ChaO

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劇場公開日:2025年8月15日

解説・あらすじ

「鉄コン筋クリート」「海獣の子供」などで知られるアニメーション制作会社STUDIO4°Cが、アンデルセンの名作おとぎ話「人魚姫」をベースにオリジナル作品として手がけたアニメーション映画。人間と人魚が共存する近未来世界を舞台に、人間の青年と人魚王国の姫が織りなす種族を超えた恋の行方を、制作期間7年、総作画枚数10万枚以上という緻密なアニメーションで描く。

船舶をつくる会社に勤める平凡な青年ステファンは、ある日突然、人魚王国の姫チャオから求婚される。戸惑いながらもチャオと一緒に暮らしはじめたステファンは、ピュアで真っ直ぐなチャオの愛情を受け、少しずつ彼女にひかれていく。

テレビドラマ「silent」などの話題作に出演し「映画ドラえもん のび太の絵世界物語」ではゲスト声優を務めた鈴鹿央士が人間の青年ステファン、実写版「ゴールデンカムイ」シリーズの山田杏奈が人魚姫チャオの声をそれぞれ演じた。2025年アヌシー国際アニメーション映画祭の長編コンペティション部門で、準グランプリに相当する審査員賞を受賞。

2025年製作/89分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2025年8月15日

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(C)2025「ChaO」製作委員会

映画レビュー

5.0 とことんカオスなパラレルワールド

2025年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 12件)
猿田猿太郎

5.0 STUDIO 4℃が日本に必要だと改めて感じる傑作

2025年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

STUDIO 4℃は本当にすごい。王道だけが文化を作るわけじゃないということを知っている。これまで湯浅政明監督を『マインド・ゲーム』で長編映画デビューさせたり、『アリーテ姫』で片渕須直監督に長編映画の道を開いたりしてきたわけだが、今作もそうした快作(怪作)として後に語られるかもしれない。
無軌道で荒唐無稽で、ダイナミックな描写の連続で見ていて気持ちいい。展開の唐突さはむしろ狙ってやっているように見える。すっきりとみやすい画面ではなく雑駁で派手でカオスな空間。こういうアニメは久しくなかった気がする。
人魚のチャオがかわいい。魚なのにでかいスニーカーを履かせているのがいい。メインストリームのキャラクターデザインでないことは確かで、だからこそこの作品には価値がある。STUDIO 4℃はそもそもメインストリームを行く会社ではないし。
これから先、何年も見続けられていってほしいし、折に触れてリバイバル上映してほしい。

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共感した! 9件)
杉本穂高

2.0 無限城とバッティングしなくても…

2025年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

爆死は避けられなかったな。
見た目(おもにキャラデザ)でダメ、観たら観たでただでさえ感情移入し辛い主人公の声優が残念で更にダメ。
あと特に深い意味があると思えないカーアクションや格闘アクションに無駄にこっていて、制作サイドがどうしても入れたかったのか分からないがテンポが悪く感じた。
ストーリー自体は冒頭とラストが繋がるように上手くまとめられていたので鑑賞後にモヤモヤしないのは良かったかも。

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共感した! 2件)
maguro

3.5 本当は3.8あげたい。

2025年9月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

評価はかなり極端的に見えるが、私は冒頭から世界観の完成度に驚き、次にバケモノ級の背景の作画に呑まれ、登場人物それぞれ特徴あり、個性的で新しい!
キャラデザインに好みあるかもしれないが、元がある物語に縛れず、STUDIO4℃らしさあって個人的にすごくいいと思います。
ストーリーの設定も大胆的ながらとにかく可愛かった。常軌と外れたものの、これだからオリジナルアニメ大好きだ!と思わせる一作でした。
STUDIO4℃は傑作しか作れないか??と思うくらい、もっと人々に知られ、観て欲しかったです。

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共感した! 2件)
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