーソンや美しいデラン役の俳優(名前知らない)のムードが一役買っているとも思う、他の人なら完全にこけてると思う。いい映画でした。
このくらいの人間加減で本来良いのかもしれない(笑) いやー味わい深...
殺し屋としては鈍ったかもしれないが、漢としてはプロ
1970年代の北アイルランド。殺し屋の過去を隠し、海辺の町で静かに暮らしていた。
爆破テロを起こした過激派グループが町に逃げ込んでくる。メンバーの一人が少女に虐待…。
少女を救い出し、過激派たちに制裁を下すは、勿論この男!
リーアム・ニーソン!
実際の内容とあらすじ/邦題にちょい相違がある。
あらすじからは少女を救う為に過激派どもを容赦なくバッタバッタ倒していくリーアム無双の痛快アクションと思うが、めぼしいアクションはクライマックスくらい。ほとんどヒューマンドラマってくらい地味。
それから、プロフェッショナル…? もっとキレッキレのスキルを見せてくれると思いきや、相手の不意の攻撃を受けるわ、鉄砲を撃とうとして弾を落とすわ、本当にプロの殺し屋…? 公開時、“プロフェッショナル”やら“アマチュア”やら“ベテラン”やらのタイトルが並び、ネタになってたね。
この派手さの無いアクション×ドラマ、西部劇タッチ。監督はやはり似た雰囲気の『マークスマン』のロバート・ローレンツ。当人同士はウマが合ったのかもしれないが、観客とのウマはあまり合わないようで…。(興行大不発&賛否両論…)
話的には悪くはない。
指示役から町の名士の暗殺を請け負い、殺す直前「最後に善い行いをしろ」と言われ、殺し屋としての人生に疑問を持つ。
これを最後に引退し、ガーデニング作りを始める。
そんな時、行き付けの酒場の娘に虐待の後が…。姉妹である酒場の女主人と過激派の女リーダー。その弟が女主人と娘の家に転がり込み、横暴を振る舞う。
クズ弟に制裁。当初殺すつもりは無かったかもしれないが、アクシデントで…。
弟を殺されたリーダーの姉は復讐を誓う。かなり激しい性格で、町中を聞き込み、殺し屋時の指示役を殺し、友人知人に暴行まで…。
見て見ぬフリなど出来ない。元々穏やかで情のある男なのだ。
殺しの仕事を楽しむ後継者の若い殺し屋を叱責。が、米カリフォルニアに行ってレコードを出すという夢を聞き、決着には同行させず、夢を追え。
友人警官や隣人女性など町の人々に好かれている。
が、友人隣人たちは知らなかったのだ。彼の本性を。
殺し屋…いや、町や友人の為に闘う漢。
渋くてカッコいい、やはりリーアムはリーアムだ。
リーアム・ニーソンも年だから、
単調
哀愁
静かなる暗殺者、がタイトルでいいのでは…?とは思ったw
※リーアム・ニーソン好き好きフィルターかかってます。
一番好きな海外俳優さんです。
アイルランドめっちゃ綺麗なとこですね。自然、建物風景の美しさなど好きな方は引き込まれてしまうとおもいます。私はこういうゆったりした中で起こる小規模なトラブルががんじがらめでめんどくさくなる展開嫌いではなく、90分映画なので抑えたいとこだけ抑えた映画で観やすいです。タイトル「プロフェッショナル」はみんな5分に一回作中爆発すると思っちゃうよ邦題!!リーアムの映画は今までそうだったんだから!!!!
リーアムはその田舎の静かでゆったりした土地の暗殺者で、お掃除人。川のそばで拉致した対象の人間自らに穴を掘らせて土の中で頭をショットガンで射抜いて埋め埋めして、最後にその上に木を植える、というオサレなことします。相棒の若い殺し屋もいて、2人でアイルランドの小さな街を掃除してます。
で、なんか色々あって外から来た4人のテロ組織?かな、を蹴散らします。町の住民も若干名犠牲になりますがお掃除完了します。そのシーンはゆったりした街並みの中の小さな酒場、爆発します。ここが一番の見せ場でしたかな。リアルを追求した感じの演出なので小規模でしたが中銃撃戦もなかなか良かったですよ💣
1970年代が舞台なのでスマホもないし、新聞と電話くらいしか通信手段がなくて、観ていて新鮮でした。ゆったりおつまみや ほろよい片手に見るのがベストな作品だと思います😊
リーアムはずっとカッコいいですね!96時間やアンノウンなどバリバリアクション、というわけにはいかないご老体だと思うので、これからも無理せず俳優業を期待してます☺️
邦題がもったいない!中身はしっかり硬派なハードボイルド
おや、プロフェッショナルじゃないな、お前。
見逃していたリーアム・ニーソンの「プロフェッショナル」をアマゾンで。
1974年の北アイルランド。ベルファストでIRAによる爆破テロ事件が起きる。4人組のリーダーはデラン(ケリー・コンドン)。
おや、この間「F1」に出ていたな、お前。
北アイルランドの海辺の田舎町グレン・コルム・キルに住んでいる退役軍人のフィンバー・マーフィー(リーアム・ニーソン)は、表向きは本屋だが、実は殺し屋である。
殺しのターゲットを裏山?に連れて行き墓穴を掘らせて射殺し、そこに埋めると若樹を植える。付近には何本もの若樹があり、何人も殺しているのが判る。
元締めの男から報酬を受け取り来週の仕事を依頼されるが「もう引退する」と断る。「その仕事はケビンにやらせてくれ」
おや、こんな田舎町で毎週殺人の依頼がある?殺し屋が二人もいて、それで生計を立てている??
建前は本屋のフィンバーだが、警官のビンセント(キアラン・ハインズ)とは空缶を的にした射撃でいつも賭金をせしめている。「フィンバー、何の本を読んでるんだ」「ドストエフスキーだ」「アガサ・クリスティの方が良いな」
IRAの4人組は田舎町に潜伏する。フラフラ出歩いているデランの弟は、フィンバーが行くパブの給仕シニードの親族だが、食料をもらいに行き娘のニアを虐待している。
フィンバーが殺したのは男だけ。女、子供に手を出す奴は許さない。元締めに殺人を依頼するが断わられ自ら手を下すが、油断して失敗しそうになる所を殺し屋仲間ケビンに助けられる。
弟を殺されたデランは、怒りまくり元締めの男を射殺し、弟を殺したのはフィンバー
だと突き止める。
町のラグビー大会の会場でデランを見つけたフィンバーは後を追うが、後ろを取られる。
おや、フィンバー敵に後ろを見せるのか、プロじゃないな、お前。
ゴルゴ13なら絶対に冒さないヘマだ。
後ろを取ったら、後は引き金を引くだけなのに弟殺しの依頼者を連れて来ると言うフィンバーに引き金を引かないデラン。
おや、「F1」ではあんなに早くブラピの胸に飛び込んだのに、リーアムの背中には素早く銃弾を撃ち込まないのか、お前。
弟を射殺したのはケビン。カリフォルニアに行きたいと言うケビンに金を持たせ脚を洗って出直せと諭すフィンバー。
パブでデランと対峙するフィンバー。そこにケビンがやって来る。
おや、脚を洗わなかったのか、お前。
結局、爆弾持ってやって来たIRAの3人とパブで銃撃戦。爆弾は炸裂。ケビンはデランに撃たれて死ぬ。深手を負ったデランは隣の教会で息絶る。それを見守るフィンバー。
翌朝、ビンセントのパトカーには、フィンバーからの荷物が。紐解くと中には賭金の札が挟んである「罪と罰」。
ケビンの車で町を去るフィンバー。
おや、その行方は何処なんだ、お前。
北アイルランドの風景や隣人たちとの暮しは良かったが、何と言っても二人の殺し屋とIRAがスキだらけでお間抜け過ぎ。プロフェッショナルとは程遠かった。
原題は「聖人と罪人の地で」。
邦題が完全にミスリードだった。
次のリーアム・ニーソンは何をやるのかな。
やっぱりリーアム・ニーソンは強い。 『96時間』シリーズのような凄...
半径300mの
ナメてたら、リーアム・ニーソンの傑作だった❣️
「プロフェッショナル」(原題:In the Land of Saints and Sinners)をAmazonプライムで視聴
(2025/6/11配信開始)
無双リーアム・ニーソンではなく、殺し屋ながら慈悲のある老人の渋い良作だった!
クリント・イーストウッドの愛弟子、ロバート・ロレンツ監督作。原題の方が分かりやすいのに、これはダメな邦題だろう。
主演リーアム・ニーソンが祖国アイルランド製作の作品に出演した作品であり、キャスト陣がほぼアイルランド出身の俳優ばかりなのも興味深い。
1974年、北アイルランド紛争を背景に、長年の間、殺し屋として暗躍してきたフィンバー・マーフィー(リーアム・ニーソン)は引退を決め、海辺の町グレン・コルム・キルで正体を隠しながら静かに暮らしていたが、ある事件が引き金となり爆弾テロリストの壊滅に挑む。
アイルランド共和軍(IRA)による首都ベルファストでの自動車爆破テロ事件から始まる冒頭のシーンに驚く。偶然にも子供3人を巻き込んでしまった陰惨な爆破テロ。テロ組織リーダーの女性デランが子供たちに逃げるよう叫ぶシーンが印象的であり、彼女のキャラ描写としても象徴的。
IRAの過激派グループが町に逃げ込んで来て、彼らのひとりが地元の少女モヤを虐待していると知ったフィンバー・マーフィー(リーアム・ニーソン)は少女を助けるために制裁を下し、テロリストたちと対立することとなる…
パブにて、人の死への軽薄な姿勢に怒り、弟分ケビンを殴るシーンはマーフィーの実直で真面目な人柄が象徴的に描かれた場面だと思う。
(所詮、彼も人殺しだけどね…)
「イニシェリン島の精霊」では、読書好きで聡明な主人公の妹役の好演で、第95回アカデミー賞:助演女優賞にノミネートされたケリー・コンドンのキャスティングが素晴らしい。アイルランド共和軍(IRA)の過激派グループのリーダーとしての演技が巧くて感心!(額の皺も印象に残る…)
テロ組織の同僚でもある、弟カーティスが行方不明となり、弟の行方を案ずる悪党デラン・マッキャン(ケリー・コンドン)が弟を殺したリーアム・ニーソンを追い詰めていく様子もスリリング。
(床に落ちてた弾薬で気がつくとは有能だよ)
悪党リーダー、デランとパブで取引する前、虐待されていた地元の少女モヤに愛猫を託すマーフィーの姿は死を覚悟した表れと優しさの描写。
悪党リーダー、デランが最終的に逃げ込んだのは教会というのも味わい深い。爆破テロを実行してもなお、神に救済を求めているのかもしれない。
果たして神は爆破テロのリーダーに赦してくれるのだろうか。しかしマーフィーの手により土に帰るのか…慈悲の心で恐らく弟と同じ場所に葬ってくれたのかもしれない…
地元の警官ヴィンセント(キアラン・ハインズ)の車のバックシートにマーフィーが残したドストエフスキーの「罪と罰」の味わいも一層深いし、本作のテーマでもある。静かで小さな未来を感じるラストがよい。別の街では静かに暮らしてほしい。
聖人と罪人たちの国、アイルランドには本当はどちらもいなくて、人間がそこにいるのみ。
(メモ)
同時期に公開した「アマチュア」の方を選び劇場鑑賞した事を少し後悔した。本作の方が、丁寧で分かりやすいストーリー展開と良い作品でした。
2025年の年間ベストに入れたい映画だった
アクション映画ではありません
全172件中、1~20件目を表示













