チャーリーとチョコレート工場のレビュー・感想・評価
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孤独な人間のイマジネーション
奇妙で愉快な世界観は自家薬籠中。ティム・バートンのイマジネーションが、ワンカのイマジネーションとしてみごとに物語世界の中に結実していて、瞬きするのも惜しいほど。孤独な成功者が主人公の手助けで過去と和解して心を開く…そんなベタな展開もいっそ気持ちがいい。
世界観が可愛い!
とにかく世界観が可愛い!!英語の教科書で学んだ世界が映画で観ることが出来るとは!と一人感動しました(笑)チョコレート工場の中はありとあらゆるところにお菓子、お菓子、お菓子。街や建物、川や木、苔までもがお菓子!うらやましい限りです(笑)本当にものすごく細かいディテールでお菓子の街が表現されていて、女の子の私にとってはとても可愛い世界でした。チョコの波に吸い込まれたり、顔は大人だが体は小さい小人が出てきたりと要所要所は少し気味が悪かったのですが、全体的に洋画だからアリかな!と。あとは勧善懲悪ですね。よかったです。人生初の映画とあって、大きなスクリーンで観る映画は感動し、思い入れのあるものになりました。
良い子のみんなへ
日本でも昔むかしからある『悪い子にはお仕置きを、良い子にはご褒美を…』というストーリーです
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんを大切にしようね、というメッセージが込められています
かなり、子ども向けではあります
もう少しオトナの要素もあるのかと思い鑑賞しましたが、徹底的に子ども向けです
それでも童心に返り楽しめました
日本にはない毒々しいお菓子の山、キモチ悪い小さなおじさん…
ちょっと胸焼けしそうでしたが、ラストはほんわかとしたキモチになれます
それにしてもジョニー・デップは妙ちくりんな役がハマりますね
時々みせる切なげな表情にやられました
良くも悪くも子供向け
原作未読。児童文学らしい訓戒と不条理に満ちたお話。不思議の国のアリスっぽい!と聞きましたがそんな感じ。
社会構造もかなり簡略化して描かれているしね。
テンポ良く、キャラも立っていてさすがティム監督とデップコンビだな〜と思いましたが、いまいち映画にワクワクできず。
多分、お菓子が美味しそうではないのが大きい。気持ち悪いほどとろけるチョコ、極彩色の飴とクリーム。見ているだけで胸焼け必至。日本人感覚では初見の掴みについていけなかったのかなと。
それ以外は小さいおっさんも面白くて楽しい映画でした。
ティムらしくない作品
とはいっても、僕自身が観たティムがかかわっている作品は、バットマン、ナイトメアー(略)、アリスインワンダーランド、今作程度しか観てない。
だが今作は、なんだかティムらしい独創感と絵柄が感じられない。
ジョニーの個性的な演技もいいのだが、なんだかインパクトに欠けてしまう。
考えていなかった展開もあるのだが、僕はそれを期待しているのではなく、独特なシチュエーションに撮影方法、そしてキャラクターデザインが観たかった。
だが、今作にはそれがあまり無かった。とても残念である。
ただ、劇中の歌は面白い。
同じ顔のおじさんが歌って踊って、そこは楽しめた。
他にも、ウォンカの心情が良く伝わってくるところ等、家族で観る映画らしさが出ていた。
この映画は初めて観て、大分経って、今更監督がティムだということに気付き、「え!?これでティムの映画!?」と思ってしまった。
それだけ『ティムらしさ』が欠けてしまった今作。
面白いことは面白いが、素直には喜べない作品だった。
ハチャメチャなんだけど・・・
世間とはかけ離れたウォンカの思考に、最初は戸惑って、どうなるのか心配になりますが、純粋なチャーリーの行動に救われます。
人間の様々な欲望も有りますが、結局は全て愛によって満たされるんですね。
我慢しきれず途中やめ
総合:0点
ストーリー:
キャスト:
演出:
ビジュアル:
音楽:
最後まで見ていないので、正確なレビューではないです。普通は一度映画を見だしたら、つまらなくても途中で投げ出したりしません。途中まで見たのだから、何とか我慢して終わりまで見ようとします。
しかしあまりの幼稚さと馬鹿馬鹿しさに、ついに途中で見るのを止めてしまいました。数多く見た映画でも、見るのを途中で止めたのは初めての作品かも。小さな子供ならば面白いと思うのかもしれません。この映画が好きな人にはごめんなさい。でも私には無理でした。
賛否両論の作品。
ティムバートンとジョニーデップが
好き勝手した作品ですね。
下手したら企画段階で没になる映画。
大抵こういう作品はまわりに
止める人がいなくて当然こけますが、
逆に作品にも遊び心が増え面白い作品になってます。
不気味
ウィンカは狂人です。
工場に漂う雰囲気はどろどろとしたチョコレートのように不気味で
落ちていく人間たちにぴったりの歌を歌いながら、
同じ顔をした小人が踊り狂うのも不気味。
甘い香りに騙されてはいけません。
あの工場は狂っている。
さすがはティム・バートン
やっぱり
ティム・バートンとジョニー・デップ。
この2人のコンビはすごい!!
個人的には
アリス・イン・ワンダーランドよりも好きかな😁
シザーハンズもまた見たくなった
映像が美しい!
飛行機の中で一度観て、映像の綺麗さにブルーレイが出たら買う!と、一目惚れした映画。
やっぱり、ブルーレイと1080の大画面TVで観ると、色のコントラストが超綺麗。
ウォンカの工場はきらびやかに表現し、それ以外の街には彩度の低い色あいで。
いかに工場が夢の国なのか、見ていて解ります。
選ばれたクセのある子供達のキャラは、人間のエゴをそれぞれ投影した子供達なんでしょうね。
彼らに対しての皮肉っぽいウォンカの対応が、ちょっとブラックだけど心地よいですw
ストーリーも映像も衣装も、全て素敵。
ブルーレイで観る価値のある映画です。
心温まる家族愛のお話
この映画の主軸は、ゴールドチケットを当てた子供たちが工場を見学する事なんですが…
私はこの映画を見て、工場見学よりも、チャーリーとウィリー、二つの家庭の事が印象に残りました。
チャーリーは本当に優しい子なんですよね。自分の夢を諦めて家計を助けようとしたんですから。
そして彼の家族も皆優しかった。経済的な苦しさなどは二の次にして、子供の夢を後押ししてくれた。
そして工場主ウィリーの思い出の中の家族。
経済的な不自由はないのに、有名歯科医師である父が甘いお菓子を禁止していたために、その反動でチョコレートに夢中になったウィリー。
そんな息子が家出する際、父はわずかに震え、うっすら涙ぐんでいたようにも見えた。
父は歯科医であるが故に、甘い物を与えない事が息子への愛情表現だったのだと思います。
そしてそのまま長い月日が流れ、父と息子は絶縁状態にあった。
しかし、父はずっと、息子のチョコレート工場の記事を保存し続け、遠く離れていても息子を見守っていた…。
家族なんて重要ではないと思っていたウィリー。
でもそうではないことを、家族がもたらしてくれる幸福を、ようやく知る事ができた。
この、二つの家族の物語に胸を打たれました。
チャーリーもウィリーも幸せになれて本当に良かったです。
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