プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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タイトルは「最弱狩猟者が死の惑星でアンドロイドと出会って最強になるまで」が適切
恐らく多くの人が感じているだろうが、第一作を至上としているファンにとっては受け入れ難く、そうでない人には受け入れ易い、この二つに分けられる作品だろう。私は前者の立場であるため、正直プレデターとしては失敗作だと思っている。主役をプレデターとし人類を一切登場させないという挑戦そのものは悪くないと思う。出来上がったものが駄目だっただけで。しかし、予告編の段階で私が期待するプレデターは観られないとほぼ分かっていたので、頭を切り替えて鑑賞した。結果普通のSFアクションとして観れば良作の部類に入るだろうと感じた。そこを加味しての星評価である。が、特に褒める点は思いつかないので、以降は駄目な点を書き綴るのみとなる。ご了承を。
まず大きな過ちとしてはプレデターに現代社会の人類と同じ価値観を求めた事だ。明らかに家族愛をテーマにしている。プレデターは高度なテクノロジーを持ちながら、狩猟を存在意義としている我々からすると異質な存在。そりゃそうだ異星人だし。なのに何故、そこに我々の価値観をぶち込もうとするのか意味が分からない。主人公のデクは一族の中でも小さく弱い。なら淘汰されて当たり前。家族の情の前に強さが先立つ、それがプレデターの価値観。それでいいじゃない。兄思いの弟や弟思いの兄が普通で弱いからと息子でも殺そうとする父が異常、というのはあくまで人間の価値観。むしろ成長しきる前、これ以上体がデカくならないだろうと見切りを付けられてとっくに殺されててもおかしくないとすら思う。体のデカさは強さに直結するからだ。「ザ・プレデター」で他種のDNAを取り入れる異種交配による進化が示唆されたが、その設定が生きているなら生まれた段階でコイツは駄目だと間引かれてても不思議はない。それほどのテクノロジーを持っているならそのくらい分からんものかね。
人類が一切登場しない今作、我々は誰にも感情移入することなく傍観者として観るしかない。どれほど人間らしく振舞おうとプレデターやアンドロイドの目線になって観ることは不可能だ。それを無理やり兄思いなデクくんと都合よく感情をもったティアちゃんを主人公にすることで、我々の目線に近づけようとした。これが崩壊の序曲だろう。一方で異星人とアンドロイドなので、ある程度ひどい目にあっても人間の場合ほど目を背けることもない。方や緑、方や白。赤い血が出ないのでお子様でも安心してご覧頂けますってか。
これまでプレデターと戦う人間は、それ相手に恐怖した。次々と仲間が無残なかたちで殺されていき・・・それでも立ち向かう。この流れが重要なのだ。今回のプレデターには恐怖というものが一切無い。ここが最も失敗作たる所以だ。異星人とアンドロイドのバディムービーが作りたいなら他でどうぞと言いたくなるのだ。プレデターは普通に楽しめるポップコーンムービーにしたら駄目なのだ。見えない敵にいつ襲われるか分からない恐怖、こんな死に方はしたくないと思わせる描写、奇策・奇襲に運が重ならない限りほとんど歯が立たない絶望、このように感情が揺さぶられるから第一作や「ザ・プレイ」は傑作なのだ。え?これプレイと同じ監督?ハハご冗談を。
そのうえで、妊婦や非武装者は襲わず敵対した者でも勇敢に戦った者には敬意を表する点など、プレデター側にも人類に理解できる側面もある。これで十分なのにプレデターをヒーローにしてしまってはもはや別物。ディズニーのものになってしまったから、それも当然なのが悲しい現実だ。めでたく(怒)シーズン2が決まったペットゼノモーフと一緒にそのうちランドのアトラクションに登場するのかな?
まだまだ主張したいことはあるが、このへんにしておこう・・・。この私の無念さがこれまでのプレデターを愛する諸兄に少しでも伝われば幸いだ。冒頭でも書いたが、特にこだわりが無ければ普通に観る事ができるSFアクション映画。上映時間も長くなく、内容もテンポが良いのでオススメはできる。だが私のように凝り固まった主張を抱えている人間には決して勧められない。頭を切り替えるか、血の涙を流しながら「こんなのプレデターじゃない!」と心の中のみで叫ぶ修行に耐えられる猛者は是非観に行ってほしい。
めっちゃ面白かった!
昨日、時間が出来たのでトロンアレス見ようと調べたらもう既に終了してたため、ハリウッド大作見ようかなと思い、高評価レビューが多かったプレデターを見ることに。過去作品は見たことはありませんでしたが、全然問題ありませんでした。テンポも良く、デクが狩りの旅にでる理由も良く分かり、そこで出会ったアンドロイドの力を借りて獲物を仕留める力や方法を身につけ、小動物とのクスッとなる交流も物語の重要な伏線になっていく展開は非常に面白かったです。(他にも色々伏線張られてるのがちゃんと回収されたのもスッキリしました)
笑える部分もあり、バトルシーンは見応えあり、そして最後にちょっとだけホロッと涙ぐんでしまうというエンターテイメントの色々な要素が詰まった良い作品だと思いました!
続編を匂わせるエンディングもGOOD!
次も観に行きたいと思いました!
(この監督の他の作品も観てみたいと思います!)
今までとはちょっと違う
プレデターが主人公というのが今までとは違うところかな
ストーリー展開もわかりやすかった
気にかけてくれてた兄プレデターが親父プレデターから殺されるという冒頭から始まる
一族に認められるため、危険な惑星へ仮に向かった
見習いの息子プレデター
危険な惑星に降り立ち、しばらくすると
足を無くした女性タイプのアンドロイドに出会う
※このアンドロイドはウェイランドユタニ社製
ウェイランドユタニ社ってエイリアンシリーズ
に出てくる会社
宇宙のあちこちで生態標本採取している
ウェイランドユタニ社とか、生態標本採取とか…
今後の続編とか…
ドラマシリーズのAlien Earthとか…
に繋げる方向も考えてんのかなぁとか…
ラストの台詞(続編匂わす)にちょっと笑ってしまいました
結構プレデターって感情あるじゃん!(笑)って思いました
個人的には、もっと口数少なくてクールだけど感情はあるって表現でも良かったかなぁとも思います
思ってたのと違う(褒めてる)
1作目とvsエイリアンしか観てないが、間違いなく異色作なのは分かった デクが「エッ、マジで?」「ヤバい! 死ぬゥ!」みたいな顔を晒しまくるので人間味があって愛着さえ湧いてくる シュワちゃんは醜いって言ってたけどね
予告では「未熟なプレデター・デクは一族を見返すため、アンドロイド女とタッグを組んで死の惑星で生き延びられるのか!?」みたいな感じだったけど、ちゃんと良い意味でミスリードを誘ってくれた感じ
全体的に見てて楽しいアクション映画だけど、チョイ役だと思っていた生物がキーになっていたり、バッドランドで遭遇する危険生物達が後で役に立ったり、なんで食われず済んだかと思ったら「そういえば顔にツバぶっかけられてたのか!」って気づいたり、細かい伏線も散らしてあって観てて気持ち良い映画でした
ツッコミどころやコミカルなシーンもあるから家で見れるようになったら友達とゲラゲラ笑いながら観るのも楽しいかも
初
「プレデター:バッドランド」
プレデターシリーズ初見。
観終わった後はカーボーイ映画のようなノスタルジックな余韻を残していた。
殺陣やアクションを見応えたっぷりで
脳みそが【楽しい】と叫ぶような感覚。
ストーリーは基本的な型にハマりながらも
世界観と魅力的なキャラクターで
新しさのエッセンスでとても面白かったです。
ツッコミ所も多いけど、オモロかった。
「エイリアン・ロムルス」もそうだけど、あれだけコスったシリーズを工夫して新鮮な作品に仕上げた手腕は拍手もの。
プレデターに人間味を持たせちゃいけないとも思うけど、そこを突破して世界を広げてる。
●プレデターが狩られる側になるという根本を覆す発想が見事だった。
●相棒がアンドロイドというのも、よく思いついた。
●猛獣とバトルするだけでなく、人間サイドをからめストーリーに意外性と広がりを持たせている。
●周りの物を工夫して敵を撃退するって1作目を踏襲してるのがリスペクトを感じるし、意外性があって良かった。前半に悩まされた生物を味方につけるアイデアが憎い。
●猛獣の親子設定も意外性があって良かった。
結局、獲物を狩れなくて父親に復讐するのはどうかと思ったが、とにかく柔軟な発想で面白かった。
よし、ゲーム化しよう!
評判が良かったので見に行きましたが最高でした。
負けイベント、装備を失い1からスタート、ボスラッシュ、仲間を見つける、成長して負けたボスにリベンジ
うん、オープンワールドアクションとかになったら面白そう!
そして今作は相手が人間やエイリアンじゃないからやりたい放題、近接戦闘もバンバンあります。そして、いつもエイリアン捕獲失敗からの大惨事を招く無能ユタニがそれなりに優秀!また、今作はオマージュもふんだんにあり、胸に穴が空く、鞭、エイリアン2のロボ、シュワ(罠のことです)によるゲリラ戦闘
続編を作れるように終わっている…と言うかラストはアスガルドに攻めてきたサノス船じゃん(笑)続編あったら嬉しいけど今作の展開を越えられるのかな?
楽しい〜
まずバッドランドの現住生物達が個性的で面白い。
プレデターは飛び飛びにしか見てないですが、
そこまで厳密な世界観のルールあるわけじゃないのでこういう膨らませ方は面白いですね。
ラストシーンは、続いてもここで終わりでもいい、良い終わり方。自分は全部綺麗にケリをつけられたら寂しくなるタイプなので。
やっぱ家族で一番強いのは、そうだよねとw
いつも思うけど、プレデター達のハイテク機器って誰が作ってるんだろう。
まあまあだった
つまらなくはないのだけど、興奮も感動も特にない。
敵の量産型の兵士は中央制御などしていないのか、誰か一人が異変を察知したらそれを共有するシステムくらいあってもよさそうなものだ。未来なのに情けない。
目的としている巨大な生物は首を切っても死なず一瞬で復活する。こういうの大嫌い。とてもつまらない。
モチーフは盛りだくさんだが、どれも魅力が薄い。プレデターのデクがなかなか気難しくてエル・ファニングになかなか迎合しない。
宇宙人バトルアクション
狩る事でしか自分の強さを
示せない若き戦士。
本能と人格を支配されていたが
違う惑星に降り立ち
仲間と相手を徐々に受け入れ
理解していく。
宇宙人冒険バトルアクション。
戸惑いとぎこちなさもありつつ
結束力のある仲間になり、心も通わせ
真の家族になっていく。
見た目はいかついがハートフルな作品。
現代的にアップデートされたプレデター
でプレデターが主人公。
続編もあるかもしれない。
カッコいいプレデターがさらにカッコよく‼︎
前半、未知の生物の数々の描写にとても引き込まれます
それぞれのクリーチャーの造形と、特殊な部分を存分に感じる事が出来る映像の数々‼︎
クリーチャーや、宇宙船、武器の映像はなんだかスターウォーズを観ているみたいで、心が躍ります
今作は冒頭からかなりドラマチックな演出をしていて、デクに感情移入しやすくなっています
デクはマスクをあまり被ってないので、表情の変化が観やすくなっていて、そこもこの作品の中では観やすくなっていました
主人公デクの心が切り替わってからの後半は怒涛の展開で、目が離せない‼︎
誰かを守る時が1番強くなる
そして色々な物を受け入れるメッセージ性は
現代の社会にとても合っているなと感じました
アクションシーンも迫力あり‼︎
アンドロイドならではの戦闘シーン、
そしてデクの強くなった姿と、前半からもみせていた、頭を使った戦い方には大興奮‼︎
感情移入させるのがめちゃくちゃ上手いのでさらに応援したくなります‼︎
ラストの復讐シーンは、迫力あるというよりは、カッコよくて美しい
まさに名シーンで、この映画の面白さを確固たる物にしていました
続編楽しみ‼︎
設定は面白いが、浅い
<良いところ>
設定が面白い
・これまで敵だったプレデターが主人公
・人間が登場しない。プレデターとアンドロイドのみ
・プレデターを主人公にすることで、これまで未知だった敵側の視点での価値観や背景を知ることができる
<良くないところ>
ストーリーや世界観が浅い
・プレデター側の文化である、「ハンティングにより力を証明する」「名誉を重んじる」「家族愛などは弱さとみなされる」などの価値観が、いわゆる現代風・欧米的価値観に更新される、というストーリーになっているが、こういったパターンの物語は「我々の信じている現代の価値観こそが正しい」と異文化を断罪する傲慢さを感じて、「浅い」「短絡的」と感じる。
・プレデター側の文化は日本で言ったら武士道だとか、中世までの価値観などを参考にしたものだと思うので、なおさらそう感じる。2つの文化が衝突することによってお互いに「気づき」があったり、我々の現代の価値観に疑問を呈するような展開であれば面白いと思うのだが、そうではなかった。
・世界観でいうと、プレデターの星では、何百年も技術や文化が進歩していないのだろうか?とか、彼らの高度な技術(宇宙船、武器、光学迷彩などの道具)は誰によって製造されていて、どう維持されているのだろうか?といったような背景が考えられていないように感じた。彼らの世界には戦闘者しかいないのか? せっかくプレデター側を主人公にしたのであれば、その辺を描くことで深みをもたせられたと思う。
・主人公補正のご都合展開。味方の命は一人でも大切なのに敵は大量虐殺して罪悪感なし? もともとの仲間でも敵となったら無慈悲に殺すのもどうなのか。
あと、これは最近のSF映画で常に感じることなのだけど、「急激に再生する描写のCG」はもうやめたほうがいいんじゃないか。ドラゴンボールでピッコロが腕を一瞬に再生するくらいなら、まだ漫画なのでそこまで違和感がないが、実写映像でこれをやると、あまりに非現実的で冷める。強敵に対してこういう「急激に再生する」という映像を安易に使いすぎている。再生した部分の物質はどこから生成されているのか、という、誰もが思いつく矛盾に無頓着でいることは映画の作り手の怠慢だと思う。「エンタメだからええやん」ということでこういう安易で便利な表現を続けていると、SF映画がどんどん面白くなくなっていく。超技術、超未来を扱っても、現実の物理法則でありえないことをやらない、というところを守らないと、SFならではの面白さがなくなっていく。
羊頭狗肉か否か
ヤウージャ族の落ちこぼれプレデター、デク。彼はその弱さゆえに族長の地位にある父親に殺されそうになるが、兄クウェイの命の犠牲のもと救われる。
兄のため、復讐のため、自身の力を証明するためバッドランド「惑星ゲンナ」へと旅立つ。
オープニングで「これまでのプレデターとは違いますよ」という製作側の意図が伝わって来たので、こちらも少し削ぎ落として観る準備。
「プレデター」「プレデター2」ばかりを何度もこすって来た自分には必要だったかなと思う。
これまでのプレデター達と同様、野性的で闘争本能の塊の様なルーキープレデター、デク。
兄との別れ、ゲンナ星での出会い、連続する修羅場の経験が通常のプレデターとは異なるベクトルでデクを成長させてゆく。
おそらくプレデターとしては珍しく優しさを持つ兄からは愛情を。
強い感受性を持つアンドロイド、ティアとは友情を。
まだ子供で強い好奇心を持つ謎の生物バドとは絆を。
それらがデクの父親、ティアの対となるアンドロイド、テッサの価値観との対比となっている。
エル・ファニングのアンドロイド2役は見事だが、増して美しさが際立っている。まぁ異形の生物ばかりが周りにいるせいもあるけれど。
残念だったのはモブのアンドロイドが画一的だったこと。ティアとテッサ以外にも数体個性的なアンドロイドがいたら、もう少し奥深い世界観が感じれたかもしれない。
エンディングを観た限り暫くはこのプロットで映画を作って行くのだろう。
「プレデター」という看板を掲げるのであれば、それに相応しい覚悟で製作して頂きたい。
いずれその先に原点回帰などと言って、無印や第二作目の様な作品が登場するかも。
うん、その時は僕は喜んで引っ掛かり観に行きますよ!
意外な所から誕生した新世代ダークヒーロー
この作品を一言で言うと「落ちこぼれのプレデター
が仲間を見つけ、絆を深めながら真の狩人・真の
ダークヒーローとして目覚めていく」までの話。
これだけでそんなのはプレデターではないと感じる
人にはお勧めしない。逆に面白そうと感じる人は、
恐らく絶対に面白いと思う。
続編を作る気満々の終わり方なので、個人的には
新世代のダークヒーローとなった主人公プレデター
とVSエイリアン、VS物体Xみたいな他作品との
クリーチャーとの戦いも観てみたいと思わせる作品
観るか迷ったけど
IMAX版で観ました
予告編でプレデターの顔がなんだかなあ
って思ったけど
本編みたらなんであの顔なのか理解できた
排除されるべき者設定だったから
狩る側ではなく狩られる側?
どことなく情け無い感じのデザインで
今までのプレデターとは違う顔
どこか人間っぽい感じ
感情移入できるようになってました
エル・ファニングさん
よかったです
ストーリーはとても単純だけど
自分はそこが好き
大画面で音響も迫力があって
とてもよかった
プレデターとしては…エンタメ映画としては◎
近年稀にみる少年漫画的なストーリーでした。
兄との死別→新しい環境→新しい価値観→別の視点で解決、という構成です。
場面や展開の変化が明確で、飽きさせない緩急のついた物語でエンタメ映画として見事でした。
ティアが星の解説者として機能しており、肩越しの場面展開など視聴者も共に旅をしているような画面は見応えがあります。
明るい性格のティアとの掛け合いも軽くて、兄との死別という暗いテーマを希釈してよかったです。
超科学な武器を駆使するプレデターが、裸同然で自然に翻弄されつつ成長する姿は新しく感じました。
ただ、プレデターシリーズを楽しみにしてる層には受け付けないかもしれません。
まるで少年漫画のような成長していくプレデター
とにかく脚本がよく出来ています
成長・家族・激しいバトルと観客にうける要素を入れながら、今までのプレデターの要素や果てはエイリアンに出てくるウェイランド・ユタニ社をうまく絡めてファンを喜ばせてくれたり、最初から終わりまでずっと飽きずに観れました。いや本当によく出来ている。ここ最近のハリウッドのアクション映画では頭一つ抜けていましたね。
ただ、今作は今までのような激強プレデターではなく一族最弱のプレデターの成長物語でもあるので、激強プレデターが好きなファンには受け入れられないかもしれない。でも最弱が成長していき、最後にいままでの集大成のような戦いを繰り広げるのは日本の少年漫画のようで楽しめました。
ただし一切人間は出てきません。エイリアンとアンドロイドだけです。まぁ逆にそれが良かったと思います。キリスト圏内はロボットは人間の相棒としては受け入れられないけど、「じゃあエイリアンなら良いんじゃね?」的な絶妙なラインを攻めてるのも自分には面白かったです。日本ではロボットは相棒なのは普通の感覚だけど、あっちではそうじゃなく大体が良い相棒そうだけど実は信用ならない相手として扱われます。そういう意味でも冒険してましたねぇ。
またウェイランド・ユタニ社がエイリアンだけじゃなく他からも恐ろしい生物を集めていたり、エイリアン2を思わせる「ある兵器」が出てきたりでサービス満点です。
よく観ると色々なネタが散りばめられているので何回も観たくなる。
B級映画で始まった初代プレデター。最強故に扱いにくく最近では「プレデターは結局B級として消費されていくのかなぁ」からのこの作品。大作として、そして傑作と思える出来のものが誕生して、長年のファンとしては純粋に嬉しかったです。続きもありそうなので期待してます。
新しいプレデター シリーズとして捉える。
1、2 を鑑賞済みで、あとはよく知らない勢です。
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某配送ゲームの影響で、エルさんのファンになったので、映画感で鑑賞(笑)
予想通り、エルさんの魅力、満載でした。
プレデターも少しソフトになり、人っぽい感じに。
過去作でみられた、外見も中身も、残虐という感じはないが、
爬虫類チックな音を鳴らすところなど、ちゃんと踏襲している。
これは、全く新しいタイプのプレデターだと感じました。
そして、なんか、エイリアンっぽいところも、ランボーも感じる・・・。
アクションも、キャラクターも、とても良いので、次回作にも期待したい、
今度は、光学迷彩とプラズマキャノンをバンバンやってくれることを希望。
(海外勢は、刀のほうがウケるのかもしれないが・・・)
個人的には吹替版で観るのをオススメします!
前回映画「爆弾」の方が気になって、ついつい先送りにしてしまったのだけど、改めて観ることが出来ました、映画「プレデターバッドランド」!!!(=゚A゚)
面白かった!!!!
面白かったよ!!!!!
もうそれだけだよ!!以上感想終わり!!
でもいいくらい面白かった!!なので評価5!
っと、5000文字も書けるのに150文字くらいで感想を終わらせたらもったいないので、どう面白かったか、だらだら~っと書いていきます。
プレデターは第一作からTVで観ていて、当時小学生かつメタルヒーロー世代だった私の心をガッチリと掴んだシリーズでした。
ドレッドヘアーに醜悪な顔という異形な出で立ちに、光学迷彩にプラズマキャノンと近未来的な兵器を駆使し単体で狩りを行う人型エイリアンなんて、反則的すぎるくらいキャラが立ってるだろ!!!(=゚A゚)
それをシュワちゃん率いる筋肉モリモリのミリタリー部隊が迎え撃つんだよ!!当時シュワちゃんはコマンドー派かプレデター派かで分かれたけど、俺は断然プレデター派だ!!!
当時一作目をこれでもかというほど吹替え版で観ていたおかげで、好きな哲章と言えば玄田哲章と答えてしまうほどに映画プレデターシリーズに関しては全て吹替え版で観る!という自分の中での確固たるルールが確立しております。
というわけで、もちろん吹替え版で観ました!
私、今の職場に就職して早7年が経過したのですが、7年前、2次面接後に内定をもらって、あとは入社日を待つばかりで退屈していた時に「ザ・プレデター」を劇場で観たので、映画館でプレデターを観るのは実に7年ぶりとなります。
ザ・プレデターは不完全燃焼だったんだよね(=゚ω゚)っぽさが足りないというか、2の時も思ったのだけど、やっぱり初代や「プレデターズ」「ザ・プレイ」みたいに自然の環境でこそ「っぽさ」が際立つと思うんですよ。サスペンスドラマの崖みたいな感じで。
それで今回はどうかな~…と思って観たのですが、人間ならまともに生きてはいられない弱肉強食な惑星で、いつもは人間側に干渉して狩る側にいたプレデターが人間が暮らせない過酷な環境で狩られる側に回るという、まさかの立場逆転な主人公枠!
エイリアンでお馴染みウェイランドユタニ社製のアンドロイド(上半身)と協力して未知の惑星で生き抜くバディ物と、これまでにない要素盛りだくさんで非常に面白い内容となっておりました。
一族の中でも最弱と言われたヤウージャ族(プレデターのことそう呼ぶのね)のデクが、強さこそ正義!!な掟にしたがって父親に始末されそうになったところを兄に助けられ、生存不可能な地、ゲンナ星へと赴き、そこにいる親父も恐れるモンスターを狩って強さを証明するんじゃい!!最強のプレデターに、俺はなる!!な内容が開始早々すぐに分かるという、非常にわかりやすいストーリーなんだけど、過酷な地の案内人アンドロイド「ティア」の存在が物語に彩りと面白さを与えています。
光学迷彩機能とかいつも着けてるフェイスマスクとかは、トロフィーを献上して晴れて「プレデター」になった時に着けれるものなのね。
素顔のままで行動する未熟なプレデターであるデクの姿も、これまでのシリーズとは異なった仕様で面白さを感じました。
単体で狩りを行うというのは、シリーズを通して観て分かるようにやっぱりヤウージャ族の性質なんですね。
狩りの目的が強さの証明なので例えばナイフ一本で挑んでくる強者が相手なら、こちらも刃物で応じると、人間でいう騎士道精神も持ち合わせています。
今作は人間が出てこないので、翻訳機能を搭載したティアがヤウージャ語を話せるというのが強みで、プレデターとの会話が成立しているのも魅力のひとつ。
俺たちは群れない!!群れたら弱い!!強さこそ正義!!な一族の誇りを主張するデクに、群れを守る強さを持ったオオカミの存在を語るティアと、旅のお供に出会ったモンスターバドとの交流で心境が変化していきます。
ティアは失った下半身のあるユタニ社の部隊の拠点まで運んでもらうためにデクを利用していたことが分かるんだけど、ティアの姉妹であるアンドロイドのテッサと合流するためだったと、アンドロイドとヤウージャ族の違いはあるけど、家族のためという目的が一緒だったんですよね。
デクがゲンナ星に来た最大の目的であるモンスター、カリスクが遂に登場。
ついでにユタニ社がゲンナ星を調査に来た目的が、サンプルの採取と何より、脅威の再生能力を持ったモンスター、カリスクの捕獲だったと。
カリスクは俺が狩りにきたんじゃい!!とデクが果敢に挑むんだけど、ヤウージャ族の強い戦士である父親をも恐れる存在とはよく言ったもので、危うく命を落としそうになるところで、カリスクは何故かデクを食おうとしない。
デクもあれ?となってたら、実は旅のお供に出会ったバドがカリスクの子供だったことが判明します。
家族の証につけたマーキングの匂いに気づいたんですね。
再調整のため梱包して運ばれるティアを救いだすためデクがこれまで自身の経験や彼女の案内で培ってきた生物たちの特性を逆に利用してやろうと戦う準備をはじめます。
この場面がとにかく好きで!奇しくもこの場面、初代でプレデターと戦うために支度をするシュワちゃんを彷彿とさせるんですよね。
ティアを助けたがために、弱者を切り捨て闇落ちしたテッサと、兄に助けられて守る強さを知ったデクとの対決。
首(トロフィー)を抱えて父親の元へ戻ったデクは、すでに強い戦士へと成長していて、ヤウージャ族との袂を分かち、新たな「家族」を手に入れたところで物語は終了します。
いや~、面白かった。続編があるならまた観たいけどもこの一作で終わるからこその良さもあるから複雑なところです。
吹替え版で観たのですが、デクたちのヤウージャ語は吹替えでもヤウージャ語のままなので、実質ティア(とテッサ)役の早見沙織さんの独壇場といった感じでした。
早見さんは以前から思っていたのですが、アニメより吹替えの方がすごくナチュラルに聞こえていいんですよねぇ。私は吹替えで観るのを薦めます。
全148件中、41~60件目を表示








