果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
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ファンの皆さんごめんなさいm(__)m
IMAXで鑑賞、私は乗れませんでした。
漫画版「風の谷のナウシカ」のクシャナ様的なスカーレットを期待していた私は絶望(笑)。
兄王を処刑しておいて、その娘をそのままにするのは疑問。
復讐心まる出しな剣術の訓練でスカーレットの成長を描いているが、
殺さないまでも幽閉ぐらいするだろ。
兄王に重臣がいないのも疑問。
ストーリー的には、幽閉されていたスカーレットを元重臣達が逃がして、
元重臣の一人に剣術を学ぶ。しかしその元重臣達は次々と弟王に殺されていき
ますますスカーレットは復讐に燃えるのだった・・・
・・・みたいな感じを見たかった私は絶望(笑)。
細かいところをすっ飛ばしすぎで、ちゃんと丁寧に描いてなくて絶望。
民衆を率いて立ち向かうスカーレットを見たかった私は絶望。
でも冒頭で「デンマーク」と字幕で出たので実話かな、実話なら史実にのっとって
描いてるのならしょうがないか・・・
て思ったら!
ストーリーのモデルは「ハムレット」かよ!
で絶望(笑)
そして・・・
主人公のスカーレットが感情的になると
毎回「はぁーーーーーーー」
の台詞ばかりで笑ってしまった(笑)
あ、前の映画でそんな表現あったなって
思い出しました(笑)
シーンでは何かと真っ白になっちゃうし(笑)
そんなに「愛」について描いてないのに「愛」押しで疑問。
「愛」って聖の救護の事かな・・・(笑)
聖!矢を放つんかーーーーい(笑)
で疑問。
最後は取ってつけたような「お涙ちょうだい」の別れのシーン・・・
ドラゴンは何だったの?
おばあさんいらんだろ!
なぜサンバ押し?
弟王の毒殺計画したのに現世に戻ってきて綺麗なベッドで介護されてたの変じゃない?
その他いろいろ疑問が大渋滞でした(笑)
でも芦田愛菜の歌が聞けて良かった!
「3DCG技術はここまですごくなったんだよ」って自慢されているような映画でした(笑)
前作の「美女と野獣」といい何とかしてください(笑)
超絶難しいテーマを扱ったことについて考えさせられた作品
映像は素晴らしい。とくにドラゴンはよかった。最後のモブ戦闘シーンは大迫力だ。
しかし、どうしても問題点ばかりが気になる作品だった。
普段私は作品の良かった箇所の感想を書いている。せっかく見た作品だ。良かったところを覚えておく方が得なはずだ。でもこの作品は、問題点について考えることの方に意味がある作品のような気がする。2時間程度では本当は語れないような「根深い問題」にチャレンジした作品なのだ。
この作品のテーマは「憎しみ」だ。主人公は父を殺された憎しみに囚われて生きている。大事な人を殺された憎しみは、まぁいいか、とはならない。それはときに戦争の要因になる。実際、今も続いているガザの戦争は憎しみの連鎖だ。憎しみは悲劇を生む。そんなのよくない。誰にでもわかる。でも「憎しみの連鎖」はずっと人類が解決できない問題だ。
この作品は、中世デンマークの王女スカーレットを主人公にしている。私たちとは境遇が大きく異なるスカーレットは、私たちと大きく価値観が違っているはずだ。なので普通の作品なら、スカーレットの物語を通して「私たちの価値観」を揺さぶる構成にするのが常套手段だ。でもこの作品は逆なのだ。現代人の「聖(ひじり)」を登場させることで、スカーレットに「現代の価値観」をぶつける。それを「憎しみの連鎖」を断つきっかけとして使う。これは無茶だ。中世の命を懸け戦う王女に、憎しみを捨てろと言わせるのは、現代人には荷が重すぎる。いくら命と向き合う仕事をしていたとしても、スカーレットに比べて言葉の重さが違いすぎる。スカーレットの境遇や苦しみにショックを受けて、聖の方が変わって行く方が自然な構成になっているのだ。なのになぜこの構成にしたのだろうか。
(ここからは私の想像なので的外れかもしれない。)
憎しみをテーマとして扱うなら「許し」を描かなければならない。それにはスカーレットにとって「許し」が如何に難しいか、を描く必要がある。中世の方が私たちより「恨み」は根深くて「許し」は難しかったはずだ。しかしそこを丁寧に描いていると時間が足りない。それだけで一大テーマだ。だからスカーレットを現代人の価値観に近づけた。現代の価値観を知ったスカーレットが「それでも許せない自分」と向き合う。そうすることで、観客が共感しやすくなる。観客は自分の価値観を変えることなく、スカーレットと一緒に「許し」の問題に向き合うことになる。そしてそこまで観客を連れて行ったあとで「許せない自分自身を許すこと」の大切さを描く。そうなっているのではないか。
この私の仮説が正しいなら問題は明らかだ。これだと観客は価値観を壊されない。今までの価値観の延長上に答えがあることになる。確かに「許すべきは相手ではなく自分自身」と言うメッセージは力のあるメッセージだった。それでも、スカーレットの方が私たちの方に寄って来てはダメだ。せっかく彼女の物語を見てきた私たちは、スカーレットの方にジャンプしないといけないはずだ。
この作品の問題点は、言うは易しだ。じゃぁ、どうすればよかったのかなんて私にはわからない。中世の王女の気持ちが、少しでも自分事として「わかった」と思えるためには、そこを丁寧に描く必要がある。それをやりながら、この作品が伝えたかったメッセージにたどり着くには、2時間程度ではぜんぜん無理だ。では、中世を舞台にせずに現代にすればよかったのだろうか?そうすれば共感の障壁は近いはずだ。いや、それだとこの作品の扱うテーマはリアルすぎる。戦争は今の私たちにとってリアルすぎてファンタジーにならないのだ。歴史物語にメッセージを仮託することは必要だったのだと思う。でも歴史物語の主人公が現代の価値観を語っていると、それはどうしても「薄っぺら」の印象になってしまう。
それでもこの作品が目指したところはとても共感する。志の高さは本当に素晴らしいと思う。映像美も素晴らしかった。間違いなく、見てよかった作品だった。
憎しみを捨て愛を知る物語だけに留まらないらしい
聖に出会いスカーレットが変わっていくお話。
近未来の渋谷が何度か出てきますが、それがひとつのサインかと思います。
冒頭、カーニバル風の歌のみが流れ、途中、おそらくは集中治療室にいる聖の場面から誰もいない渋谷の街にカーニバル風の歌が流れる。
そして、スカーレットに未来に流行った歌として聖が歌ったときに、同じカーニバル風の歌が流れスカーレットが近未来の渋谷で自身に似た女性と聖に似た男性が一緒にダンスを踊っているビジョンを観て、復讐しかなかった自身の生き方を見直すきっかけとなり、翌朝、ビジョンで観た女性と同じように髪を短く切る。
聖にビジョンの話をして、ダンスを聖がリードしてくれたと言ったけど、聖はフラを上手に踊れないほど踊りが下手なので、自分ではないと否定。
よくよく考えると、これはスカーレットが女王に即位し世界をよくした結果、近未来の渋谷で、死ぬことの無かった聖とスカーレットの子孫(生まれ変わり)が出会ったということなのだなと思いました。
エンディングの歌詞にも、そのようなことを暗示する歌詞が組み込まれてるので、実は中ほどの近未来の渋谷が真のエンディングなんだなとも思いました。
最後のシーンは、聖が虚無とかすので少し悲しかったですが、まぁ、そうなるよねという印象。
尺の関係で少し話が唐突な部分も有りますが、よくまとまっていると思いました。
小説版では映画で省かれた部分が丁寧に書かれている一方で映画版では小説版にはないアレンジもされているとのことなので、小説版を読んで鑑賞すれば新たな驚きがあるかもしれないと思いました。
まとめサイトによると凄い仕掛けが織り込まれているとのこと。
なので、個人的には、酷評するほどの作品ではなく、良い作品だと思います。
もっと細田さんの絵が見たかった
個人的には細田作品は最新作のたびにワーストを記録し続けているが……今回もそうなってしまった。
微妙だなと思った理由を以下にいくつか挙げていく
- 最初と最後のそれぞれ5分以外を除いて、ほぼ3D映像。3Dの絵はなんだか安っぽく見えることがあり、わざわざ映画館に映像体験を楽しみに来てる身としてはこれは少し微妙だった。もっと細田さんの「シャドウが描かれていないけど、立体感を感じさせる」あの絵が見たかった
- 主人公2人の交流にもっと深みが欲しかった。最終的にキスまでしちゃう2人だけど、そこへの納得感が低かった。もっと2人が信頼感を深ませていく様子を見たかった
- 演出がちょっと微妙だったような。3Dの絵を見せることに固執してるあまり、ダンスシーンなども結構単調な画作りになっていたように感じた
こんなことを言ったら元も子もないかもしれないが、俺は「時をかける少女」のような細田作品がまた見たい
こんな気持ち、初めて。
初めて映画を観て“苛立ち”を覚えました。
まず、アニメーションはいいと思います。
作画も素晴らしいと思います。
ただ、問題は物語の方で、本当に退屈です。
まずヒジリという男。マジでムカつきます。
“争いは争いしか生まない!”みたいな、まあ良くいる典型的な平和主義者みたいな奴ですが、こいつ、終盤に普通に人を殺めます。「嘘でしょ?」って、マジで言いかけました。
あとは渋谷でのダンシング。
苦笑アンド、苦笑。なんじゃそりゃって感じです。これも結局、特に伏線とかでもありませんでした。なんだったんだ、あれ。幻覚か?
あとは展開がちょくちょく飛びます。
夢オチだから、って声もありますが、それは最後に分かる要素なので、初見の観客にとっては違和感でしかないと思います。そこもうーんでした。
最後に。
何回あくびしたか分かりませんが、なんとか終盤まで来て至った結論が「父の仇を許し、隣国と友好関係を築く」だと。うーん。スカーレットちゃんは可愛いけど、ほんとに薄っぺらいな!!!
政治的なこと言って申し訳ないけど、隣国ったって話が通じない国もありますからね。非武力!話し合いで解決!って結論は、僕には合いませんでした。俺なら親の仇は簡単に許せませんし。
初めて、クレジットを観ずに席を立った映画です。
細田守の偉業を讃えよう!
凄い!こんな凄い映画を配信やテレビ放映で観るのはもったいないと断言します。
この凄さは映画館でなければ味わう事が出来ませんよ。映画を観賞すると言うよりも体験すると言った方がふさわしいでしょう。
キャパ400人ぐらいのスクリーンに観客は自分一人の貸切状態。そこではどれだけ爆笑しようが、画面に向かって大声でヤジを飛ばそうが、途中で退屈して居眠りしようが、罵声を浴びせまくろうが、周りの誰からも文句が出ないのです。こんな体験をしたのは初めてだ!
まさに自分一人の為の映画館。劇場の大スクリーンが自分だけのホームシアターになるのです。個人所有の映画館を持つという映画ファンなら一度は考える夢を、この映画はわずか二千円で叶えてくれました。これこそが細田守だからこそなし得た偉業と申せましょう。
この様な素晴らしい体験をさせてくれた細田監督には感謝の気持ちで一杯です!
さあ、冗談はこのくらいにして本題に入りましょう。
日本映画の歴史に残るであろう興行的惨敗という大戦果を成し遂げた細田監督ですが、何故今回の様な結果を招いたのか?
そして前々から言われ続けている、誰からも望まれていないのに自分単独でシナリオを書こうとしたがるのは何故なのか?
この二つの疑問点について考えてみたいと思います。
今回は対話形式でまとめてみました。
コント:教えて監督さん!
(Question & Answer)
①どうして優秀なシナリオライターを使わないの?
Q(Question):質問します。
吉田玲子さんがシナリオを担当した「デジモンアドベンチャー」劇場版の二本、そして奧寺佐渡子さんがシナリオを担当した「時を書ける少女」と「サマーウォーズ」はそれぞれ絶賛されました。
次の「おおかみこどもの雨と雪」は奧寺さんと細田監督の共同脚本で賛否両論。
その次の「バケモノの子」以降は細田監督が一人でシナリオを書き上げており、いずれも惨否両論・非難轟々・阿鼻叫喚といった所です。
一部の人達からは、〝他のライターを何故使わないのか?〟という疑問の声や、〝奧寺さんカムバック!〟という悲痛な叫びが上がっています。
何故他のライターを使わないのですか?
A(Answer):シナリオについてだね。
監督は作品の質について最終的な責任を負うんだ。そしてシナリオは作品の骨に当たる重要な部分だ。だからシナリオ担当には可能な限り優秀な人材を使う必要がある。
Q:その通りですね。
A:そしてここには細田守という宇宙一優秀なシナリオライターがいるんだよ。もう奧寺佐渡子も吉田玲子も必要無い。奴らはお払い箱だ!分かったかい?
Q:揺るがぬ自信。さすがです、感服致しました。そこまでツラの皮が厚くなければ、監督という商売は務まらないという事ですね。なるほど、勉強になりました。
②どうして「果てしなきスカーレット」は爆死したの?
Q:次はちょっと聞きにくい質問なんですけど。「果てしなきスカーレット」の観客動員数が公式サイトや日本テレビの大本営発表では〝大ヒット上映中!〟との事ですが、実際は予想をいささか・若干・限りなく・果てしなく・どうしようもなく下廻っており収益どころか制作費回収すら夢のまた夢。もはやスタジオ地図に新作を作らせてくれる出資者は金輪際・未来永劫現れないのではないか~とまで囁かれています。
期待の大作がここまで爆死したのは伝説の迷画・東宝創立50周年記念作品「幻の湖」(1982)以来ではないでしょうか?もっとも「幻の湖」は二週間もたずに上映打ち切りでしたから下には下が有るという事ですが。
この興行不振の原因は何処に有るとお考えでしょうか?
A:それについては訳が分から無くて困ってるんだ。日本テレビのバックアップは万全だったし、公開最初の週は三連休でのスタートだよ。「竜とそばかすの姫」に来てくれた観客は何処に行っちゃったんだ?
なあ、逆に聞くけど君はどうしてだと思う?
Q:あくまでも私の私見ですが、原因はズバリ日本テレビだと思います。
A:えっ、どういう事?
Q:公開初日11月21日の夜に日本テレビは金曜ロードショーで前作の「竜とそばかすの姫」を放映しましたが、これが大失敗だったんです。これを観て細田守の新作に行こうと思う奇特な人がこの世に何人いると思いますか?
四年前に映画館で観た人も同様です。アレを観てしまったが為に、新作には来なかったんですよ。
観客動員の足を引っ張り、興行を爆死もとい玉砕もとい轟沈もとい終了に導いたのは金曜ロードショーです。つまりは日本テレビが悪いんです。
A:日本テレビが悪い・・・
Q:そうです。今回の件で責任を追求されたら、こう答えてやりましょう。
〝違う違う!
みんな日本テレビが悪いんだ!!〟
(海のトリトン 最終話より)
断じて細田監督(だけ)が悪いのでは有りません。
A:そうだそうだ!全部日本テレビが悪いんだ!!
Q:お役に立てたなら何よりです。本日はどうも有難うございました。
(補追)もちろん日本テレビも問題ですが、やはり一番悪いのは「竜とそばかすの姫」と「果てしなきスカーレット」を監督した奴ですね。
観客の方だって、二度も三度もスカを掴まされたら嫌でも学習しますよ。
(注)上記の内容は私の考えを対話形式でまとめたもので、Answer=細田監督と言っている訳では有りませんので誤解なき様に。
(追記)
さあ、いよいよ上映終了が秒読み状態にはいった「果てしなきスカーレット」。映画館を貸切状態に出来るチャンスはあとわずかだ。千円札を二枚持って劇場へGO!
人生何事も経験してみないと分からない。観ないで後悔するぐらいなら観て後悔しよう。
自慢にゃならないが「デビルマン」を映画館に観に行った人間が言うんだから、ここは信じてほしい。保障する、観たら間違いなく後悔すると。
本来観る気は無かったんだが、初日からガラガラだと聞いたからには行かない訳にはいかないよ。そんな悲惨な状況なら次回作なんか有るわけ無いんだから。
こちらも「デジモンアドベンチャー」の劇場版からリアルタイムで観てるんだ。これが最後になるのなら死に水を取ってやろう、看取ってやろうという気にもなるさ。
ただし〝どれだけ酷いのか興味本位で〟とか〝怖いもの見たさ〟で行くのはオススメしないぞ。面白半分で観に行った日には、行こうと思った過去の自分を許せなくなるかもしれないからな。そいつは精神衛生上宜しく無い。
行く時は覚悟を決めてからにしてくれ。
こう考えるんだ。その千円札は入場料金じゃ無い、細田守とスタジオ地図への香典なんだと。映画を観に行くんじゃ無い、葬儀に参列するんだと。
映画館という名の葬儀場で、細田守が残した最後の作品=白鳥の歌を見届けよう。
そしてかつてはポスト宮崎駿の最右翼とまで言われた男に別れを告げよう。
だけど、たとえ酷いと思ったとしてもその場では口に出すんじゃないぞ。葬式で故人の悪口を言う人なんかいないんだからな。
その怒りはネットに吐き出せばいいのさ。君の賛同者は幾らでも見つかるだろう。
10年も前からシナリオは他のライターに任せてはどうかと言われ続けているのに聞く耳を持たない男、細田守。
自分の信念を貫き通す男、細田守。
その結果が今回の興収額なんだぞ、細田守。
まさに結果を出す男、細田守。
出しちまったよ、細田守。
「ズートピア2」に公開三日で興収額を追い抜かれた男、細田守。
全国400館以上で拡大公開するも初日からガラガラで客席稼動率4%未満という前代未聞の記録を打ち立てた男、細田守。
やったぞ!細田守。凄いぞ!細田守。
日本における映画興行の歴史に不滅の伝説を築き上げた男、細田守。
日本中の映画興行関係者を敵に廻した男、細田守。
今回の興収結果に対して果たしてどう責任を取ってくれるのか?どう責任を取らされるのか?関係者のうち何人が巻き込まれて職を辞する羽目になるか?その怒りの矛先は何処に向かうのか?
今、細田守から目が離せない。
「果てしなきスカーレット」を最後に細田守のキャリアは終焉を迎えてしまうのか?
いや、ファンはまだ君を見捨ててはいない!
〝10年後には名作認定されているに違いない〟とレビューで言ってくれた人もいる。
(私も将来は名作認定されていると思います、22世紀頃には。)
次の映画に出資してくれる企業だって探せばきっと有るだろう。
(日本テレビとソニーピクチャーズエンタテインメントとKADOKAWAと東宝は無理だろうけど。)
クラウドファインディングで出資を募る事だって出来るはず。
(もちろんシナリオを他のライターに任せる事は絶対的な条件だぞ。この期に及んでやっぱり自分で書きたいとかフザケた事をぬかした日には1銭だって集まらないからな!)
希望を捨てるな、細田守。
必ず再起のチャンスは巡ってくる!今はそれを信じて耐え忍ぼう。
信じるだけなら金は掛からないぞ!
では最後に細田監督へのエールとして、少年ジャンプから名言を送ります。
〝行くぜ!
(細田守の)戦いはこれからだ!!〟
(コマンダー0 1982年連載打ち切り最終回
最後のセリフより)
完
細田監督とスタジオ地図の次回作にご期待下さい。
(補追)
もし仮に「果てしなきスカーレット」の興収結果を踏まえて尚かつ〝もう一度細田守に賭けてみよう〟と、(例えば日本テレビが)次回作に出資してくれたとしたら~日本もまだまだ捨てたもんじゃないな~と私は思うに違い有りません。
(同時に日本テレビ経営陣の正気を疑うでしょうが。)
とりあえず、良いところが芦田がスケベだったところしかない
むしろ、これ以外は設定が破綻していたりつまらん綺麗事だったり、キャラの心情の変わり具合が可笑しかったりと意味不明だった。
それと、聖とか言う坊主が本当に邪魔で仕方ない。
それから、映像は良かったが動きがぎこちないし、迫力かけるシーンのオンパレード。
本当に、スカーレットのエ○発言みたいな台詞以外価値ないわ。
見に行く人は、芦田のところのワケわからんエ○な発言と嘔吐な場面しかないことを重きに置いて視聴することをオススメするわ。
頑張って良いとこを探す旅
金曜日に公開され
ネットに飛び交った酷評
前作「龍とそばかすの姫」がアレだったので観に行く気など皆無でした。
が、あまりの酷評に「これは観なくてはいけない」となぞの義務感
ワクワク(っ ॑꒳ ॑c)しながら上映館へ
土曜日の夕方にも関わらず、200人程度の大きなスクリーンに観客は20人くらい(*ˊ˘ˋ*)
客がいない=つまらないではないので
前評判を頭から消し去ってフラットに鑑賞
あー、死者の世界なのね、ト書きで説明すんのだせえなあ
わかりやすくしたいのか、演技ではなくセリフで心情を垂れ流すキャラクター達、渡鬼かよ、だせえなあ
格闘シーン褒められてますが、格ゲーレベルの構図と動き...すこしだせえなあ
ドラゴンもなんかだせえなあ、なんなんその雷⚡️
死後の世界の謎のキャラバン
キズを見られて「恥ずかしい(,,-ω-,,)」
そこからの朝チュンくっそだせえ
なんか途中から出てくる坊主頭のアイツ
「やらないか」って言い出すんじゃないかとドキドキする だせえ
30分くらいで帰りたくなる(*ˊ˘ˋ*)
なんなら寝たいくらい...
謎のフラダンスからの渋谷でのダンス
なんなんこれ(💢'ω')
舞台を意識してるのかもしれないけどなんかだせえなあ
ハムレットだか神曲だかのオマージュなんだろうけど、キャラクターの感情のながれが全く理解できない(吐きそう)
数回周りに人がいないことをいいことに
「はぁ?💢」と声が出た(*ˊ˘ˋ*)
そして名台詞
いぎだいいいいいい
くっそだせえwwwww
もちろん二度と見ない
起きてたわたしを褒めろくらいにしか思ってない
もちろん今期ワーストをぶっちぎりで更新
シナリオ ⭐︎0
演出⭐︎1
キャスト⭐︎3 豪華でした。
芦田愛菜さんの歌 ⭐︎5
背景美術 ⭐︎4
映画として成立してないくらい酷😭
テーマは生きろなのかもしれんが
見てるこっちは️⭕️にたくなるほど苦痛だった( ´ཫ`)
これ配信なら絶対途中で止めるレベルで、金ローで放送したら暴動起きてもおかしくない(*ˊ˘ˋ*)
その後に観た2回目の鬼滅の刃
初見では「長ぇ」「冗長」と割と文句垂れてたのですが
一度下を観ると「最高じゃん」「三時間普通に観られる」「トイレ行きたい」となり
そういった意味では意義のある映画(*ˊ˘ˋ*)
もう一回観たいかって?
金もろても絶対観ない💰
あえて褒めるなら死者の世界から生き返った時の海の美しさ、死者の世界の山岳地帯のリアルな美しさ、芦田愛菜さんの歌
それって映画の評価する点かい?(龍とそばかすの姫の評価は歌だけ良かった)
とはいえ観ずに評価するのは一番だせえので、一度は観てほしい(*ˊ˘ˋ*)
どこにも表現されてない行間を読める優しい人には素晴らしい映画なんでしょうね(*ˊ˘ˋ*)
細田さんは脚本家使わんのなんでえ?
豪華声優陣の無駄遣い
噂に違わぬ・・・駄作でございました。
細田守監督映画は一通り網羅してますが、コイツは恐らくワースト。「未来のミライ」も相当酷かったけど、予告で期待させられた分だけ、本作は裏切られ感が半端ないなと。前作「竜とそばかすの姫」は叩かれながらも個人的には嫌いではなかったので、もしかすると・・・と淡い期待もあったんですが、内容が破綻していて見るに堪えない作品でした。
あらすじは、、、
16世紀末のヨーロッパ、デンマーク王国の王女スカーレットが、王である父を殺して国を乗っ取った叔父クローディアスに復讐を誓うも、毒殺を狙ったパーティーの席で逆に毒を盛られて死者の国へ落ちてしまう。そこにはなぜか宿敵クローディアスも存在しており、それを知ったスカーレットは復讐を果たすべく死者の国を彷徨う旅に出る・・・とまあ、ここまでは悪くなかった。
そこに、本作最大の違和感の塊である、現代の日本から来た青年、聖(ひじり)が登場。こいつの言動
・挙動が意味不明で、一貫性のない立ち回りをする事でストーリーが完全に破綻。何故か突然挿入される意味不明のミュージカルシーンも相まって、ツッコミどころ満載のB級品に成り下がってしまった印象。
映像も綺麗だし、声優陣も豪華。
スカーレット役の芦田愛菜も巧くは無いけど、ギリ耐えられるレベル。(思ったよか歌が上手かった)役所広司や山路和弘、青木崇高に染谷将太等々、すんげー面子が揃ってるのに全てが無駄遣い・・・
平日朝とはいえ、400席超のスクリーンに座ってたのは数える程の閑古鳥状態。これだけ大コケすると細田守監督の次回作が心配・・・このまま消えちゃうかもね。
見る漢方薬
視聴八回目にして腹落ちした。「この映画作ったやつ何がしたかったの?」の答え。即効性はないけど、体質改善をするような薬が漢方薬。この映画はそれ。細田守の映画、みんなそんな感じ。あと、やっぱ飲んでも、飲まないのと何も変わらない人、おるね。プロでなきゃ、人に勧められん映画やわ。しかも効き目が現れるの、何回か観たあとなんやと思うわ(視聴八回目)
酷すぎる脚本は他の良点を駆逐する
映像や音響の迫力は凄さまじく死者の国というおどろおどろしい世界観に相応しい圧倒的な迫力を込めた色使いのアニメーションは素晴らしい。
設定もシェイクスピア四大悲劇であるハムレット(復讐譚)を基軸に西遊記型シナリオとも呼べる、旅を通じて目的地を目指すというわかりやすい代物。道中でやってくる邪魔者を倒し、時には友誼を結び、苦難を乗り越え成長し、目的地へ。
非常に単純でわかりやすい。
で、あるが故にあまりにも酷すぎる出来栄えに吐き気を催すほどの才能の無さを感じてしまった。これだけ恵まれた素材からどのような頭をしていればこれだけ酷い作品が生み出されるのだろうかと驚愕してしまう。
力の無い悟空
導き手として凡俗な三蔵
残虐でありながら最後にちょい役で味方面をする猪八戒と沙悟浄
味方サイドに魅力的なキャラクターが誰一人として存在し得ないのは本当に眺めていて苦痛だった。
またキャラクター性がぶれぶれで思いつきのごとく行動させているせいが行動の一貫性や説得力がまったく無い。人間を描いてる筈なのに人間味が無さすぎてドン引く。
特に主人公であるスカーレットは最後まで一貫性のない人物だったと言えよう。あれだけ自分の気持ちを演劇のように言わせているにも関わらず同一人物とは思えないような存在であった。
さらに未来を知らない存在が未来の文化に触れるシーンで自ら作詞した曲を名曲とする立ち位置においたのも作り手の悪い方向性への傲慢さが垣間見える。アニメーターとしては一流であっても脚本家としては素人よりも酷い。その差異に気づいてないだろう傲慢さが感じ取れる。そもそもが自分で脚本をやりたいと言ったところから始まった凋落である。脚本家を変えてからの酷すぎるシナリオの集大成とも言えるだろう。
辛うじて曲の出来が良かったのなら我慢できたのかもしれないがあまりにも盛り上がらない。映画でここまでわかりやすく「ここ盛り上がって楽しむシーンですよ」って場面が客席とのあまりの温度差に悍ましさすら覚えてしまう。よくこんなものを面白いと感じる感性で創作できたなと感心すら覚えてしまう。
また局所局所で作り手が過去の経験値で感動した部分をそのままインスパイアしたのかリスペクトしたのかはわからないが……あまりにも既視感の強い部分が多い。そのせいでツギハギだらけのお話も最後の最後の見せ場でいかにも感動をさせますよってあからさまな感涙誘導シーンは某国民的アニメで彷彿させる。そんな名場面を「自分ならこうした方がもっと感動できると思うんですよね」ってな具合で弄ってるせいかあまりにもお寒い。そもそものセンスがズレてるのだから感動出来るわけがない。
ともかく本当に最初からお話を作る才能が無い事を感じる一作だった。
声優に関しては主演が可哀想という他ならない。声が合ってないは個人的嗜好によるものであろうが、そもそも年齢が異なる場面で声分けをできないのなら無理に採用する必要はなかったのでは? と思ってしまう。無茶振りによる完全な汚点となったことだろう。ファンでなかったのなら罵詈雑言が漏れ出ていた。ネームバリューに騙されて◯◯みたいな仕事でも完遂できることを考えると彼女彼らは素晴らしい人格者達である。
バトルシーンの一部、ほんの一部だけは映像の迫力もあって非常に良かった。良かったが故に無双シーンからのとりあえず苦戦させとけという意思のもとで作られるシナリオの邪悪さに辟易してしまう。
アニメ好きとしてなろう系の後発した量産型のアニメを書いていた人々を苦戦もなくただ俺TUEEEしてるお話を私は面白くないと思っていたがそれは間違いだった。この作品の展開に比べたら遥かにマシどころか面白いとさえ言えるだろう。
今後、私が映像作品を観る上でこれを下回る作品は中々にお目にかかることはできないと思える。そういう意味では得難い経験をしたと言えるだろう。
そういう意味では悪い方向への逸材だ。もしもこの映画が人に役立つ可能性があるのなら今後、シナリオや脚本を書きたいと思っている人達への反面教師という側面で叶うだろう。
そう思えば出したチケット代は勉強代だったのかもしれない。そう思ってこの映画を心の中で虚無にしたいと思う。
果てし泣き(YouTubeでこう変換していた)スカーレット
映像綺麗に1点、万人受け物語らしさ−1点、芦田愛菜の歌0.5点、他は点数化不能です。
別に300億以上稼いだ鬼滅の刃無限城編を真似しろと言わない。ただアニメで親子連れに、若者に、シェークスピアや国際情勢やデンマーク史を勉強して教養をつけて観に来いという映画は客は来ない。ミニシアター向けならば教養者に良い評価付けて貰えたでしょうが、シネコンのロードショー向けならば0.5だった。
予告編で空の階段を登る姿が変とか、
「生きろ!」と何処かで聞いたセリフだったりとか、
現代ぽい世界で踊る主人公とか、
観る前からモチベ下がる感じとか。
本編は
「生きたい」とワンピースの何処かにあったセリフだったり、ご都合主義ドラゴンが出て来て終わりは何だった。
全312件中、301~312件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。


