「落第生・・プレデター・・何も起こらないはずがなく」プレデター バッドランド qi1234567890さんの映画レビュー(感想・評価)
落第生・・プレデター・・何も起こらないはずがなく
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訪れた世界の生態系がよく練られてて印象的だった。。
過酷な場所のはずなのに、最終的にそれを味方につけて、無双するデクは見ていて気持ちがよかった。
サイボーグのティアのアクションも意外性が強くて、単純に“新鮮でかっこいい”という楽しさがある。
ただ、自分の中の「プレデター像」とのズレも強く感じた。
原体験としてある「いきなり襲い掛かってくる必要以上の暴力」からすると、近年のプレデターは人間寄りになってきていて、今回のデクはその最たるものだったと思う。
ここは賛否が割れそうだし、わたし自身もやっぱり戸惑いがあった。
エイリアンとのユニバース共有も健在だが、ここがまた複雑にしている。
相棒がサイボーグと聞いた時点で「まあそうだろうな」と思ったが、
プレデターもウェイランド社も本来は“悪役側”なのに、無理に絡めようとする結果、
プレデターが必要以上に感情豊かに描かれているように感じてしまう。
匙加減が本当に難しいところで、自分としては積極的には支持しづらい部分だった。
物語としては“居場所を奪われた者たち”のテーマがよく出ていた。
デク、ティア、そしてカリスクの子ども。
本来ある場所を失った者同士が最後には仲間になっていく構図は分かりやすく、
間口を広げたストーリーとしては素直に受け取れる。
ただ、そのテーマが前面に出るほど、「この物語は本当に“プレデター”である必要があったのか」という疑問も浮かぶ。
最近のシリーズものにありがちな“設定縛りの弊害”を、今回も少し感じた。
なんか、いろいろ書いたけど、最後の最後にめっちゃ持ってかれてた・・・。ナニコレ、めっちゃ気になる終わり方じゃん・・うまいなぁ
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