陽が落ちる

劇場公開日:

陽が落ちる

解説・あらすじ

「ウスケボーイズ」「シグナチャー 日本を世界の銘醸地に」などの作品を手がけてきた柿崎ゆうじ監督が初挑戦した時代劇。武士の妻である主人公が、蟄居を命じられた夫とともに過ごす日々を通して、武家社会の中で紡がれる美しい夫婦の情愛や家族愛、武士の妻であることを貫く女性の生きざまを描いた。

文政12年(1829年)、江戸幕府の直参旗本で書院番を務める古田久蔵正成を夫に持つ良乃だったが、夫の久蔵は江戸城在番の折に将軍の弓に不都合が生じた罪により、蟄居の身となってしまう。良乃は久蔵とひとり息子の駒之助とともに過ごす中で、夫や身内のためにもたくましく気丈に振る舞う。そしてある日、ついに久蔵の沙汰が決まり……。

これまでの柿崎監督作品にも多数出演してきた俳優の竹島由夏と出合正幸が、良乃と久蔵の夫婦役を演じた。

2024年製作/133分/G/日本
配給:MomentumLabo.
劇場公開日:2025年4月4日

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5

(C)2024 Kart Entertainment Co.,Ltd.

映画レビュー

5.0若い世代の方にこそ観て頂きたい作品

2025年4月28日
スマートフォンから投稿

時代を超えて、大切な家族を想う気持ちは共通して共感できるものだと感じます。
登場人物それぞれに感情移入できる瞬間があり、涙無く観ることは出来ません。
この映画は、いかに現代が恵まれているか、改めて感謝しなければいけないと感じさせてもらえるきっかけになりました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
花

5.0武家の矜持とその背後にある悲しみ

2025年4月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
けろ教授

4.0理不尽さに抗する武士と妻

2025年4月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

たかが弓を傷付けたくらいで切腹は無いだろーと言いたいところだが、将軍の弓と、それを預かる旗本の関係なので、当時としては致し方無いのだろう。泰平の世で緩んでしまった武家社会の内部統制の為の理不尽な沙汰。その中で抗う武士達。切腹させられる本人はもとより、その妻、息子更には奉公人までをも巻き込む理不尽な決定。最初から最後まで丁寧な作りで、緊張感を維持したまま最後に、たった1人残された妻の狂乱で終わる。悲しくも、当時、この様な理不尽に翻弄された武士達が数多くいたのだろう。良い時代劇です。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
Cabe

4.5思わぬご褒美、上映後の舞台挨拶

2025年4月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
椿六十郎