果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
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細田監督の新境地、十分楽しめました
口コミがあまりに悪いので少し心配でしたが、素敵な映画でした。
ハムレットをベースにしているからか、海外古典文学の空気感が、今の若い人達に馴染みづらいのかもしれません。
ですので万人受けとまではいきませんが、スカーレットが魅力的で、芦田愛菜さんは適役でした。
物語はストレートでシンプル、きっとロシアとウクライナ等の海外の絶えない紛争について監督の思うところがあっての製作だったのかなと感じました。
細田監督の作品は欠かさず観ていますが、今回も観られて良かったと思います。
皆様も口コミの評価をあまり信用せず観てみてください。
劇場に年輩の方ばかりだったのは、少し悲しいです。
思想強め。だけど感動。
僕個人的には好きな作品です。
ちゃんと感動した。
苦しみから解放される映画。自分の目で見て自分で感想を言うべき
正直に書きますと時をかける少女以降の細田監督の作品は
ついていけないところが多々ありどうしてこうなるんだろうと呆然としていました。が、
この結末に思わず泣いてしまいました。本当に自然と泣いていました。
予告で棒読みでは?と思われていた声も実際見てみたらまったく問題なかったです。
台詞とシーンがミスチョイスすぎたのかな?
つっこみどころがまったくないわけではないですがこれはこういう事だったのかな?と
考察しながら見れる人は楽しいと思います。
どうしたら復讐をやめられるのか。
重いテーマや闇のあるお話の向かう先を是非見届けてあげてほしい。
見た後にとても開放的で浄化された気持ちになれました。
あと上手く説明できないのですがRPG好きな人もこの映画好きだと思います。
なんだかんだ2回も行ってしまいました。
酷評するほど悪くは無いでよ。
散々と酷評されておりますが、
話題に乗っかって叩いているか期待し過ぎですかね。
過去の作品、特に細田守「脚本」作品と比較すると、
レベルはそこまで変わらないと思います。
まあ、過去作でもよく賛否が分かれてたので
いつも通りなんですかね。
私は、細田監督作品をそれほど推してはないですが、
少なくとも、過去の作品を観ていたり、
普段から映画館で映画を観ている方であれば、
ある程度は楽しめる作品だと思います。
ただし、
明確に悪い部分が有るのは事実です。
特に悪いと思ったポイントを2つあげます。
①世界観のバランスが悪い
物語のベースがとてもダークな世界観なのに対し、
ご都合主義やファンタジー要素があり、
子供向けなのか大人向けなのか分からなかったです。
最後までシリアス路線でいくか、
かわいい動物キャラを相棒に加えて観やすくすれば
もう少し評価は変わったのかと思います。
(細田作品なら全員動物キャラでも良いかも)
②手抜きシーンが雑
力を入れているCGシーンは素晴らしかったですが、
シーンの所々で背景ペラペラだったり
アニメーションの手抜きだったりが目立ちました。
色々と挑戦している面も多々ありますが、
ポイントのみに力を入れすぎてアンバランスに
なっているように感じました。
ストーリーについては
主人公のスカーレットが地獄のような場所を旅しながら
人々との出会いや己の思いと葛藤していく中で
少しずつ成長していくストーリーで
メッセージ性の強い作品となっています。
かなり無理矢理な部分があったりしますが
過去の細田守作品もそんな感じだったと思うので
それを踏まえれば許容範囲内です。
その他、
役者さんたちの声の方は悪く無いと思います。
序盤のシーンは大分ぎこちなさを感じましたが
後半は役者が慣れたのか、私の耳が慣れたのか、
十分に良い演技をしているように思えました。
鑑賞前の期待値:3.0
ストーリー:3.5
世界観:3.0
キャラクター:3.0
アニメーション:2.0〜4.0
映画作品として:3.0
争いと憎しみ、復讐の世界を断ち切る赦し。テーマは大いに納得できるが赦しに至る展開がわからない。
画と台詞と演出の整合性がチグハグ
これまでの細田監督の作風とは全く違う世界観で、呆然とした作品でした。泥まみれになった美女スカーレットや優等生キャラの聖、デンマーク王国の生々しい人間関係といった「家族愛」や「青春」が得意な細田監督とは思えないほど暗い作風でした。
一種のおとぎ話と思えば消化できなくもないが、強引な展開が多く、脳内ツッコミが絶えなかった。個人的な場面はスカーレットが毒を盛られた瞬間です。
配られる盃に毒薬を入れる→クローディン&スカーレットが飲む→パーティお開き、暗殺を実行するが逆に彼女が毒に侵される、のシーケンス。「えっ!?今ごろ?」と頭の中で絶句してしまいました。
映画全体がビジュアル重視のハリボテ映画で、キャラ遊びが不足している映画でした。
しかし、唯一感心したのが戦闘描写。拳同士のアクションや騎馬戦は音とスピード感は大変見ごたえのあるシーンでした。
私は好きですよ
一応、飽きずに最後まで観れました
あまりにも批判コメントが多いので観るのを躊躇ったが、細田作品は、ほとんど映画館で観てきているので、批判を恐れずに鑑賞。
率直な意見として、批判の嵐にさらされるほど悪くない。かな。
なので作品が、かわいそうになってしまったので、点数もあえて4点にしました。(実際は3点ぐらい)
予告編見たときから、あの暗い雰囲気とか、キャラと合っていない芦田愛菜の起用とか色々不安な部分はあったけど、ほとんど飽きることなく最後までみれた。。
というか深く考えずに、ボーッと見てたら最後まで飽きずに見れたというべきか。。
ただ後から思うと、
レビューで色々指摘のあった、
現代日本での唐突なダンスシーンは、やはり訳が分からなかった。
ユーチューブでも、この映画のここがダメ!みたいなのを鑑賞後に観ると、なるほどなるほど、と頷くことが多かったし、、
なんか分かりにくい所とか矛盾とかが結構あったよなーというような感じでした。
そんな感じで細かいツッコミどころはいっぱいあるけど、「復讐」と「生きる」というテーマで結末に向かって進んでいくのは分かりやすく、そして時々なぜかエロく見えるスカーレットに興奮しました( ̄ー ̄)
SNSに惑わされず自分の目で確認しよう
面白くないわけじゃない…
映像美や音の迫力をもってしても…
お世辞にも良作とは言えない。(注:作品が好きな人を否定する意図はありません)
あくまで個人的な感想だけど登場人物が描きたい絵を繋ぎ合わせるための舞台装置と化していて言動や考えに一貫性が無さすぎるように思う。それゆえ登場人物に微塵も共感できないままただただ物語が展開してそれっぽく終わったような印象だった。せっかく多額の予算をかけて作品を作るのなら、復讐とは!生と死!!とか大風呂敷広げなくても良いから登場人物の心情の変化を丁寧に描いて観客が自然に感情移入できる作品を作り上げて欲しいと切実に感じた。
あとあのダンスシーンを止める人は周りに誰もいなかったのか。周りがとめられないくらいに細田さんが頑固なのか。何はともあれ大事故にも程がある。劇場で見たときはあまりに面白すぎてしばらくニヤニヤを抑えることができなかった。作品を一生懸命作った人たちがいるんやぞと自分に言い聞かせても、もう本当に、どうしても抑えられなかった。
そういう感じで個人的には観るのをあまりお勧めはできませんが
気になるから観てみたいという方はダンスシーンに備えてマスク持参を推奨します
重いテーマへの挑戦
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