果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
全236件中、41~60件目を表示
箇条書きで評価
加点
映像美
キャラクターの味
フラ
減点
演出の大き過ぎる振れ幅
ネグレクト母の腰の軽さ
時代を気にしてる割には参照していない
指輪物語
謎稲妻
光の国のウルトラマン
オチ
この先ネタバレのため 読むのは自己責任にて
酷評されなきゃイケナイほど駄目な作品だとは言わないが、その説明でいいのか?というシーンは多い。
王女ちゃんは父に大事に育てられたとても純心な娘、そんな父(旦那)が気に食わない母は王弟を唆し王位簒奪を画策し王国内に大乱を招く。死んだ父の復讐を誓った王女ちゃんだが、根が純心なので酷い目に遭い荒んでいく。王女も王国の住民も大乱に巻き込まれて死に現世と地獄との狭間のような過去も未来も生も死も混ざり合う不思議空間へ放り込まれる。ここまではまだ良い。
突如現れた現代風青年ひじり、何故か手に入れていた弓で矢を放ち父王の処刑執行人だった男に殺されかけた王女ちゃんを救います。この辺から少しずつ なんだこれは というシーンが差し込まれます。
中略
というか王位簒奪したなら、王女ちゃんは処刑の対象だし、その母も普通は処刑では?さらにはこの頃のヨーロッパなんてのは殺伐時代まっしぐらで大航海で奴隷ばんばん隣国と話し合いもへったくれも無いはず戦争嫌なら婚姻関係で親戚なって生き残り戦略じゃないの?16世紀から現代へ跳躍させる光の集中線エフェクトは古臭い、青年ひじりにダンスさせる不明確な意図が解らぬ、歌わせるなら必要性をもっと見せていかないと、戦争反対は自由だが王女ちゃんがそれを言うのは許してもらえるのか?
殺伐シーンのカッコ良さは許すが新興宗教じみた思想は認めない、話し合えば戦争回避できるかのような切り口は駄目さね。
此岸と彼岸
歳をとって徐々に映画館に行くのが億劫になってきたのですが、あまりの酷評の嵐に返って興味をそそられ『果てしなきスカーレット』を見てきました。
ズバリ、お子様の見る映画ではないです。その点、宮崎駿の『風立ちぬ』『君たちはどう生きるべきか』と同じ。
私は一度だけ、最悪の金縛り体験をしたことがあります。その際、体がドブ沼の底へ沈むような「落ちる感覚」と共に、どこの誰かも分からぬ叫び声を「聴き・感じた」のですが、スカーレットが暗殺に失敗後に毒で死にゆく際に体験した「あの状況」はまさしく「それ」と同じ感覚でした。まさか40年前の感覚を呼び起こされるとは思いませんでした。
時代や時の交差する地で巻き起こる現象。脈絡なく現れる敵とか。場面の移り変わりなど。これなどはもはや哲学の話であり、「人とはなんだ?命とはなんだ?」と冒頭から問うてくる、あの老婆と共に見る人が考え、感じるほかないもの。
私は小学生時代に国語の時間で読まされ、気味が悪くて大嫌いだった宮澤賢治の『注文の多い料理店』のことを思い出しました。此岸と彼岸とは、隣り合わせで表裏一体。心象風景の、妄想にして現実の、過去と現在と未来の交差した「あの世」の顛末(ちなみに今は宮澤賢治さん、大好きです。とてつもないイマジネーションの嵐。読むといまだに頭がクラクラしてくる)。
物語の終盤に現れた「門」は、彷徨う「ヒト」にとって固く閉じられた門だが、反射して下方に映し出された門はすでに開かれていた。天国の「門」を閉ざすのは、今の段階の文化・宗教・教養・知性等に縛られた「ヒト」のマインドのせいであると暗示していたのだろうと。
どうやら酷評は主に監督の脚本についてが大多数のようです。私は前作の『竜とそばかすの姫』も大好きだけれども、ちょっとありえない脚本の粗が気になり、それでも何度もリピートしてしまったのでした(エガチャンネルでも江頭2:50さんが分かりやすく解説していてすごいな、と思ったり)。本作品は、前作よりずっと一本筋が通っていましたので「脚本」が悪いとは私は思いません。
もしもディレクターズ・リメイクが可能であれば。
過去の長編抒情詩、劇作家の作品や
黒澤監督の後期のような余白のある
映画的表現をベースにしながらも
量子力学的世界観や最新のグラフィックを取り入れた
意欲的な世界観の作品だと感じました。
その上で、
◉物語の構成や文脈を鑑みて
チャプター制にしていただく。
例えばギャレス・エドワーズの
ザ・クリエイター/創造者
みたいな感じですね。
チャプターのはじめに、テーマ表記と
環境設定のインパクトのあるシーンを改めて
据え置いて、物語を開いていく。
その方が
作り込まれた世界観、工夫に満ちた舞台設定
登場人物同士の感情など
よりシンプルに美しく
響くものになるのではないかと感じます。
◉スカーレットと母親以外の声優さんを
総変更していただく。
この世界に没入できる方。
そういう方なら素人の方でもよいのでは。
◉物語の骨格を
もし、スカーレットの成長におくのであれば
少女から女王に変化していくスカーレット
特に最後の演説の言説、トーンを変えて
思い切り表現していただけないか。
時代背景も踏まえて
王としての威厳に満ちた決意を示して
いただきたい。
スカーレットは
それだけの旅をしてきたんだと思います。
◉最後に
ベタな表現かもしれないが
スカーレットの女王としての使命と一途な愛を
物語るものとして
年老いた威厳のある女王スカーレットの
姿をなんらかの形で見せていただけないものか。
スカーレットのこれまでとこれからの
志と頑張りに私たち観客たちの感動と
共感で報いてあげられるのではないか
と感じました。
スカーレットの頑張りが
一心に伝わる映画でしたので
その頑張りと志が
より広く伝わるといいな
と勝手ながらコメントしました。
このように考えましたのは
『スカーレットは生きている』
という何とも言えない感覚を感じたからでしょうか!?
時間の評価に耐える作品は
たくさんの批評をさらされながらも
生きていく人間のように逞しく成長していくものでは
ないかと思いました。
To be or not to be
予告編の聖さんの綺麗事に?を感じつつ公開を待っていたが、次はSNSの悪評が。ここまで評判が悪いと、怖いもの見たさ半分で投げ銭鑑賞。
・・・なんだ、そこまで悪くないじゃん。
制作時間の関係か、実写合成の処理に乱暴なところや、人物像や動きの生硬さ、現代パートへのしょぼいエフェクト、また全体的に甘々な人間観や死生観などのれないところはちょいちょいあった。
そもそも異世界ものが初見の人には、お話自体がご都合主義的に感じて、ダメな人もいるだろう。
写実的な観点から気になる点も多い(髪の毛はあんな綺麗に切れないだろとか)。
しかし、シェークスピア知らんからやろとか腐すほどの解釈の難しさはない。
論理的な支離滅裂を言うなら、M御大を含むファンタジーの筋運びの論理性もそうだが、そもそも映画というジャンルにあまり強くそういうツッコミ入れるのはヤボではなかろうか。
予告編で気になっていた聖さんの青さも一応は回収されたと見ました。サーバント王女宣言には苦笑したし、滑ってると思うが、これも時代性だろう。
大オススメでもないが、監督が書きたい部分を、自分とは違う感情・感性を楽しみながら見れば、筋運び云々は片目をつぶって鑑賞できました。
このインフレのご時世、たかだが1000数百円、監督や演者の頑張りを楽しむ鑑賞者としては、2時間のエンタメとして楽しい映画でした。
細田さん、頑張って👍
酷評されるほどではない、普通のよくある残念な作品。
土曜の朝の回を鑑賞。今週から上映回数が3分の1になり、箱も小さいスクリーンになりました。 映画館の埋まり具合は定員70名くらいのスクリーンで10名ほど。
もともと予告編を観て惹かれなかったのでスルーする予定でしたが、チケットをもらったので急遽鑑賞。
基本的には自分で映画を見るまでは他人のレビューを読まない主義ですが、今回は否が応でも酷評のレビューが目に入ってきていたので、怖いもの見たさ半分な気持ちもありました。 個人的な感想としてはネットで滅茶苦茶に叩かれるほど酷い映画じゃないな…と思いました。…かといって良くもないですが…よくある普通の残念な映画でしたね。
よく言われる細田脚本ですが、まぁ、これはいつも通りの安定の酷さ。 登場人物が記号的でスカーレットや聖も薄っぺらくて感情移入できなかったですね。死者の国でのスカーレットは復讐に燃えた鬼にでもなっているのかと思っていましたが序盤から結構優しい。なんか情緒不安定なキャラでした。 聖の声は棒読みで結構キツかった。
人物描写が薄っぺらい中で「愛」「平和」を連呼されても心に響かないですね…。
唐突に入るフラダンスや渋谷のシーンは本当に要らないですね。すごい白けてしまいました…。細田さんの作詞した歌が寒かったです。
死者の国の設定もガバガバなのが気になりました。あらゆる時代の人間がここに来る的な説明をしているのに聖以外の人物は中世の人間しかいないという矛盾を作品内でやっていて、制作中に誰もツッコまなかったのかしら…? 重厚な世界観を見せたいなら設定をもう少し作り込んで欲しかったです。
あと、3Dを多用した映像も安っぽかったですね。背景も写真をコラージュしたような感じで実写寄りのリアルさに寄せようとしているけども実写には届かず負けている感じで残念でした。これだったらもっとイラストっぽさに寄せたほうが良かったと思います。
密度の高い画面ではあるものの、なんというか画面から絵ヂカラを感じなかったです。
やりたいことはわかるのですがまとめ切れずな感じで物語に引き込む力が圧倒的に不足しているなぁと思いました。
演出力はあるので、ちゃんとした脚本さえ作れれば細田作品は安定的にヒットするとは思うのですが、今の製作体制のままでは難しいでしょうね。
基本的に暗い展開で子供の喜ぶ要素は皆無なので家族連れで観に行く映画ではないですね。
個人的には「未来のミライ」を観た時のほうが「虚無」になりました(笑)
酷評に釣られて「怖いもの見たさ」で鑑賞。そこまで酷くはないが、演出の「余白」がもっと欲しかった
元々劇場で観るつもりはなかったのですが、あまりにも世間の評価が低いので、逆に気になって「怖いもの見たさ」で観てきました。
結論から言うと、巷で言われている「駄作」というほど酷くはありませんでした。私は細田監督作品が初めてだったので、過度な期待がなくフラットに見られたからかもしれません。「復讐」という重いテーマや、そこから生じる葛藤を描こうとする姿勢自体は悪くないと思います。
ただ、脚本や演出において「全部説明してしまう」点が非常に惜しいと感じました。 (※ここからネタバレを含みます)
特に気になったのは、物語の核となる「許せ」というキーワードの扱いです。 この言葉が出るタイミングが早すぎますし、その言葉について登場人物たちが協議するシーンは、映画的な情緒よりも説明臭さが勝ってしまい、少し冷めてしまいました。スカーレットの葛藤は、言葉で整理された会議ではなく、映像や表情の揺らぎの中で見たかったです。
そして何より、ラストの展開です。 「生きたい!」と叫んでスカーレットだけが生き返るシーン。あそこは、聖(ひじり)とスカーレット、「果たしてどちらが生き返るのか?」という緊張感を最後まで引っ張ってほしかったです。
観客に「どっちだ…?」と固唾を呑ませるような演出があり、その上で予想を裏切る(あるいは納得させる)結末があれば、もっと心に残る映画になったはず。変にスッキリと答えを出すのではなく、いい意味で「もやっとした後味」や余韻を残して終わってほしかった。
スッキリ分かることだけが映画の良さではないと思っているだけに、映像が素晴らしい分、説明過多な構成が悔やまれる一本でした。
悪でも許せ。強いメッセージを感じる力作
悪でも許せ。戦争を止めるために。
恨みの連鎖を止めろ。今、戦争を止めるために。
そんなメッセージがバシバシ響いてくる作品でした。ありがとう。
16世紀のデンマークと、未来の渋谷。
それぞれが死者の国にたどり着き、死者の国は治安は悪いが、各国からの人々がキャラバンを組んで移動している多文化共生の場所で。盗賊はいるが、天罰を与える神のような存在もいる。
この時代に出したかったメッセージを受け止めました。ありがとう、前へ。
良いところもあるが惜しい
公開すぐ見てきました!
結論言うと、
良い方だと思う、と言う感想です!
細田さんの映画は時をかける少女が1番好きで、
その次にサマーウォーズ。
それ以降はちょっと展開が、
ん?と気になるストーリーが多く、
あまり自分には合わないところが多かったです。
それで今回のスカーレットというと、、
正直おしい!という映画でした。
キャラクターには魅力があるのですが、
いかんせんストーリー展開に気になるところが多すぎました。
良かった点
・キャラクターが魅力的
スカーレットがものすごく可愛いですね!
復讐を知ってしまったから心が荒んでしまったけど、根は普通の女の子で泣くシーンは感動しました。
途中のダンスシーンは後述しますが、
もうちょっと補足シーンを入れれば良かったのになー、と思いました。
・キャラの行動のツッコミどころは控えめ
キャラの行動にツッコミは今回少ないですね。
前回までは虐待してる親のところに周りの大人が女子高生単身で向かわせたり、
バケモノでは変身描写なしにレギュラーの親キャラが武器になったり、
キャラの描写少なすぎでした。
唯一思うのはスカーレットの死亡シーン。
いや、毒殺されんなよ笑!
気をつけろよ!
あと叔父も毒ミスって死ぬな!
ラスボスなのにおバカ感出てしまい、
キャラが安くなってしまいます。
ツッコミどころ
・ラストの展開に違和感
ラストは聖が死んでしまったような世界にしないように、
スカーレットが国を納めるという終わりですが、いやいや、
通り魔と国の戦争は、、
直接的には繋がらないんじゃないか、、?
と気になりました。
いっそのこと聖くんは看護師じゃなくて、
戦場の衛生兵でよかったんじゃないかな。
それなら国の戦争を無くすって言葉につながりできます。
・途中の現代へのつながりが薄い
いや、やりたいことわかります!
戦場で戦う普通の女の子が、
恋とかの暖かさを知る映画をやりたいんですよね!
そういう展開、感動します!
、、だったら途中の現代の聖くんと踊る夢を見て泣くのは最重要シーン、
大事にして欲しいです。
あのシーンをいれるなら、
ED後にスカーレットが現代に生まれ変わって、
聖くんと会うシーンは絶対入れて欲しかった。
そうすれば生まれ変わった世界の自分にシンクロしたって流れにできます!
ファンタジーなんだから
そこは許せるんじゃないかな観客も。
それがあればみんなもそこまで
文句なかったんじゃないかなー、、
惜しい。
以上です!
ハードルを少し下げてみたのもありますが、
良かったと思います!
ただ、
もう少し誰かにストーリー添削してほしかったな、、。
もう映画の中で前半後半に分けて、
前半はスカーレットの復讐劇、
後半はスカーレットが生まれ変わった現代で
聖くんと2度目の恋に落ちるとかが
良かったんじゃないかな。
西洋の社交ダンスを介して再び会ったとかなら
ダンスにも繋がりますよね。
出来上がったものにこんな言い方も失礼かもしれないけど、、。
なんにせよ個人的には良いところもあると思うので、
見てみてください!
scarlet
オープニング
結構グロいかも
完全な中世な世界の物語に
現代の日本人男性の乱入に戸惑い
殺陣アクションは本格的に見応えがあった
この静止画は手抜き?って所があったり
笑いを取る所が「薄い」
しっかり笑いを入れなさい
出ないと「復讐」の思いの主人公に
観客が疲れてしまう
急なポリネシアンダンスは
振りに意味があるけど
動きと歌詞を見るのに👀がキョロキョロして疲れた
レクチャーしているシーンがあると
より親密感が高まって良かったのかな
なんて思ったり
夢から目覚めた彼女は...ブスだった。
「あ、夢の中の自分を美女にしてたんだ...」
なんてことだ
本当の自分の姿は....嫌い?好きじゃない?のかな?
彼女自体は
誠実で人想いで素敵な人。
だったらブスのままで良いじゃないかって
エンドロール見ながら思った
案の定
美女バージョンしか
エンドロールも出てこないし
ビジュアル重視?
前作は
大衆の前に本当の姿を曝け出した女子高生の勇気
まぁ夢の中だから良いのか!って思ったり
夢の話なのかな?
細田守監督の作品で好きなものはあまりない。
多分、彼とは価値観が合わない。
時をかける少女もサマーウォーズも響かなかった。
ただ、バケモノの子はお気に入りの作品の一つで、最後の戦いのシーンは泣けた。父の子(血が繋がっていない)に対する熱い想いに涙した。ツッコミどころは多いが、あのシーン1つですべてOKになった。
今作はツッコミどころが多彩でかなりストーリーも支離滅裂である。酷評なのも分かる。
ラストの叔父との対話も酷い。
なのに、心に響いた。
父が最後に遺したという「ゆるせ」という言葉。
スカーレットは何もかもが思うようにいかないどころか一度、叔父を赦そうとした気持ちすら踏みにじられ心を乱す。
なんでこんなことに?!復讐すべきと思い込み、元凶の叔父を責めてきた。その為、全て復讐に捧げてきたつもりでいた。
そして、遂に父の遺言であったはずの『叔父を赦せ』ということも裏切られた。
自分のしてきたことは全て間違っていたということなのか?
どうすべきだというのか?
まさに"To be.or not to be"。
そこで彼女が行き着いた心の結論とは
「自分を赦せ」
だった。ここに行き着くシーンは心に響いた。
最後の最後でこの作品を観た意味があった。
結局、『死後の国』はスカーレットが毒で生死を彷徨い、その狭間でみた夢だった。
と、私は解釈した。これだと意味が分かる。
死後の国は時代も国も混ざった世界である割にはスカーレットの想像の範囲の世界だった。
そして、高熱にうなされているときに見るような支離滅裂な世界だった。
あれ?なんで急にこんなことになってんの?という。でも、夢を見ているときはその支離滅裂には気づかない。
この、果てしなきスカーレットは復讐に取り憑かれ、死にかけた意識の混濁のなかで、彼女の心の葛藤を自らが克服するために巡った、心の旅路なのだろう。
ただ、スカーレットの死にかけた魂が、本当の意味で時代を超えた亡くなったばかりの日本人の聖の魂と邂逅したのはこのストーリーの中での事実でもある。
だから死後の世界といえば、死後の世界であり、とはいえ、スカーレットの意識の世界ともいえる話なのだと思う。
まあ、めちゃくちゃ自分の中でこの話を正当化しているわけだが、それもまた私の中にあるものが「果てしなきスカーレットはそんなに悪くない。」という結論を出した。1つの印象的なシーンがこの作品をすべてOKとした。
ゆるした。
この作品を赦します。この作品を良いと感じた自分も赦したいと思います。
そう思うと、鑑賞後は優しくなれた気がする。
ハムレットのifストーリーをベースにした世界の縮図
酷評のレビューを読んで、
ハムレットや神曲の内容を知らないとわからないかも…
というアドバイスを参考に
先にハムレットと神曲をざっくり頭の隅に添えて
観たのですんなり入れました。
おかげで映像美に集中できたというか、
監督は王様の名前を聞けば
これはハムレットの話をベースにしたものよと
観客が理解できるっしょと
省略したのですかね、申し訳ないです。
過去作品もそういうのあるのかな…
日本のアニメ映画でこの規模の密度?
群衆や映像表現できるんだなと嬉しく思いましたし、
3Dのセルルックキャラで死と生の境を表現して、
生きている時代は手書きのキャラに変える演出も
面白いなと。
3dセルキャラは生きてる様で死んでるよね、
アニメの様に生き生きはしてないわって
言っているような。手描きで修正してるシーンも
あると思いますが…いや他の作品とかではなくこの中でね
(スカーレットはその意味でも別格)
過去作品ではネット世界がセルルックキャラ、今回は死と生の境か〜〜〜鯨もいる……やっぱ出さないと気が済まないんだ…なんだあの龍…誰か教えていただきたい。
聖の様なキャラも他に多数居るだろうに、なぜ彼だけ中世の🏰人々に囲まれたような環境に?というのが
不思議でした。おそらくスカーレットが心の中で強く助けを求めていてそこに聖が引っ張られたからと
解釈してますが、
わかりやすい説明は省略してますね。
聖がいたエリアは日本の侍とかも沢山いそうだけど
みんな自ら自害したのか…
戦争をやめて、現実に生きてと訴えても
無くなることはない。
戦争によって進化している文明もある、
ただ文明だけでは人は滅びる
文化こそが人の共存と繁栄であると
止めることができるのは自分自身が
止める側に加われば良いという
答えまで見せている。
生まれる場所や時代間違えれば
そんな中にいるのが日常だと思うと
今の戦後の80年を100年先200年先まで
続けなければ
吉祥寺の都会でネットの世界を見つめていた
監督が生身で世界旅行をし俯瞰し、
感じたことをスカーレットという子を通して
真っ直ぐな声を上げた勇気ある作品…か…
(島ニ郎風に)
最後に一言言いたいのが、スカーレットのお母さんの
キャラデザをもっとスカーレットの様に
美女にしてくれれば悪役の心境とか立場とか悪い王様の
気持ちとか同意というか深掘り
したくなるんだけどすごいのっぺりしていたのが…
諸悪の原因ぽい重要キャラなのにすごいのっぺりで…
クレオパトラみたいな戦争引き起こす美女!くれ!!
まじで悪女スカーレットみたいなデザインで
登場してたら私が嬉しかったけど
そのデザインにしたら、スカーレットの純粋すぎる声を
映画の中で聞かなくなりそうだな…だからか…
マジで最後個人の感想すぎてすみません
すごーーーくいい作品です、見たほうがいい
いい作品でした
なんか、一個人が世相をみて良かれと思って作った作品を、ヘボとか、許さんとか、笑うとか、特に笑うとか非常にさもしい評価があり、まさに、味気ない地獄みたいな世相の中で、それでも個人はその中にある生きる希望や博愛の心を人は持ってるだよ、と教えてくれた作品でした
死の世界なんか誰も見たことないのに、ルールがないとか方向性がわからないとか、 そこは想像でええやん だって、アニメなんだもん 神曲の煉獄篇みたいな感じで連想して、今の戦火にある人達のことも馳せながらその中で、もし自分がそうだったらどうなんだろうとかでいいんじゃないの、これを見て私はやはり日本は平和な国なんだ、とつくづく思いました、
私は、結構、歳いってますが、人生の中で自分なりに絶望を感じたことはありました、その中で少しでも前にいけるように、時に楽しいことを考えたり、それを真似てきたりしたこともあって、劇中のダンスのとこは思わず泣いてしまった 笑うとか、
まー、何を思うかは本人の自由ですが、彼らに今から起こる絶望の参考になってくれればいいなー、と思います
飛躍かもしれませんが、特に聖は、看護師、弓使い、博愛精神から仏様の化身で、スカーレットの心のどこかで生きていた方がでてきたものだと感じました、劇中でダンスの前に彼が歌いだしたことをキッカケに、彼女の内面の映像が流れます、それは彼女が復讐鬼になる前の優しい一面を思い出させてくるかのように
そこから、初心を思い出すことによって人を許すことや自分を許すことの大事を覚醒させたように思えます
苛立ちや怒りや憎しみが多い世間で、そこに立ち戻る 明るい未来は自分の心の持ちようなんだよ、そんなメッセージをダンスから感じました、 あえていいますけど、そこを笑うとか まー笑っても、侮辱、侮蔑しても全部自分に跳ね返ってきますからね
とにかく、久しぶりいいアニメを見せて頂けました
何十年ぶりに同じ映画を2回見てみようかなー
おすすめです
心に響く作品でした。
細田守監督の作品が大好きです。他人、家族、友達との関わり方や、生きる強さなどを教えてくれて、生き方、考え方が変わるくらい影響をもらっています。
そんな、細田守監督の作品は子供ができてからも一緒に楽しく観ていて、(息子は中でもサマーウォーズが好きすぎだそうです)今回は息子がある程度理解できる歳になったので、映画館へ最新作を一緒に観に行くことにしました。
ストーリーの初めの方はグロテスクなシーンや戦闘シーンがかなりあり、息子を連れて映画館で観るのは間違えたかなと思ったのですが、ストーリーが進むにつれて、なるほどと思いました。最後は上手くまとまっており、涙が出るシーンもありました。息子には難しい話だったけれど、息子なりに何か感じとったようでした。(ですが、子供にはおすすめしません。)
ストーリー自体の意図は分かりやすく、
マイナスな事を考えていても、自分を苦しめるだけ。お互いの事を考えて、愛情を持ち、人生悔い無く楽しみなさいと細田監督流にアレンジした物語りなのかなと私は解釈しました。
以前、天国と地獄は自分が死んだ後に、自分がどっちに行くか決めると聞いた事があります。自分が人の為に生き、良い行いが出来たと思えたら天国へ、逆に少しでも、後ろめたい事があれば地獄へ、天国と地獄は自分が作り出すかたちだそうです。
今回の作品は悪いレビューが沢山あるけれど、私はとても良い作品だと思いました。
音楽が素晴らしいし、壮大感は再現出来てます。強いていうなら、CGが少し残念でした。それでも、観て良かったなと思いました。これからも、細田守ワールド楽しみにしてます。
巷の噂ほど悪くは無かった
ラストがしょぼいとか、話がとっ散らかってるとか色々ツッコミ所はあれど、全体的に悪く無かった。
宮崎駿の「君たちはどう生きるか」やコッポラの「メガロポリス」などの巨匠晩年観念的な作品作る病気に細田守も陥ったかと思いきや、話が散らかりながらも一応きちんと作ろうとしている姿勢は感じた(宮崎駿とかはぶん投げていたのに)
よくよく考えてみると、これ話の構造がほぼ「時をかける少女」と同じな事に気がついた。ある意味自作のセルフリメイク的な仕上がりになっている。
時間がなかったのか知らないが、もう少しシナリオと作画(特にラストシーン)を丁寧に作り上げていたら傑作になる可能性も秘めた企画だっただけに実に惜しい。駄作というよりも、秀作になる一歩手前で未完成で納品されてしまった作品という印象。
観れなくはないけど…
最初に言います。脚本が粗い!
ほんとにびっくりするくらい粗いです。
なんとなく愛とは生とはみたいなのを伝えてきてるのは分かるんだけどそれがうすーく伸ばされただけだから見てる側すれば分かりづらい。
それと聖(CV 岡田将生)あなた看護師になる動機しょぼいくないか?進路に迷って阿弥陀くじで決めて10秒くらいで志望動機考えたんかってくらいペラッペラ。
それに全体的に盛り上がりに欠ける。強弱がないからしっかり見てても序盤、中盤、終盤の抑揚がないからもう終盤かい!ってなる。
あと果てしなき場所に行く時のスカーレット一行の移動がほぼない。まじでないからあっという間に着く。BLEACHで出てくる瞬歩でも使ってんのかよってツッコミたくなる。確かに移動シーンは全体的にダレやすいけども細田守監督なら面白く出来たんじゃないかな?って思いました。
最後に視聴するならハムレットのざっくりとしたあらすじは知っといた方が楽しめるかなと感じました。
細田作品らしさと言うべきか⋯
違和感ばかりを感じる映画でした。
例えば壁が破壊されそうになっているシーン、城壁の上からボウガンを構え「撃つぞ!」と叫ぶだけで撃たない兵士⋯
壁が破壊されそうになってるんだぞ?普通撃つだろ⋯
他にも普通そんな感情にならんだろ⋯
そんなんばかりでした。
逆転の『ハムレット』、ヒロインとしてのスカーレット、アニメの美しさ
事前に酷評も含めてレビューを読んで身構えていたが、そこまで言うほどではないというのが率直な感想。
映画としては言いたいことは割とシンプルで、舞台設定などの世界観はちょっと変だが、映画のスペクタクルとして見せたいシーンなどは映像が美しく、セリフよりも絵や動き、表情でドラマチックに見せる演出は見ごたえあった。キャラはスカーレットと聖以外は薄っぺらいかもしれないが、テーマ的にはこれで良いのではないかと感じた。(ただモブシーンなどは少し雑に見えるのは事実だがこれも本筋ではない)
世界観は、単純にシェイクスピアのハムレットの復讐を逆さにしている。オリジナルでは殺された王がハムレット(スカーレット)に復讐を訴えるが、スカーレットの王アムレットは、最後に亡霊として復讐をやめることを訴える。ハムレットは復讐を果たして死ぬが、スカーレットは復讐を果たしたうえで生き返る。
オリジナルのハムレットは、最初から復讐心もあるのに、直接クローディアスではなく、復讐のために狂気をよそおってまわりのポローニアスやオフィーリアを死においやるが、なかなか直接復讐することをしない。このあたり、TSエリオットがいうように、劇としてはハムレットの内面的な悩みが、復讐相手という直接的な対象を超えたものになっており、ひどく内向的にこもりきっているように見えるのだ。
スカーレットでは、復讐にたどりつけないのは死後の世界でクローディアスと隔たれた荒野のせいであるが、直接クローディアスに怒りをぶつけられない代わりに、「いい子ちゃんの」聖をなじったり(この点はオフィーリアを罵るハムレットのようだ)、盗賊やコーネリアス、ヴォルティマンド(この二人はハムレットでは隣国ノルウェーが攻めてくるかもしれないという脅威に派遣される使節である)と争ったりしている。ただスカーレットの狂気(復讐心)は、ハムレットと同様に、自分を狂気へと縛るものでしかないこと、死(復讐)だけが救いであること、などが聖のキャラクターの存在によって、変わっていくさまが特長的だ。
スカーレットは主人公らしく、最初から最後までアニメーションとしては魅力的だ。芦田愛菜も叫んだり泣いたり歌ったりしてスカーレットの落差の大きい感情や熱意や絶望を演じている。聖は必要以上にリアルではなく、シンボル的な良心であり、ふさわしい美男子だが、血にまみれたヒロインへの癒しとしてはこのような非現実的なキャラが必要のように思った。
最後にアニメーションとしては風景が美しく、なるべく監督は死後の世界を、ハムレットの翻案ではなく、現実の一部として見えるようにしたかったのではないだろうか。砂漠だけでなく雷や溶岩、海の美しさなどは、美しいだけでなく非情な冷たい風景でもある。またフラや踊り、隊商の老人たちなどはこれだけでも世界紀行の一部のようだ。(関係ないが、未来で踊る聖とスカーレットの背景となる渋谷駅は、「将来こんな駅になるのかな」と素直に思った)
そして予定調和のように雷を落として現れる武器のあちこちに刺さった大きな竜、人々が昔の武器で争う姿などは人間の「戦争の歴史」を見せたかったようだ。これらも映画としてみればスペクタクルだが、逃れられない過去と未来の現実を暗示しているようにも思える。スカーレットの表情はさわやかだが、人間の問題はまだまだ解決にはほど遠い。
言うほど悪くないが良くもない
通常とIMAXを鑑賞。
事前の予告編を何度か劇場で見て、嫌な予感はしていた。
予告編冒頭で過去作のシーンを流す時点で、本編で出すべきものが無いのか、何を魅せればいいのか宣伝側が判断できていないのかと感じた。おかげでハードルを下げることができたが。
本作は興行作品としてはそれなりに楽しめる。少なくとも現在言われるほど酷評されるものではない。予算と人的リソースをつぎ込んでいるのだから当然と言えば当然か。しかし、現在公開されている劇場アニメ作品群に比べると、その仕上がりは正直厳しいと言わざるを得ない。
細田作品については、バケモノの子以降の全体的なバランスの悪さが改善されていない。鑑賞中に作品世界から客席に引き戻される事が度々あり、シンプルに最初から最後まで作品を楽しめないのが残念。
ただしアクションシーンは文句なく素晴らしい。ここだけは評価できる。いっそ、アクション見るためだけに行ってもいいくらいだ。
死後の世界を精緻な背景と2Dキャラを合わせた形で描くのはそれなりに面白いと思った(良いかどうかは別として)。
IMAXの音響は流石である。存分に楽しめる。まぁ、そのためにこちらが払うコストは安くないので、お好きな方にはオススメする程度である。
個人的に一番気になっているのが「聖の存在」である。
なぜ彼なのか?彼でなければならないのか?
彼を出すために唯一の未来人で東洋人で男性で看護師での設定がつきまとい、渋谷のダンスシーンがついて回る。
過去と未来、生と死が溶け合う世界などではなく、シンプルに死後の世界でも良かったのではないか?
彼女の許しへの過程がテーマであるなら、彼女の父親の少年時代の姿でも良かったのではないか?
なぜ「聖」なのか?これがずっと付きまとい、彼がなぜ弓を弾けるのか、馬に乗れるのか、疑問が次から次に湧いてきて、作品世界から引き戻される。
また、彼女がなぜ彼に惹きつけられるのか、急に恋心を宿すのか、あのダンスシーンでそんなに心変わりするものなのか、ラストで彼女があんなに駄々っ子のようになるのか、疑問は尽きない。
演じた岡田さんは完璧なのに、彼の存在自体が作品のノイズになっているように感じる。
ひょっとするとラストシーンありきで逆算で全体を作り上げたのだろうか。
通常なら脚本段階でラストシーンの軌道修正が検討されてもいいはずなのに、監督&脚本であるが故にその修正も効かなかったのかもしれない。
SNSなどを見る限り「芦田愛菜の演技」に疑問を呈している人をほとんど見かけない。
確かに彼女は上手い、そして器用だ。これまで他の声優作品も見ているが、これは一貫している。
ただし、今作においては事情が異なる。
彼女以外のキャストがベテラン・演技巧者の俳優・声優で占められている。端役に至るまでもう驚くほどのキャスティングである。するとどうなるか?
彼女の演技が浮いて見えるのだ。
彼女はスカーレットではなく、スカーレットを演じてる芦田愛菜なのである。
彼女が器用であるが故なのか、子役からの癖なのか、役者としての経験値不足なのか、どうしても芦田愛菜が透けて見える。特に長台詞や感情の高ぶるシーンでは顕著で、ラストのもう一人の声は単なる芦田愛菜になっている。
もし彼女ではなく本職の声優が担当したら、あるいは彼女の役者としての経験値がもっとあったなら、と想像してしまうほどに惜しい点に感じる。
本作に関して、プロモーション的にどうなのか?というのがある。
世界展開を視野にソニーを入れたのは良いが、そのために作品世界が複雑になってしまったのではないか、と感じる。
ハワイや中米、中東など様々な世界が出てくるが、必然性が感じられない。溶け合う世界を演出するためだけなら、いっそ死後(過去と現在)でヨーロッパに絞った方が良かったのではないかとも思う。
昨今のディズニー作品がポリコレを変に意識しすぎてキャラがおかしくなってるのに近いものを感じる。
世界に受け入れられるのは見た目の多様性ではなく、もっと根本的なものを真摯に取り扱うかなのではないかと思う。人種や性別を変に意識して世界観がおかしくなる方が本末転倒な気もする。
冒頭の予告編だけど、主にアニメ系作品の上映時に流れていた印象が強いが、これも逆効果だったのではないかと思っている。
近年の劇場アニメ作品はとてつもなくレベルが高く、そんな作品を見に来た客にあの予告編を見せて、見に行きたくなる客がどの位いるのか疑問である。いっそ実写系作品の前に流した方が良かったのではないかとも思う。
プロモーション側も「ポスト宮崎」としての細田作品に期待しすぎなのではないかと思う。
というか宮崎駿が特別なのかと。監督としてのスキルはそれほどでも、不足分を補って余りあるアニメーターとしての力量が凄まじい。だから作品として成立しているし、世界的な評価も高い。
そもそも細田作品も新海作品も「ジブリ的な作品」として認識している一般客が多く、そのジブリブランドすらも近年怪しくなりつつある。日テレで定期的に放送してるから知名度が保てているだけで、もはや今のアニメ観客の多くはそこを求めていないではないかと思われる。
そんな状況で「ポスト宮崎=細田作品」というプロモーションはなかなか刺さらないのではないか。輪をかけて近年の細田作品はアニメファンに受けがいいわけではない。
もう少し、作品内容自体で宣伝した方が良かったのかも。
以上、部分部分は良いが、全体としてあるいは要所要所が気になってしまい、これまでの細田作品の中でも上位には食い込めない、そんな印象でした。
細田ファンしか評価しないよね(汗)
本当につまらない内容でした。
ぼくは細田さんの映画が好きで全て劇場で観てきましたが、3作前からあれあれどうしちゃったのかな?
ととても裏切られた感じです。
スカーレットも主人公が困れば謎のドラゴンが悪をやっつけてくれる、こんな都合の良い話に共感はできません。
悪側もいろんな理由があるだろうに表面的なとこしか描かれてなく、黄泉の国も偏った人たちしか出てきません。
雑なストーリーづくりで、こんな綺麗事で戦争もなくなりませんし、説教臭い割に教えが現実的ではないですね。
美しい背景ですが、最近の映画ではそんなに驚くほどではないですね。
あの渋谷のダンスパーティー的なところもまったく意味不明(^_^;)要らないです。
ほんと残念な出来でした(T_T)
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