プレデター バッドランドのレビュー・感想・評価
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何コレ、最高じゃん! 正にプレデター新章!!
1作目から劇場で追ってきた大好きなSFアクション・シリーズの1つ、今回もすっごく面白かったです
前作『プレデター ザ・プレイ』(2022)がメチャクチャ面白く、本作も同じダン・トラクテンバーグ監督作品ということでいやがおうにもハードルが上がっているところ、期待どおりの面白さに大満足
過去作群と決定的に違うのはプレデター自体が主人公で感情乗せて普通に喋るところ
コアなファンの中にはここが許せない、受け入れられない、という人もたくさんいそうですが私は全く問題なく楽しかったです
↓↓↓ 以下、ネタバレあるので注意 ↓↓↓
オープニングのひたすら激しいバトルシーンが画面がやや暗くスピード感があるので正直 何がどうなっているのか分かりにくく、始めは少々疲れて全編こんな調子だったら嫌だなと思って観てましたが、それは始めの方だけで全体的にテンポのいいストーリー展開とほどよいアクション描写、クライマックスのラストバトルに向け徐々にドライブしていく小気味いい演出でグイグイ惹き込まれていきました
本作で最も印象的だったのは“ウェイランド・ユタニ社製”アンドロイドのティアを演じるエル・ファニングさん、真っ白で可愛らしい お人形さんの様な彼女が大丈夫かしらんと思っていましたが、これが素晴らしく役にマッチしていて驚きました
ショートヘアが似合っていて相変わらず可愛いんですが、下半身がもぎ取られ、顔も所々ダメージを受け全体的に汚れているワイルドな感じが意外に合っていて、プレデターとのバディぶりが最高にカッコ良かったです
しかもクライマックスでは下半身を取り戻しピタピタのボディスーツがスタイルの良さを際立たせ、クールなアクションを繰り広げるあたりも最高にカッコ良かったです
さらに同じくアンドロイドのテッサを演じるのもエル・ファニングさん(1人2役)
ティアと違って全身は健在だけど顔のダメージが多く、目も片方が白目で顔つきと喋り方が明らかに悪者、ダークなイメージでユタニ社のミッションを忠実に守るヴィランの様な存在を見事に演じ分けていて素晴らしかった、間違いなくエル・ファニングさんの代表作になったんじゃないでしょうか、とにかく素晴らしかったです
全体的にVFX映像やアクション描写が◎
主人公のプレデター・デクのキャラクターやアクションも◎
印象的だったのはクライマックスのウェイランド・ユタニ社の拠点でのバトルシーン、ティアの下半身が上半身に誘導されスタスタ歩きながらバトルを繰り広げる所や『エイリアン2』(1986)や『アバター』(2009)で登場した様なパワーローダーも登場し巨大クリーチャー・カリスクと怒涛のバトルになだれ込む展開は圧巻、最高に面白かった
最後にデクが最悪の親父プレデターに向かって「あんたなんて家族じゃない、俺には本当の家族がいる」と言い放つシーンで一緒に映っているのがティアとちょっと成長したバド、“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”を想起させるワクワク感に包まれ、ぜひ続編を作って彼らの次のアドベンチャーを見せてほしいと思いました
純粋に面白い
環境に優しい生物兵器
自分を見捨てた父親に復讐するお話は、手塚治虫未完の漫画『どろろ』を連想させる。しかも、道中どろろという名前の“チビ”と組んで、妖怪退治の旅を繰り広げるところなど本作とそっくり。サイボーグといってもよい百鬼丸の半壊をどろろが背負うシーンも、確かにあったよう記憶がうっすら残っているのだが…
そんなジャパンアニメへのオマージュを抜きにしても、本作はなかなかどうして良くできている。人間やゼノモーフを狩に狩ってきた今までの“プレデター・シリーズ”とは異なる切り口が斬新なのである。スペシャル・アドバイザーとしてクレジットされていたジェームズ・キャメロンが“方向性は合っている”とお墨付きを与えたほどだ。
マッチョな戦闘エイリアンと人間の心を理解できるおしゃべりアンドロイド、そしてエイリアンもどきの◯◯と手を組んで、悪徳軍産複合体WU社製のアンドロイド軍団とゲリラ戦を繰り広げる。プレデター・シリーズといえば、いかにもアメリカ人が好きそうなハイテク兵器で完全武装した姿を思い浮かべるのだが、この主人公デクは映画序盤でWU社に拉致された挙句、武器を全て取り上げられてしまうのである。
まさに、AIの進化によってホワイトカラーの楽な仕事がどんどんと無くなって、おまんま食い上げ状態に追い込まれたアメリカZ世代の危機感をそのままシナリオに練り込んでいるのだ。我々雇用延長世代の爺さん連中はそのまま逃げ切れるのかもしれないが、彼らにとっては死活問題。利用できるものは利用するしかないと、配管工や電気技師などのガテン系資格が大変人気なのだとか。
ただ狩ることのみに全精力を傾けて来たデクだったが、生き物の心を理解するティア (エル・ファニング)に“協調”の重要性を諭されるのである。そこで、WU社に丸裸にされたデクが何を持って戦おうとするのかは、是非劇場で確認されてほしい。関税や武力で同盟国を脅すのも結構だが、日本がいなければ空母どころかミサイルでさえ作れなくなっている現状をふまえ、トランプ=アメリカにも国際協調の重要性を学んでほしいのである。
交渉の余地などまったくない絶体悪、それが一種のニヒリズムとなって暗殺者=プレデターの魅力を引き立てていたのに、今作のデクには人間性がありすぎて“らしくない”と評論家は吐き捨てる。が、時代は変わったのである。リベラルパヨクによる無政府主義グローバリズムが消え去ろうとしている現在、次にどんな時代が来るのだろうか。全世界がWU社のようなAIに管理される味気のない世界なのか。トランプのようなマッチョ指導者が複数現れ分割統治する多極化世界へと向かうのか。はたまた植民地主義によらない協調に基づいた新しい同盟関係が生まれるのか。我々は今選択を迫られている。
めっちゃ面白かった!
昨日、時間が出来たのでトロンアレス見ようと調べたらもう既に終了してたため、ハリウッド大作見ようかなと思い、高評価レビューが多かったプレデターを見ることに。過去作品は見たことはありませんでしたが、全然問題ありませんでした。テンポも良く、デクが狩りの旅にでる理由も良く分かり、そこで出会ったアンドロイドの力を借りて獲物を仕留める力や方法を身につけ、小動物とのクスッとなる交流も物語の重要な伏線になっていく展開は非常に面白かったです。(他にも色々伏線張られてるのがちゃんと回収されたのもスッキリしました)
笑える部分もあり、バトルシーンは見応えあり、そして最後にちょっとだけホロッと涙ぐんでしまうというエンターテイメントの色々な要素が詰まった良い作品だと思いました!
続編を匂わせるエンディングもGOOD!
次も観に行きたいと思いました!
(この監督の他の作品も観てみたいと思います!)
プレデター見たことなくても知らなくてもミレデター?!
プレデターとしては1番かも
これまでのプレデター作品と一線を画す物語
これまでのプレデター作品とは一線を画す新たな試みを感じる作品でテンポも良く、シンプルに面白かったです。
プレデターの一族として最弱と言われたデクが死の惑星で多くのモンスターから狩られる立場となり、途中から出会うアンドロイドのティアの助けを借りながら成長していく姿は、応援したい気持ちさせてくれました。
これまでにないプレデター像を描いたことで、魅力的なSFキャラが誕生したと思います。
今までのプレデター像はどちらかというと恐怖かつ非情のハンターというイメージしかありませんでしたが、この作品の主人公デクは仲間を守るハンターとして成長したことで、プレデターシリーズの新たな側面が見れて、今後のシリーズ展開にも期待が膨らむ出来だったかなと思います🙆🏻♂️
最後に、ティアを演じたエルファニングがとてもキュートで、ダークな物語なだけあって一際目立っていたので、次回作があればデクと共闘する姿がまた見たいなと思いました😉
今までとはちょっと違う
プレデターが主人公というのが今までとは違うところかな
ストーリー展開もわかりやすかった
気にかけてくれてた兄プレデターが親父プレデターから殺されるという冒頭から始まる
一族に認められるため、危険な惑星へ仮に向かった
見習いの息子プレデター
危険な惑星に降り立ち、しばらくすると
足を無くした女性タイプのアンドロイドに出会う
※このアンドロイドはウェイランドユタニ社製
ウェイランドユタニ社ってエイリアンシリーズ
に出てくる会社
宇宙のあちこちで生態標本採取している
ウェイランドユタニ社とか、生態標本採取とか…
今後の続編とか…
ドラマシリーズのAlien Earthとか…
に繋げる方向も考えてんのかなぁとか…
ラストの台詞(続編匂わす)にちょっと笑ってしまいました
結構プレデターって感情あるじゃん!(笑)って思いました
個人的には、もっと口数少なくてクールだけど感情はあるって表現でも良かったかなぁとも思います
思ってたのと違う(褒めてる)
1作目とvsエイリアンしか観てないが、間違いなく異色作なのは分かった デクが「エッ、マジで?」「ヤバい! 死ぬゥ!」みたいな顔を晒しまくるので人間味があって愛着さえ湧いてくる シュワちゃんは醜いって言ってたけどね
予告では「未熟なプレデター・デクは一族を見返すため、アンドロイド女とタッグを組んで死の惑星で生き延びられるのか!?」みたいな感じだったけど、ちゃんと良い意味でミスリードを誘ってくれた感じ
全体的に見てて楽しいアクション映画だけど、チョイ役だと思っていた生物がキーになっていたり、バッドランドで遭遇する危険生物達が後で役に立ったり、なんで食われず済んだかと思ったら「そういえば顔にツバぶっかけられてたのか!」って気づいたり、細かい伏線も散らしてあって観てて気持ち良い映画でした
ツッコミどころやコミカルなシーンもあるから家で見れるようになったら友達とゲラゲラ笑いながら観るのも楽しいかも
過去作とか気にせず楽しめます!
"プレデターがこれからどこへ行こうが俺には興味ない!…”な映画
いやぁ、つまらない作品でした笑
プレデターのファミリーの話なんて、誰が知りたい?
あの忍者的な捕食者だから、感情の無い冷酷さがあったから、今までは面白かったのに…これならもっと訳のわからん宇宙人モンスターでも良かったのでは?
あまりオススメしません!
三度の飯よりも『プレデター』シリーズが好き!という方は…どうぞ!笑
吹き替え版で観ました。
初
「プレデター:バッドランド」
プレデターシリーズ初見。
観終わった後はカーボーイ映画のようなノスタルジックな余韻を残していた。
殺陣やアクションを見応えたっぷりで
脳みそが【楽しい】と叫ぶような感覚。
ストーリーは基本的な型にハマりながらも
世界観と魅力的なキャラクターで
新しさのエッセンスでとても面白かったです。
ツッコミ所も多いけど、オモロかった。
「エイリアン・ロムルス」もそうだけど、あれだけコスったシリーズを工夫して新鮮な作品に仕上げた手腕は拍手もの。
プレデターに人間味を持たせちゃいけないとも思うけど、そこを突破して世界を広げてる。
●プレデターが狩られる側になるという根本を覆す発想が見事だった。
●相棒がアンドロイドというのも、よく思いついた。
●猛獣とバトルするだけでなく、人間サイドをからめストーリーに意外性と広がりを持たせている。
●周りの物を工夫して敵を撃退するって1作目を踏襲してるのがリスペクトを感じるし、意外性があって良かった。前半に悩まされた生物を味方につけるアイデアが憎い。
●猛獣の親子設定も意外性があって良かった。
結局、獲物を狩れなくて父親に復讐するのはどうかと思ったが、とにかく柔軟な発想で面白かった。
ま、私の期待が大きすぎたので・・・・
前作の「プレデター」が配信だったので、「プレデター」の最新作が映画館で見れて大変に嬉しく思いわくわくしながら見に行きました。
本作品、これまでの「プレデター」シリーズとは思考が変わり、これまは、プレデターが地球にやってきて、人間社会に襲いかかる内容でしたが、今回の作品は、プレデター側の視点から内容が進む新たな展開、シリーズの始まりのような映画です。
本来なら、戦闘民族プレデターが、成人のお祝いに、色々な惑星に戦いを挑み、その死闘に勝ち抜いた者だけが、プレデターの民族の成人として認められて生きて行けると言う設定だったらしい・・・
「エイリアンVSプレデター」でも見られたけど、プレデターは、知的生物であり、エイリアンは単なる動物で、あの作品でも、人間と一時的に共闘するシーンが設けられていたけど、本作品は、その一部の設定を受け継ぐような感じで作られている。
今回のプレデターは、そう言った流れを汲んで作られているので、これまで描かれているプレデターとは一味もふた味も違い、まずは、これまでのシリーズ史上、プレデターが、弱い、情にもろい・・・・
アクションシーンは何時もながらに盛り上がりますが、この内容では、別に設定をプレデターにしなくてもよさそうに感じるのだが・・・・そう言った意味で言うのなら、内容は単なるB級SFアクションと言う感じかな・・・・
制作側は、プレデターに、生き物のとしての人間に近い人らしさを表現したかったみたいですが、それなら、地球外生物VS地球外生物の戦いを字幕なしで追っかけた方が新しい感覚になったと思います。(リンゴスター出演の「おかしなおかしな石器人」のような言葉がまだしゃべれない連中を描くように)
この後もこの路線で、お話が進むような感じではありますが・・・・私としては、プレデターのスピンオフと言う感じで、これはこれで終わりにした方がいいかな・・・・ま、私の期待が大きすぎたので・・・・
プレデター初めて観ました
プレデターのシリーズはだいぶ前からあると思いますが、プレデター自身の見た目が悪く、気持ち悪いので映画館で観たことはありませんでした。(TVでは観てます)
知人のレビューで高評価がついていたことから、映画館で観て来ました。今回のプレデターは随分人間味があり、アンドロイド?だけどティアが美人で最後まで楽しく観ることができました。
激弱
桃太郎
このシリーズには興味が湧いたことがなく、1本も観たことがなかったのですが、今作は面白そうな気がして、先週、第1作「プレデター」(87)を観てみたのですが、全く自分の好みではありませんでした(涙)。にもかかわらず、やっぱり気になって観てみたら、とても面白かったです!何といっても、あのザリガニのような顎についつい目がいってしまいました(笑)。物語のテンポもいいし、バトルシーンも見応えがありましたが、やはり一番の見所はストーリーかなと思います。これぞ定番という王道ストーリーではあるのですが、主役のデク(ディミトリウス・シュスター=コロアマタンギ)が弱いこと(でくのぼうのデクではありません…笑)、そして下半身がないアンドロイド・ティア(エル・ファニング)とのいい感じの凸凹コンビぶり、そして…。ネタバレになるので書けませんが、色々な要素がいい具合にミックスされていて、スカッと爽快な余韻が残りました。エル・ファニングは、「SUPER8」(11)でちょっと光ってましたが、でも、今作は当たり役ではないでしょうか。表情の豊かさが素晴らしく、アンドロイドの気持ちがぐいぐい伝わってきました(笑)。とりわけ出会いの二人が出逢うシーンで、変な花の毒にやられたデクを覗き込む表情のキュートさにシビれました。終盤の盛り上がりの中、ふと日本昔話「桃太郎」を想起しながら、デクやティアたちの奮闘に心の中で大声援を送ってました!
全551件中、141~160件目を表示
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