SUGARCANE シュガーケインのレビュー・感想・評価
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「(遺骨は)見つかりそう?」続けて「悪魔がここに!」
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「アイルランド系が50%で45%が先住民で5%がスコットランドよ」男は答える「別の奴だろ」
そして、彼がバチカンのローマ法王に会いに行く。その泊まるホテルから購入したヨーロッパ系の男性の絵を母親と思しき人に見せる。そして1言「どうだい!ムッソリーニ見たいだろ」すると母親と思しき人が「多分、貴方のお父さんに似ているわよ」
「寄宿学校では、貴方は汚いINDIANと教え込まれたの。学校がそうさせたの」
ローマ法王が謝罪の旅にカナダを訪れた事は知っていた。但し、国の同化政策によって虐待を受けた7000人近い児童がジェノサイドにあったと言う昔の出来事として聞いていた。しかし、本作品を見てそうではないと始めて知った。
こう言った作品こそ見ておくべきだと思う。但し、自虐的歴史観を完全に受け入れる覚悟は必要である。従って、僕はこの作品を100%信じる。それが良く分かる作品と僕は思った。
「ローマ法王はカトリック教徒の首として、謝罪の行脚でカナダを訪問」とあるが、同化政策への謝罪である。本当はそうじゃや無い最近まで起きていた虐待の謝罪でなければならないが。同化政策は身近なお国でもやっている事だし、その暗い歴史には例外は無いと改めて思った。
犠牲になられた方の冥府を祈る。
また、国、個人の問題であって「イエス様に責任は無いですよ」と言う先住民の女性に涙が流れた。
紛れもなく傑作だ。
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