「現役バレエダンサーの頑張りとロシアの恥部」JOIKA 美と狂気のバレリーナ りあのさんの映画レビュー(感想・評価)
現役バレエダンサーの頑張りとロシアの恥部
アメリカ人のジョイ・ウォーマックは15歳で単身ロシアへ渡り、ボリショイ・バレエ・アカデミーに入学した。しかし、彼女を待ち受けていたのは、完璧を求める教師ヴォルコワによる厳しいレッスンだった。過激な減量やトレーニング、日常的に浴びせられる罵詈雑言、ライバルたちからの嫌がらせなど過酷な日々を過ごし、努力してボリショイバレエ団に入れると思ったが、ロシア人じゃないと言う理由で落とされた。ジョイの精神は追い詰められ、結婚してロシア人となり、2012年にボリショイバレエ団と契約した、そんな話。
17歳の瞳に映る世界、の時に気になってたタリア・ライダーが主演なんだと、後で気がついた。相変わら美しかったし、バレエのシーンも(代役が居たとは思うけど)様になってた。彼女、手脚が長くてスタイル良いからバレエダンサーも似合ってた。
実在の人物で、まだ31歳の人をもう映画で扱うとは、早いなぁ、凄いなぁ、と思った。
若いアスリートにパトロンが付き、夜の相手をする、これがロシアの恥部なのだろう。
あの国大丈夫なんだろうか?
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