892 命をかけた叫びのレビュー・感想・評価

実話ベースということで、どうやってこの魂の叫びを汲むことができるのだろうか。命をかけて戦った軍人に対して、国が救う形はもっと無いのだろうか。彼の訴え方は犯罪だが、やるせない気持ちになった。残された家族のことも考えてほしかった。

みなければよかった。なんとも救いがなく、悲しみだけがのこる。

邦題の「892」の意味は中盤に分かります。日本も政治が悪過ぎる為、近年はこのような生活に困って立ち上がる人を題材にした作品を好むようになりました。本作は出だしは引き込まれますが、展開や演出は地味に感じました。主張はまず通らないと思うので、海軍が非を認めましたとありましたが、そこは違和感を感じました。