カレンダー・キラー

配信開始日:

映画レビュー

4.0ドイツ発のスリラー映画…、だけではすまない深刻な社会派映画

2025年1月23日
iPhoneアプリから投稿

AMAZON MGM Studios 製作
ドイツ原題’Sebastian Fitzeks Der Heimweg’ 「帰り道」の意(前半は作家名) 同名の原作は2020年発表
英題は邦題と同じ’The Calendar Killer’

ジュールスは帰宅ヘルプホットラインのボランティアをしている。クララという女性から電話がきた。 カレンダー・キラーに殺されると。
カレンダー・キラーとは最近多発している殺人だが、壁に殺害日が書かれているためそう呼ばれている。
夫に「VPナイト」という謎の会員制クラブに連れていかれる。(VP=ヴァイオレンス・プレイ) そこで意識を失い、目覚めたらメッセージがあった。

DV、DVの連鎖、被害妄想、間違った正義感。

最後に明かされる真実。

しかし、映画を見ている私ももっと早く違和感に気づくべきだった。
かかってきた初めての電話。DV履歴。

クララは子供への深い愛で助かった。
しかし一方、妻の最低限の子供への思いやりが、思いもしない結果により、夫の歪んだ心を増幅させた。

現実ならゾッとするが、映画名なら秀逸な「カレンダー・キラー」のタイトルもいい。
…………
日本語版キャスト
主人公 クララ:永宝千晶、帰宅ヘルプ交換手 ジュールス:川本克彦、夫 マルティン:清水優譲

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imaxmax

2.0思ってた作品とは違ったが

2025年1月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

登場人物の少なさやら背景場面が少ないことからだいぶ冒頭でオペレーター役が犯人でクララ宅に忍び込んでることは察してしまう。
まぁこういう推理展開を楽しむというよりDV被害による社会問題を扱った作品であることも同時にわかるが、色々と散らばっていてそのメッセージ性もストレートに感じにくい。
カレンダーキラーの存在に焦点を当てて展開していくではなかったのが楽しみ方を間違えた。
配信作品のため事前情報があまり入っていなかったため思ってた作品とは異なったがテンポの良さは見やすくて好みではあった。

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KKK

3.04人に1人!?…

2025年1月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

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KEI

3.5VPナイトとは

2025年1月21日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

 VIPの集まりかと思ったら、まさかのバイオレンスプレイだとは・・・クズ男たちだけではない。富裕層にも存在するDV。しかも、パーティの席で薬を飲ませて!とか信じられない世界。そうして見守り隊のジュールスがその事実を聞き、助けようとするのだが・・・

 「帰宅ヘルプ・ホットライン」なる慈善団体(?)の消防署緊急通報司令官だった男ジュールス。今年の冬ドラマ「119エマージェンシーコール」と被ってしまうくらい、緊迫した場面もあるし、逞しい存在だと思わされるのがミソ。

 カレンダー・キラーの正体は何となく想像できるものの、徐々に登場人物が増えていきミスリードされてしまう。そもそも妄想癖の疑いをかけられているクララなんだからミスリードだらけのサスペンスと言っても過言ではない。

 連続殺人事件は解決したけど、その後のエピソードが辛辣。最初からホットラインの録音にこだわっていたし、電話がかかってきた時から証拠を残そうと必死になってるクララの心情が興味深い。

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kossy