劇場公開日 2025年11月21日

果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価

全588件中、321~340件目を表示

3.0率直に言って面白くない

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

初日に見に行きましたがタイトルが全てというか、映画としては成り立ってるけど
エンタメとしてははっきり言ってつまらないです。
教訓的な寓話として見ても単純すぎるし
大の大人達が何年もの膨大な時間を注ぎ込んでまで作るようなものじゃないです。

中学生の作文コンクール受賞者が書いた物語の方がよほど心に残るでしょう。

あらゆる登場人物のセリフはいちいち説明臭いし、
行動の動機が終始単純すぎる上に信念も葛藤もなく淡々と進んでいく。
結論ありきで舞台が動いてるので途中途中の行動が誰も彼もアホみたいで引っかかるし、
とはいえそれらに意味は何もなく、ただ結論を伝えたいだけの物語。

古典文学を現代解釈でアレンジってのはよくある作劇手法だけど
それって描かれた当時よりはるかに価値観が複雑化した現代社会にどう反映していくかが大事なのであって
舞台や人物を現代風にただ置き換えればいいってもんじゃないんですよ。
それなら古典を古典のまま映像化すりゃいいだけなんですから。
子供向けとか大人向けとか以前に見てる人を馬鹿にしすぎです。

監督は根本的に鑑賞者の読み取る目を信用していないか、
共感力とかそういうものを根本的に理解できないんだと思います。
なんでそんな人が人々の感情を題材に説教臭い話を書きたがるのか理解できない。

エンタメ作家として開き直った方がまだ良い作品作れると思いますよ。

個人パワーでは作れないお金かかってるだろうなって3D映像体験はできるので
まぁ映画館で見る意味はなくはないですが、わざわざ大作を期待して見に行くようなものではないです。

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クックー

4.0普通に

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

ドキドキ

普通に良かった

「細田作品〇〇であってこそ‼️」みたいな考えに縛られてるオッサンが
ピーピー批判してるようにしか見えない

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マッツ

4.5スカーレット

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

カワイイ

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かえで

3.0そこまで酷いとは思えない

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

単純

斬新

癒される

いい部分もたくさんある。
どうも細田守の脚本ばかりに目がいってしまって平均が下がっているようだけど、映画は脚本だけじゃない。
声の演技、CGデザイン、モーションの滑らかな動き(ダンス除く)、目を見張る点はいくらでもある。

問題は作品のデキではなく、こんなにデカい箱を開けて、1日に十数回も回すという判断をした側の責任だ。劇場・東宝や大手広告代理店も、過去の数字ばかりをあてにして、細田守の近年の作品を碌にチェックしていなのだろう。だから世間のニーズを拾いきれていない。興行だけではなく他の作品も割を食う形で大失敗。
「Chao」や「トリツカレ男」はまだマシ。この作品の失敗はダメージがでかすぎる。

公開週の3連休でガラガラって終わってる以前。

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ma

4.5令和版「走れメロス」

2025年11月24日
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レビューは荒れてますが
私は好きです。

ここまで酷評なのは

皆様が期待する
細田像と

本人がやりたい事が
違うからですかね

私は
細田ファンでも
新海ファンでも
ありませんが

君たちはどう生きるか?
に向かっていってほしくは無いです。

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れいん 【観る前にレビューは見ない派】

言いたいことは分かる

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

作品の意図するところは分かるんだけど、そのための脚本と演出があまり魅力的ではなかった。
あまりにも唐突に空から謎の龍が出てきて、砂漠で踊りが始まった時、もう家に帰りたいと思った。
せっかくの映像美と豪華な俳優陣だったが、誰もこの脚本にストップをかけられなかったところに違和感を感じるような、監督が盛り込みたい要素をとりあえず詰め込んで勝手に気持ち良くなっている作品だと感じた。
初日舞台挨拶で俳優たちが「感動して涙が止まらない」「細田監督作品には出つづけたい」と言っていたが、本心なのだろうか。私がその俳優なら断りたいし、ファンタジー寄りの作品である限り本業声優の人を使った方が良い作品になると思う。
制作陣へのリスペクトを込めて点数での評価はなしとします。

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なこ

2.0細田守という人が恐ろしい

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

内容に関してはもう皆と同じような感想になるので割愛します。

それより根本的に指摘したいことがあるのです。

そもそ作品において、脚本の出来が悪いというのは大いにマイナスになります。

漫画や映像作品というのは最悪絵は下手でも話が面白いことの方が大事。

話が面白くないと絵が良くても見てられないからです。

漫画の編集者さんは大前提としているところですね。

上映中のアニメ「トリツカレ男」はキャラデザに癖があるものの、内容の面白さで圧倒的高評価を得ているのが証拠ですね。

奥寺佐渡子さんに頼らず、宮崎さんみたく脚本まで自分の作品にしたいという姿勢はいいのですが、細田さんは物語の基礎が出来てないのではないでしょうか。

テーマやコンセプトを思いついたらプロットで大筋を作る。ここまでは多分出来てるのでしょうが、いつも設定の裏付けとキャラクターの作りが甘いです。

例えば今回のだと、時代の関係なくなる死者の世界なのに、大半が中世の人間だったり、見た渡す限りの荒野なのに水と食料が普通にあったり、馬はわかるにしても(死亡時に一緒に来たのかも?)ドラゴンはなんなのでしょうか?異世界とも繋がってるの?などなど挙げればキリがない。
「よりによって看護師の俺が」って男のセリフ一言にすらちょっとリサーチ不足なのかなと感じます。

簡単に言えば、とにかく雑。
テーマを掲げてもそれに対する思想が薄い。

芸術の界隈にいる人間ならわかると思いますが、本人の思想や魂的なのは1枚絵ですら現れます。

新海さんや庵野さんとかと比べるととにかく薄っぺらいのです。

脚本を指摘された「未来のミライ」から反省もせずに3作連続駄作を作って、本質どころか前提にすら気づいてない(多分)彼の映像作家としての精神を疑います。

私にはそれが恐ろしく感じました。

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夜明さん

5.0今年一番、評価を気にせず観て欲しい

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

ドキドキ

なんとなく評価が悪い事を知りつつ鑑賞。
序盤から引き込まれて、ずっと緊張感MAX。どこから、つまらなくなるのかな~、と思いながら見ていたけど、ラストでは感涙してしまった。
鑑賞後思い返すと、話の流れが唐突な部分も有る気がするけど、死者の世界の話という事で自分は気にならなかった。
映像も、鬼滅無限城がアニメ過去イチと思ったけど、負けてない位に素晴らしい。
噂の為か出だしとは思えないほど空いていたけど、個人的には観て欲しいと思う。

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であであ

0.5終始イライラする

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

まさに駄作と言っても過言ではない。
絵は綺麗だけどダラダラと話なげーなというのが素直な感想。

世間知らずなお姫様が復讐に燃える最初の展開は良かった。
お花畑な日本人の男が出てきてから話が一気につまらなくなった。

綺麗事を言って日本のガラパゴスなお人好し思考を押し付ける男に終始イライラ。
それに感化されトドメを刺さずに何度も逆襲されるお姫様にイライラ。
ご都合主義展開やポリコレ展開にもイライラ。
タレント声優の演技にイライラ。
余計な歌やダンスにイライラ。

お姫様は綺麗事を言ってるけど、デンマークもその後植民地侵略してるからお姫様の綺麗事は役に立たなかったんですよね、と心の中で突っ込み入れながら見てた。

最後のシーンでシクシクと大きな鼻音を立てて泣いてる人がいたのに驚いた。
これで泣ける人もいるみたいなので、人によっては感動の作品なのかもしれない。

この作品を海外展開したら、日本人のお花畑思考に海外の人がついて来れるのかな、と作品を観ながら思った。
日本アニメの評判を下げてしまう作品にならないか心配になった。

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はるまき

5.0素晴らしい映像体験!!

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

驚く

・なんせ映像が素晴らしい、とにかく映像が素晴らしい!!
・壮大な感じが良く伝わる画角が多く、迫力満点です!!
・芦田愛菜の声がかっこいいですね!!
・許すことの大切さを感じました、自分も、他人も、まずは許すことが大事ですよね、たしかに、許さないと次にいけないですよね、私も自分も他人も許せない時がありますが、許して前を向いていきたいと思います。

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ノリスケ

3.0わりといける

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

「デビルマン(実写)以下」という評を聞いたので、ウッキウキで見に行ったら、そんなに酷くなかった。残念。
セリフとストーリーを無視すれば、わりといける。

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dsk

2.5思いを詰め込み過ぎか

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

ホームのシネコンに来る実写作品はダボハゼ的に大半を観ているが、アニメに関しては選んで観ている。と言ってもイメージで何となく選んでいるだけで、ジブリ、新海作品等と2最近2010年以降の細田作品は観て来た。

今回観賞意欲をやや削いだのは宣伝映像。世間的にすこぶる好感度の高い芦田愛菜だが、俺は女優としては好きじゃない。繰り返し映画祭での彼女の映像を見せられるたびに意欲が減退したが、それでも一応観ておこうかと観賞。

【物語】
デンマークの王国の王女のスカーレットは王に愛され、幸せな幼少期を送ったが、あるとき王の政治に不満を募らせた叔父が王を殺して自分が王位に座る。成人したスカーレットは父親を殺した叔父に復讐しようとするも失敗し、死者の国で目を覚ます。

狂気に満ちたその世界では、「見果てぬ場所」にたどり着かなければ、虚無となり存在が完全に消えるとされていた。「見果てぬ場所」にたどり着けば復讐のチャンスがまだあると考えるスカーレットは「見果てぬ場所」を目指すが、次々と宿敵が現れる。そんなとき、全く見たことも無い風体の男が現れ、スカーレットと行動を共にするようになる。

【感想】
宣伝映像によるネガティブな気分で観始めたのだが、気分が上げたのは序盤の舞台がデンマークの城。
「あ、これ見た覚えがある!」
一昨年デンマークを旅行したときに行った城だとすぐ思った。観賞後、モデルがクロンボー城であることを確認した。外観だけでなく見学した地下部分のシーンも有った。知ってる場所が予期せずスクリーンでに出てくると何となく嬉しくなる。

ということで序盤にちょっと気分が盛り上がったのだけど、それ以降それ以上に気分が盛り上がることなく最後まで行ってしまった。
細田監督が描きたいことが色々あったんだろうなということはなんとなく感じられたが、それが空回りしている感が有り、少なくとも俺には響かなかった。少し詰め込み過ぎて、徒に複雑な展開になってる感じで、俺的にはもう少しシンプルに描いて欲しかった。

一方で、公開直後から予想外の低調な客足の出足にちょっと驚いている。苦戦続きの実写映画を尻目に次々と大ヒットアニメ作品が生まれる昨今の状況ではビッグネームの細田作品も50億円くらいは確実に行くのだろうと思っていた。 公開後のクチコミで2週目から客足が伸びないのなら納得するのだけど、最近は公開前に噂が広がるのだろうか?

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泣き虫オヤジ

1.5【凡作】白くて爆ぜるハナクソ

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

難しい

映像や音楽は良いと感じた。しかし、キャラクターや脚本が全てを台無しにした残念な作品。急に場面転換して観客を置いてけぼりにする(ダークな世界感に唐突に挿入されるミュージカルetc)のが何回もあるのは本当にやめてほしいです。 鑑賞していて何度も頭を抱えました。

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プロト

3.0まさにその名の通り、果てしなかった

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

ここ1.2ヶ月
駄作を観すぎてるせいか
耐性が付いてしまい

「酷評」とまでは思わなかった

この作品を
「酷評」と言える人は
本物の駄作に触れたことがない
恵まれた人たちだと思う

(感性が乏しいとも取れる)

絵が美しかった
キャラクターの瞳の動きまで
細かく描かれていた

細部まで行き届いた
美しい絵をみて

損をした、とは
わたしは思わなかった

だけれども
記憶の一部として
刻まれるような作品には
何歩か届かなかったなと思う

一度
袖を通したきり
引き出しの奥に
しまい込んでしまった
新しいワンピースのように、、

もう一度
引っ張り出して
着てみようとは思わない

きっとわたしは
このワンピースを

「果てしなく」
タンスの奥に
しまい込んだままだろう

作品の中で
「死者」が
本当の意味で消えてしまうことを
「虚無になる」と表現されていたが

わたしも
鑑賞をしながら
何回か「虚無」になりかけた

幻覚というか、、
錯覚というか、、

そんなようなシーンが
何ヶ所かあって、

細田氏は
何かに追い詰められて
苦しめられてるのでは?
と考えたりした

いずれにしても本作は
芦田愛菜ありきの作品で

彼女の存在なくしては
とても成り立たない
構成となっており

彼女が演じることを
最初から想定して
描かれたような内容だった

芦田の魅力を
存分にすくい集めて
詰め込んだような作品

彼女が魂を注いで
身を削りながら
演じきったにも関わらず

多くの人たちの
記憶の奥底に

「果てしなく」
閉じ込めれてしまう

そんな作品になってしまうことが
実に無念でならない

数々の駄作と対面してきた
私から言わせてもらえば

何てことはない

声高に騒ぐほどの
代物では無かったが

芦田愛菜の存在が無ければ

冷静に観ることは
出来なかっただろう

わたしの友人いわく、
数ある酷評の中で

「芦田愛菜の顔に
泥を塗らないで」

という低評価が

何よりも
突き刺さったようで

観に行くのをやめたようだ

他人の評価に惑わされて
観に行く人が
減ってしまうのは

作品に命を吹き込み
作り上げた方たちが
何とも浮かばれない

本当に「果てしなく」
哀しい作品になりそうな
そんな予感がした

昔からの細田ファンなら
また受け取り方が
違ったのかもしれないが

私的には
観なければ良かったと
後悔するほどでは無かった

かといって
生涯、忘れずに
抱きしめていたい
と思うような作品でもなく

まさに
「果てしなき」
というタイトル通り

色んな意味で
テーマに
寄り添い過ぎているように感じた

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さくら

3.0酷評されるほどでもないし褒めるほどでもない

2025年11月24日
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酷評が気になり予定外の鑑賞。

制作費がかかっているのはよくわかる。だから酷評されるほど見どころがなくはないし、最初からリアリティラインは低いので、筋や演出の突飛さにつまらないツッコミをするのは野暮。そもそも話に期待をして観に行くのが間違い。たとえシェイクスピアが下敷きにあろうとも。

退屈はしなかったし、眠くもならない。だが褒めるほど白眉な部分も多くない。よって総合点は凡庸になる。

自分は見たことがないものを見たくて映画を観に行くので、その意味では既視感しかない。伝えたいメッセージはわかった。愛だろ? 愛。でもそのメッセージにこの長さは要らない。あるいは同じ時間をかけるなら、その結末にたどり着くなら、もっといろいろな道がありそうだ。

でも12になる息子が観たらきっと感動するんじゃないかなと思った。人が作ったものに対して、こんなところでたかだか数千円の支出で偉そうに何かを語るほど、父は俗世でスレてしまったのですよ。

そういう作品。

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二度寝

0.5ド駄作

2025年11月24日
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驚く

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果てしなき後悔

3.0支離滅裂なアノ世の地獄世界話、誰がコレを望んで観たいのか 疑問

2025年11月24日
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単純

幸せ

斬新

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The silk sky

3.0微妙…だけどそこまで悪くはない

2025年11月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

難しい

驚く

映像の美しさは特に印象的で、全体として一度観てみる価値はある作品だと思った。(とはいえ、CGが苦手な人には合わないかも)

物語のまとまりにはやや難があった気がした。細田守が伝えたいテーマはなんとなく伝わってくるものの、要素を詰め込みすぎたせいか一貫性が弱まってごちゃごちした印象になっていた。結果としてツッコミどころも多く、思わず「それはないだろ」と笑ってしまう場面も多々あった。

思った以上に恋愛要素が前面に出ていたのも意外だった。ただその描き方が中途半端で、入れるのであればもっと丁寧に描いてほしかったところ。この“中途半端さ”は恋愛以外の要素にも見られ、惜しかった。

散々酷評はされているものの、総合的には「決して悪くはないが、良いとは言い切れない」そんな印象の作品。

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ぬるめで

0.5YouTubeのショート切り抜き動画で観れば充分です

2025年11月24日
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単純

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ハイビスカス

3.0細田さんが思いついたものを何でも取り入れた結果、とっちらかって虚無となった。

2025年11月24日
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「時をかける少女」「サマーウォーズ」「**おおかみこどもの雨と雪**」までは細田守監督と脚本**奥寺佐渡子のタッグを組み、宮崎駿の後継者に最も近いと期待されていたが、「バケモノの子」「未来のミライ」「龍とそばかすの姫」と細田守監督兼脚本になってから少し賛否が増えているなか、注目となった最新作。**

物語は・・・

王様の父が叔父によって殺された。娘のスカーレットは父の復讐を誓うが、結果は失敗。死者の世界で目が覚めたスカーレットは復讐心をさらに強め叔父探す中、現代の日本からやってきた聖と出会い共に旅していく。

シェイクスピアのハムレットの要素を取り入れた作品となっているが、ハムレットを知らなくても楽しめる作品となっている。

本作を作った背景として監督は

コロナが明けた後にまた戦争が起こったことについて絶望的な気分になり、「復讐」をテーマとして作品を作ろうと、今だから描ける復讐劇を描くと取り組んだらしい。

確かに絶えず起こっている戦争に対して、あらためて令和だからこその視点は非常に興味深く、大注目していたが、すでに口コミで叩かれているが、物語は正直イマイチだった。

まず良かった点は

空の海、巨大な龍、砂漠のような地上など幻想的で絶望的な死者の国の世界観やデザインは素晴らしかった。

細田映画にでてくる、現実と異なる世界の設定は毎回楽しみやし、今回は特に興味深かった。

現実世界と死者の世界、他の世界など世界のシーンによってセル、CGなど技法を変えるなど挑戦的な表現にも挑んでいる。

シーンによってスカーレット自身のデザインがかなり変わるので違和感は正直拭えないが、悪くはなかった。

また、スカーレットのアクションにはスタントアクションとしてベイビーワルキューレの伊澤彩織も参加しており、アクションシーンはカッと引き込まれる緊張感と没入感を表していた。

ただ、肝心な物語が要素はいいんやけど、ハイライトのようにトビトビになっており、キャラの人物像や物語の展開はほぼうまく描けておらず、「起承転結」の起から一気に結にたどり着いた印象を受けた。

物語としての情景描写が足りておらず、

話の深みやキャラの人物像が理解しにくい。

それなのに、キャラの感情表現だけはシンプルに感じた想いをそのままセリフとして発し過ぎている。

細かい話の内容に関して

ここから先はネタバレになります。

死者の国があまりによくわからない。

人や武器があるのはいいけど、馬など動物がいるのも違和感だった。

じゃあ、全動物たちも一度死んだものは存在するってことなのか?

死者の国に関して、もう一度死ぬと虚無になる以外の説明があまりになさすぎる。

龍が出てきたら、時に雷を落としたり、あれが一体なんなのか、死者の国の神なのか。

次になぜ死者の国でも王(叔父)が城をもっており、王の位置にいたのか。

おそらくスカーレットと同時期に死者の国に来たはずの王(叔父)は城は家来などをすでにもっているチートムーブしていた。

しかも、家来の四天王みたいなやつ全員死者の国にいるってことは死んでいるはずなんやけど、なんで部下がほぼ全滅なんて?

現世の時に実は、スカーレットの復讐によって殺されたならわかるけど、そんなこともなかったので、なぜ全員死者の国揃っているか納得できなかった。

あと、スカーレットが叔父の家来と戦ったあと、もし殺してしまっていたら今のままで良い。ただ、殺さず解放していたけど、そのまま着いていけばいいのでは?って思った。最初のコーネリアスなんて、負けた後にスカーレット達よりも先に城にもどって王と会っているんやから、解散させる意味がわからなかった。そのまま案内させるか、着いていくのが一番早いような。

今作で一番理解出来なかったのはダンスシーン。

細田さん曰く、「龍とそばかすの姫」を通して歌とダンスは映画自体を上げるものであると感じ、本作にも取り入れたらしい。

そもそも「龍とそばかすの姫」は歌が好きな主人公が母の死をきっかけに歌えず、ネットのアバターを通して歌姫になる物語で、歌がテーマになっている作品。

それを歌とダンスがあれば、いい感じになるっしょ、ダンスは自由の象徴だから!って思いつきで取り入れたのが本作な気がする。

フラダンスの部分はまだよいけど、渋谷っぽい街でスカーレットが妄想でダンスするシーンはさすがついていけなかった。

せめて、現世を想像して歌を聞くシーンならまだいいが、なぜダンスをしているのか?みんなで?2人でララランドみたいに踊っているのか?困惑を通り越し、笑ってしまった。

聖という人物像も結局よくわからん。

現代の日本からやってきた看護師の聖は、敵や味方など関係なく、傷ついた人をほっておくことはできず必ず治療する。死者の世界でそんなおめでたい人はおらず、特別な存在になっているが、そもそも看護師を目指した理由がまったく意味がわからない。もし、本音を隠した発言であるなら、どこかで本心が明らかにしてほしかった。

あと、なんで現代人なのにあんなに弓が上手いのか、いきなり馬に乗れるのか。できた当然見たいな動きが全く共感できなかった。(弓道部と馬術部の経験ありなら許す)。

また、戦わず治療に専念する彼が、ある時スカーレットを守るために人を殺すシーンがある。

これまでの聖の人物像を覆す瞬間で、葛藤が強く出てくるのかと思いきや、あっさりと弓を引く。しかも、殺したあとには後悔な悩むことなど一つもしない。

冒頭は工夫していたはずなのに、かなり直接的にもなっているし、治療もしない。

まるで、人を守るためには殺すことも迷わない人間へいつのまにか心が入れ替わったかのような。

後半さらにスピードを増していく物語が進む。火山が噴火し、「溶岩が流れてくるーやばいーっ、あ、頂上ついたね」っじゃないねん!

火山からのつながりはないのか?ただ怒りのように噴火しただけたのか、せめてスカーレットたちと紐付けてくれよって思った。

復讐に囚われてしまったスカーレットは死んでもいいから復讐したいと願うスカーレットがラストには「生きたい」と願う。

心情の移り変わりの描き方は正直足りていないが、そんなことよりもワンピースどハマり世代には、ラストの「生きたい」がウォーターセブンのニコロビンを想起させるシーンだったのも気になった。

(たまたまかもしれないけど)

自分だけかと、思いきや劇場から出る際に全く同じことを感じ、発言している方もいたのでワンピース世代にはあのシーンはひっかかるかも。

ラスト、実は生きている物が「死者の国」にいることが分かるんやけど、なんでなん?。

「死者の国」が実は生死の境目、いまゆる「今際の国のアリス」みたいな世界感なら納得できる。

たどり着いたものだけが、生き返るとかね。

ただ、スカーレットに関しては最初から死んでなかったらしいので、それならなぜ「死者の国」に来たのか、全くわからなかった。

パンフレットを読んだ結果

細野守が思いついたものを全て詰め込んだ結果、とっちらって虚無となった作品だった。

前半と後半の2部作にすれば、もう少し良かった気がする。

脚本の能力がないと言われているけど、これからの細田守監督、スタジオ地図の動きがより気になった一本。

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somebuki
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