果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
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ちゃんと凌辱モノを作りたいって言え
争う姿勢を見せることが平和への戦略ということもあるような。今目の前の人を殺すのと、平和への政治的戦略って全然別だ。そこを繋げて考えるのでついていけなくなる。それを説くだけの説得力があるのは、山上とかのテロリストぐらいだろ。その変な歪みの上で戦いのない世界とか、平和とか説かれるとだんだんわからなくなる。平和には争いが必要だ。平和を勝ち取るための戦いだっていくらでもある。まずは、専制政治から市民社会を目指すのが筋だろと思うのは私だけか。
それと作り手側がもっと性的に正直だったらもっと爽やかになりそうなのに。ストレートに凌辱モノをやりたいならやればいいのに、なんでそれをできないんだろう。自分の欲望に正直な作品の魅力も残念ながらない。山田洋次は作品でいつも女性の脚への欲望を隠してない。そこを見習ってほしい。観てから2週間経つが、歌とダンスが中途半端に入ってるのがどうも居心地の悪さの原因かもしれない。どうせならもっと全編に入れれば良かったというか、辻褄の合わなさを納得させることができたかもしれない。切れるカードは同じだろうと何度でも使えばいいのに。
もしもディレクターズ・リメイクが可能であれば。
過去の長編抒情詩、劇作家の作品や
黒澤監督の後期のような余白のある
映画的表現をベースにしながらも
量子力学的世界観や最新のグラフィックを取り入れた
意欲的な世界観の作品だと感じました。
その上で、
◉物語の構成や文脈を鑑みて
チャプター制にしていただく。
例えばギャレス・エドワーズの
ザ・クリエイター/創造者
みたいな感じですね。
チャプターのはじめに、テーマ表記と
環境設定のインパクトのあるシーンを改めて
据え置いて、物語を開いていく。
その方が
作り込まれた世界観、工夫に満ちた舞台設定
登場人物同士の感情など
よりシンプルに美しく
響くものになるのではないかと感じます。
◉スカーレットと母親以外の声優さんを
総変更していただく。
この世界に没入できる方。
そういう方なら素人の方でもよいのでは。
◉物語の骨格を
もし、スカーレットの成長におくのであれば
少女から女王に変化していくスカーレット
特に最後の演説の言説、トーンを変えて
思い切り表現していただけないか。
時代背景も踏まえて
王としての威厳に満ちた決意を示して
いただきたい。
スカーレットは
それだけの旅をしてきたんだと思います。
◉最後に
ベタな表現かもしれないが
スカーレットの女王としての使命と一途な愛を
物語るものとして
年老いた威厳のある女王スカーレットの
姿をなんらかの形で見せていただけないものか。
スカーレットのこれまでとこれからの
志と頑張りに私たち観客たちの感動と
共感で報いてあげられるのではないか
と感じました。
スカーレットの頑張りが
一心に伝わる映画でしたので
その頑張りと志が
より広く伝わるといいな
と勝手ながらコメントしました。
このように考えましたのは
『スカーレットは生きている』
という何とも言えない感覚を感じたからでしょうか!?
時間の評価に耐える作品は
たくさんの批評をさらされながらも
生きていく人間のように逞しく成長していくものでは
ないかと思いました。
この映画を脊髄反射の感情で批判する人達のほうが怖いわ
細田監督の新作なのでチケット予約してから、よせばいいのにいろんなサイトで評判をみたら購入をちょっと後悔しつつ劇場へ
低評価の影響なのか朝2番興行で約8割空席!(目視で)あまりの館内状況に凹みながら鑑賞そして感想
巷間言われるほど悪い脚本では無いし映像もきれいしスペクタクルやまぁまぁの感動もあるしの作品ではないかな
そりゃツッコミどころはあるし冗長なシーンもあるがどんな映画でもあるしね
何ゆえの先鋭的な批評が続くのかちょっと考えてみたが、観た人はきっとこう思う
えっまさか細田監督のいつもの脳天気なアニメではない!えっこれは重いしよくわからんわ
等と鑑賞脳が思考停止になってただ映像を追って見てるだけならあの超批判も頷くわ
予告編とか観てたら、これは王弟の兄王への謀殺と簒奪・民の圧政と近隣国への侵略のセットからの王女が叔父を討つ復讐お話
これは刺さる人と刺さらない人の2極化が発生するかな
刺さる人の母数が少なく満足しているのであまり声高に発信しないが刺さらない人には大声出して面白くないのでお金と時間を返せとなり難癖をつけ始める あとヒロインの声についても それは同意かな 歌はうまいが
持っていき様では日本人の好きな忠臣蔵チックか水戸黄門チックな展開(勧善懲悪)を皆期待するけど、全然思っているのと違うやんとなり皆さんが言う脚本が悪いという批判で出る
舞台が北欧だし陰鬱な雰囲気とギリシャ神話やシェークスピア劇のような悲劇的そして重いテーマが出てくると脊髄反射で感情のまま否定の方向に走るのでしょう
まぁ日本人にとってシェークスピアなんか熟読しませんよね(当家比)
この映画の悲劇の二重構造が見えないとぜんぜん面白く無いし最果ての門あたりのイベントでのスカーレットの躊躇が理解できないとヒロインが弱いとなるつまり台無しとなる
悪役弟の名前がクローディアス!この名前がハムレットに関連付けされているに気づけば
監督の意図がわかってあのよくわからなかった世界がパッとよく分かるようになる
二重の悲劇とは不死の国へ転移して叔父を討つ運命とそれから解放されたい自分の運命のせめぎ合いをハムレットの心境で聖と共にスカーレットは最果ての門へ進んでいく
聖はしがらみのない世界からの単なる外圧役 故にダンスシーンにつながる(要るかな?)
異世界なんでヒロインを助けるドラゴンもいます(謀殺された王様の化身かと思った)
監督が提示した今回の映画の世界観に合う合わない人はチャットGPTに言わせると
『批判的な人は“娯楽モード”で観ていることが多い
象徴劇・悲劇は、本来 “ゆっくり咀嚼する前提” で鑑賞するタイプの作品です。』
『ところが今の観客の多くは
展開が早い映画
分かりやすい伏線回収
勝者/敗者がハッキリする物語
主人公が論理的に勝つ話
こういった“娯楽の文法”に慣れています。』
『この映画の悲劇・寓話・神話的映画を理解できるかどうかは、鑑賞経験の積み重ねで決まるからです。
読み取れる人は、単にその土台がある。
読み取れない人は、そこに触れた経験が少ないだけ。
料理で例えると:
スパイス料理に慣れていない人に、
いきなり本場の重いカレーを出したようなもの。
辛すぎて「まずい!」となるが、それは舌の成熟度や文化圏の違いであって、「**舌」ではない。』
そうかな?リンゴとハチミツのカレーを好む人は決してスパイスカレーには出さないだろう
スパイスカレーを食べる人はリンゴとハチミツのカレーも食べるが
色々理由をつけてスパイスカレーを勧める人を批判すると思う
この映画のように (面白いのに)
To be or not to be
予告編の聖さんの綺麗事に?を感じつつ公開を待っていたが、次はSNSの悪評が。ここまで評判が悪いと、怖いもの見たさ半分で投げ銭鑑賞。
・・・なんだ、そこまで悪くないじゃん。
制作時間の関係か、実写合成の処理に乱暴なところや、人物像や動きの生硬さ、現代パートへのしょぼいエフェクト、また全体的に甘々な人間観や死生観などのれないところはちょいちょいあった。
そもそも異世界ものが初見の人には、お話自体がご都合主義的に感じて、ダメな人もいるだろう。
写実的な観点から気になる点も多い(髪の毛はあんな綺麗に切れないだろとか)。
しかし、シェークスピア知らんからやろとか腐すほどの解釈の難しさはない。
論理的な支離滅裂を言うなら、M御大を含むファンタジーの筋運びの論理性もそうだが、そもそも映画というジャンルにあまり強くそういうツッコミ入れるのはヤボではなかろうか。
予告編で気になっていた聖さんの青さも一応は回収されたと見ました。サーバント王女宣言には苦笑したし、滑ってると思うが、これも時代性だろう。
大オススメでもないが、監督が書きたい部分を、自分とは違う感情・感性を楽しみながら見れば、筋運び云々は片目をつぶって鑑賞できました。
このインフレのご時世、たかだが1000数百円、監督や演者の頑張りを楽しむ鑑賞者としては、2時間のエンタメとして楽しい映画でした。
細田さん、頑張って👍
変な違和感が多い気が、
見るつもりがなかった作品だが、ネットでの評価が悪過ぎて逆に気になってしまい視聴した。
オープニングは壮大な世界観を表していて、あれっ?期待できるのでは?と思ってしまった。
しかし、場面転換の度に新しい謎要素が増えて看護師の聖君が出てきた頃にはもう説明不足な支離滅裂シーンが増していく、、、
テーマやコンセプトもコロコロ変わって
変な違和感を感じてきました。
この違和感というのが、
・キャラの動きが微妙におかしい
・そのシーンの繋ぎ方は変、という事がよくある
・そんな言葉を言うキャラなの?といったブレが多い
途中からこんな感じの違和感が気になってしょうがなくなってくる。(物語の根底が破綻するほどでは無いので違和感程度でしか無いが、、)
この違和感というのが最近SNSでよく見るAI作品と似ているなと感じてしまった。
細田守監督は人工知能を扱った作品が多い、
ただの妄想だが、シェイクスピアや最近流行りのアニメを学習させて出来た作品を、細田守がストーリー補正をしました。的な映画なのではないだろうかと思ってしまった。
それ程、この映画とAI作品の違和感が似ている。
世間の酷評程ではないが、確かに微妙な作品だった。
酷評されるほどではない、普通のよくある残念な作品。
土曜の朝の回を鑑賞。今週から上映回数が3分の1になり、箱も小さいスクリーンになりました。 映画館の埋まり具合は定員70名くらいのスクリーンで10名ほど。
もともと予告編を観て惹かれなかったのでスルーする予定でしたが、チケットをもらったので急遽鑑賞。
基本的には自分で映画を見るまでは他人のレビューを読まない主義ですが、今回は否が応でも酷評のレビューが目に入ってきていたので、怖いもの見たさ半分な気持ちもありました。 個人的な感想としてはネットで滅茶苦茶に叩かれるほど酷い映画じゃないな…と思いました。…かといって良くもないですが…よくある普通の残念な映画でしたね。
よく言われる細田脚本ですが、まぁ、これはいつも通りの安定の酷さ。 登場人物が記号的でスカーレットや聖も薄っぺらくて感情移入できなかったですね。死者の国でのスカーレットは復讐に燃えた鬼にでもなっているのかと思っていましたが序盤から結構優しい。なんか情緒不安定なキャラでした。 聖の声は棒読みで結構キツかった。
人物描写が薄っぺらい中で「愛」「平和」を連呼されても心に響かないですね…。
唐突に入るフラダンスや渋谷のシーンは本当に要らないですね。すごい白けてしまいました…。細田さんの作詞した歌が寒かったです。
死者の国の設定もガバガバなのが気になりました。あらゆる時代の人間がここに来る的な説明をしているのに聖以外の人物は中世の人間しかいないという矛盾を作品内でやっていて、制作中に誰もツッコまなかったのかしら…? 重厚な世界観を見せたいなら設定をもう少し作り込んで欲しかったです。
あと、3Dを多用した映像も安っぽかったですね。背景も写真をコラージュしたような感じで実写寄りのリアルさに寄せようとしているけども実写には届かず負けている感じで残念でした。これだったらもっとイラストっぽさに寄せたほうが良かったと思います。
密度の高い画面ではあるものの、なんというか画面から絵ヂカラを感じなかったです。
やりたいことはわかるのですがまとめ切れずな感じで物語に引き込む力が圧倒的に不足しているなぁと思いました。
演出力はあるので、ちゃんとした脚本さえ作れれば細田作品は安定的にヒットするとは思うのですが、今の製作体制のままでは難しいでしょうね。
基本的に暗い展開で子供の喜ぶ要素は皆無なので家族連れで観に行く映画ではないですね。
個人的には「未来のミライ」を観た時のほうが「虚無」になりました(笑)
酷評に釣られて「怖いもの見たさ」で鑑賞。そこまで酷くはないが、演出の「余白」がもっと欲しかった
元々劇場で観るつもりはなかったのですが、あまりにも世間の評価が低いので、逆に気になって「怖いもの見たさ」で観てきました。
結論から言うと、巷で言われている「駄作」というほど酷くはありませんでした。私は細田監督作品が初めてだったので、過度な期待がなくフラットに見られたからかもしれません。「復讐」という重いテーマや、そこから生じる葛藤を描こうとする姿勢自体は悪くないと思います。
ただ、脚本や演出において「全部説明してしまう」点が非常に惜しいと感じました。 (※ここからネタバレを含みます)
特に気になったのは、物語の核となる「許せ」というキーワードの扱いです。 この言葉が出るタイミングが早すぎますし、その言葉について登場人物たちが協議するシーンは、映画的な情緒よりも説明臭さが勝ってしまい、少し冷めてしまいました。スカーレットの葛藤は、言葉で整理された会議ではなく、映像や表情の揺らぎの中で見たかったです。
そして何より、ラストの展開です。 「生きたい!」と叫んでスカーレットだけが生き返るシーン。あそこは、聖(ひじり)とスカーレット、「果たしてどちらが生き返るのか?」という緊張感を最後まで引っ張ってほしかったです。
観客に「どっちだ…?」と固唾を呑ませるような演出があり、その上で予想を裏切る(あるいは納得させる)結末があれば、もっと心に残る映画になったはず。変にスッキリと答えを出すのではなく、いい意味で「もやっとした後味」や余韻を残して終わってほしかった。
スッキリ分かることだけが映画の良さではないと思っているだけに、映像が素晴らしい分、説明過多な構成が悔やまれる一本でした。
悪でも許せ。強いメッセージを感じる力作
悪でも許せ。戦争を止めるために。
恨みの連鎖を止めろ。今、戦争を止めるために。
そんなメッセージがバシバシ響いてくる作品でした。ありがとう。
16世紀のデンマークと、未来の渋谷。
それぞれが死者の国にたどり着き、死者の国は治安は悪いが、各国からの人々がキャラバンを組んで移動している多文化共生の場所で。盗賊はいるが、天罰を与える神のような存在もいる。
この時代に出したかったメッセージを受け止めました。ありがとう、前へ。
公開1週間で1日3回上映も納得
一ヶ月もたねえなと思い映画館に突撃。無事に頭痛を抱えてなんとか生還。冒頭から芦田愛菜プロの棒読みが響き渡り、時代背景とかの描写もほどほどに、ご都合展開を連発されます。死者の国で物凄い執念が無いと虚無になるってのに、その世界に居るジジババとか子供はどうやってその世界で生きながらえてんの?それにその世界なんで馬とかの動物がおんねんwそして話題の渋谷(新宿だっけ?)ダンス!正気ヲタモテナイほどの頭痛に襲われました。それと、火山が噴火するシーンがあんだけど、そこで突如始まる芦田愛菜アカペラショー!!そして火山岩が降り注ぎ火砕流が溢れ出すさなかに芦田愛菜とボーズが居たはずなのに次のシーンでは冷えた溶岩乗り越えて「山頂だ」とか言ってるけど、「お前らあの噴火の中どこで何してたんや!」と突っ込まずにはいられませんでした。………うんもう二度と観ない。
ただ面白くないと片付けられない映画
ウィリアム・シェイクスピアの悲劇『ハムレット』や黒澤明の晩年作品『夢』に触れてこなかった40代男性です。
この作品に込められた監督のメッセージ性を一言「面白くない」「理解できなかった」と片付けるにはもったいと感じました。
ただ細田守のこのタイミングで作らなければいけない解説が欲しいと感じました。
良いところもあるが惜しい
公開すぐ見てきました!
結論言うと、
良い方だと思う、と言う感想です!
細田さんの映画は時をかける少女が1番好きで、
その次にサマーウォーズ。
それ以降はちょっと展開が、
ん?と気になるストーリーが多く、
あまり自分には合わないところが多かったです。
それで今回のスカーレットというと、、
正直おしい!という映画でした。
キャラクターには魅力があるのですが、
いかんせんストーリー展開に気になるところが多すぎました。
良かった点
・キャラクターが魅力的
スカーレットがものすごく可愛いですね!
復讐を知ってしまったから心が荒んでしまったけど、根は普通の女の子で泣くシーンは感動しました。
途中のダンスシーンは後述しますが、
もうちょっと補足シーンを入れれば良かったのになー、と思いました。
・キャラの行動のツッコミどころは控えめ
キャラの行動にツッコミは今回少ないですね。
前回までは虐待してる親のところに周りの大人が女子高生単身で向かわせたり、
バケモノでは変身描写なしにレギュラーの親キャラが武器になったり、
キャラの描写少なすぎでした。
唯一思うのはスカーレットの死亡シーン。
いや、毒殺されんなよ笑!
気をつけろよ!
あと叔父も毒ミスって死ぬな!
ラスボスなのにおバカ感出てしまい、
キャラが安くなってしまいます。
ツッコミどころ
・ラストの展開に違和感
ラストは聖が死んでしまったような世界にしないように、
スカーレットが国を納めるという終わりですが、いやいや、
通り魔と国の戦争は、、
直接的には繋がらないんじゃないか、、?
と気になりました。
いっそのこと聖くんは看護師じゃなくて、
戦場の衛生兵でよかったんじゃないかな。
それなら国の戦争を無くすって言葉につながりできます。
・途中の現代へのつながりが薄い
いや、やりたいことわかります!
戦場で戦う普通の女の子が、
恋とかの暖かさを知る映画をやりたいんですよね!
そういう展開、感動します!
、、だったら途中の現代の聖くんと踊る夢を見て泣くのは最重要シーン、
大事にして欲しいです。
あのシーンをいれるなら、
ED後にスカーレットが現代に生まれ変わって、
聖くんと会うシーンは絶対入れて欲しかった。
そうすれば生まれ変わった世界の自分にシンクロしたって流れにできます!
ファンタジーなんだから
そこは許せるんじゃないかな観客も。
それがあればみんなもそこまで
文句なかったんじゃないかなー、、
惜しい。
以上です!
ハードルを少し下げてみたのもありますが、
良かったと思います!
ただ、
もう少し誰かにストーリー添削してほしかったな、、。
もう映画の中で前半後半に分けて、
前半はスカーレットの復讐劇、
後半はスカーレットが生まれ変わった現代で
聖くんと2度目の恋に落ちるとかが
良かったんじゃないかな。
西洋の社交ダンスを介して再び会ったとかなら
ダンスにも繋がりますよね。
出来上がったものにこんな言い方も失礼かもしれないけど、、。
なんにせよ個人的には良いところもあると思うので、
見てみてください!
scarlet
オープニング
結構グロいかも
完全な中世な世界の物語に
現代の日本人男性の乱入に戸惑い
殺陣アクションは本格的に見応えがあった
この静止画は手抜き?って所があったり
笑いを取る所が「薄い」
しっかり笑いを入れなさい
出ないと「復讐」の思いの主人公に
観客が疲れてしまう
急なポリネシアンダンスは
振りに意味があるけど
動きと歌詞を見るのに👀がキョロキョロして疲れた
レクチャーしているシーンがあると
より親密感が高まって良かったのかな
なんて思ったり
夢から目覚めた彼女は...ブスだった。
「あ、夢の中の自分を美女にしてたんだ...」
なんてことだ
本当の自分の姿は....嫌い?好きじゃない?のかな?
彼女自体は
誠実で人想いで素敵な人。
だったらブスのままで良いじゃないかって
エンドロール見ながら思った
案の定
美女バージョンしか
エンドロールも出てこないし
ビジュアル重視?
前作は
大衆の前に本当の姿を曝け出した女子高生の勇気
まぁ夢の中だから良いのか!って思ったり
監督は、自分の癖から逃れられない。
夢の話なのかな?
細田守監督の作品で好きなものはあまりない。
多分、彼とは価値観が合わない。
時をかける少女もサマーウォーズも響かなかった。
ただ、バケモノの子はお気に入りの作品の一つで、最後の戦いのシーンは泣けた。父の子(血が繋がっていない)に対する熱い想いに涙した。ツッコミどころは多いが、あのシーン1つですべてOKになった。
今作はツッコミどころが多彩でかなりストーリーも支離滅裂である。酷評なのも分かる。
ラストの叔父との対話も酷い。
なのに、心に響いた。
父が最後に遺したという「ゆるせ」という言葉。
スカーレットは何もかもが思うようにいかないどころか一度、叔父を赦そうとした気持ちすら踏みにじられ心を乱す。
なんでこんなことに?!復讐すべきと思い込み、元凶の叔父を責めてきた。その為、全て復讐に捧げてきたつもりでいた。
そして、遂に父の遺言であったはずの『叔父を赦せ』ということも裏切られた。
自分のしてきたことは全て間違っていたということなのか?
どうすべきだというのか?
まさに"To be.or not to be"。
そこで彼女が行き着いた心の結論とは
「自分を赦せ」
だった。ここに行き着くシーンは心に響いた。
最後の最後でこの作品を観た意味があった。
結局、『死後の国』はスカーレットが毒で生死を彷徨い、その狭間でみた夢だった。
と、私は解釈した。これだと意味が分かる。
死後の国は時代も国も混ざった世界である割にはスカーレットの想像の範囲の世界だった。
そして、高熱にうなされているときに見るような支離滅裂な世界だった。
あれ?なんで急にこんなことになってんの?という。でも、夢を見ているときはその支離滅裂には気づかない。
この、果てしなきスカーレットは復讐に取り憑かれ、死にかけた意識の混濁のなかで、彼女の心の葛藤を自らが克服するために巡った、心の旅路なのだろう。
ただ、スカーレットの死にかけた魂が、本当の意味で時代を超えた亡くなったばかりの日本人の聖の魂と邂逅したのはこのストーリーの中での事実でもある。
だから死後の世界といえば、死後の世界であり、とはいえ、スカーレットの意識の世界ともいえる話なのだと思う。
まあ、めちゃくちゃ自分の中でこの話を正当化しているわけだが、それもまた私の中にあるものが「果てしなきスカーレットはそんなに悪くない。」という結論を出した。1つの印象的なシーンがこの作品をすべてOKとした。
ゆるした。
この作品を赦します。この作品を良いと感じた自分も赦したいと思います。
そう思うと、鑑賞後は優しくなれた気がする。
まあ金返せのレベルではない
世の中のレビュー評価がめちゃめちゃ低い細田守監督最新作品…。概ね2.8点。3点を下回る評価ってかなり酷い(笑)
そういう前評判を知ってたせいか、見始めて、ずっと何故評価が低いのか、そこばっかりが気になって仕方がなかった。でも、30分ほどで、確かにめちゃめちゃつまらん作品だとわかり、半分観たら低評価が物凄く納得できた・・・
丁寧にアニメーションの作画は出来てるし、感動的に美しい映像だったが、そりぁ、こんなストーリーや脚本では、映像がむやみにきれいで大掛かりな大作品だけに、もったいない。まさに声優の俳優人の豪華さも含め(あまり合ってないけど…)、金と時間のちょ~無駄遣い映画だ(笑)日本のアニメはホントに優れているのにねえ。残念!
最後、全部、見終わって…はじめから終わりまで、ホントにつまんない話でなんとも褒めようがない、いろんなものが未回収のまま、不快感満載だったというのが私の正直な感想…
芦田愛菜ちゃんの耳障りで下手くそなエンドロールの歌を延々と聞かされながら、どこをとっても評価3点はあげられない超駄作だと太鼓判を押す。ぜひディスるためにも、劇場でご鑑賞ください(笑)
横浜のイオンシネマみなとみらいの364席入る大スクリーンは10人も居なかったが、この映画では客は入らないだろう…。
話が臭いし、意味不明の展開と、主人公たちのキャラクターも歪で、しかも唐突な歌や踊りも入ってきたりして???の連続。機能不全な作品ですね…しかも、陳腐過ぎるシェイクスピアのオマージュ(笑)。さぶかった…
私の★評価も世間並みに2.8。2.5でも良い…ただ、大きなスクリーンで見たので、アニメーション画像は素晴らしく、そこはまあ金返せのレベルではない。
ハチャメチャで取ってつけたような何の説得力もないストーリーだから、テレビや配信の小さな画面で観ると、つまらない過ぎて、途中でやめるだろう。
サマーウォーズは好きだったけど、細田監督にはがっかりだ…もうそろそろ原作とか脚本とかは、他人に任せるべき…なんじゃね。
ハムレットのifストーリーをベースにした世界の縮図
酷評のレビューを読んで、
ハムレットや神曲の内容を知らないとわからないかも…
というアドバイスを参考に
先にハムレットと神曲をざっくり頭の隅に添えて
観たのですんなり入れました。
おかげで映像美に集中できたというか、
監督は王様の名前を聞けば
これはハムレットの話をベースにしたものよと
観客が理解できるっしょと
省略したのですかね、申し訳ないです。
過去作品もそういうのあるのかな…
日本のアニメ映画でこの規模の密度?
群衆や映像表現できるんだなと嬉しく思いましたし、
3Dのセルルックキャラで死と生の境を表現して、
生きている時代は手書きのキャラに変える演出も
面白いなと。
3dセルキャラは生きてる様で死んでるよね、
アニメの様に生き生きはしてないわって
言っているような。手描きで修正してるシーンも
あると思いますが…いや他の作品とかではなくこの中でね
(スカーレットはその意味でも別格)
過去作品ではネット世界がセルルックキャラ、今回は死と生の境か〜〜〜鯨もいる……やっぱ出さないと気が済まないんだ…なんだあの龍…誰か教えていただきたい。
聖の様なキャラも他に多数居るだろうに、なぜ彼だけ中世の🏰人々に囲まれたような環境に?というのが
不思議でした。おそらくスカーレットが心の中で強く助けを求めていてそこに聖が引っ張られたからと
解釈してますが、
わかりやすい説明は省略してますね。
聖がいたエリアは日本の侍とかも沢山いそうだけど
みんな自ら自害したのか…
戦争をやめて、現実に生きてと訴えても
無くなることはない。
戦争によって進化している文明もある、
ただ文明だけでは人は滅びる
文化こそが人の共存と繁栄であると
止めることができるのは自分自身が
止める側に加われば良いという
答えまで見せている。
生まれる場所や時代間違えれば
そんな中にいるのが日常だと思うと
今の戦後の80年を100年先200年先まで
続けなければ
吉祥寺の都会でネットの世界を見つめていた
監督が生身で世界旅行をし俯瞰し、
感じたことをスカーレットという子を通して
真っ直ぐな声を上げた勇気ある作品…か…
(島ニ郎風に)
最後に一言言いたいのが、スカーレットのお母さんの
キャラデザをもっとスカーレットの様に
美女にしてくれれば悪役の心境とか立場とか悪い王様の
気持ちとか同意というか深掘り
したくなるんだけどすごいのっぺりしていたのが…
諸悪の原因ぽい重要キャラなのにすごいのっぺりで…
クレオパトラみたいな戦争引き起こす美女!くれ!!
まじで悪女スカーレットみたいなデザインで
登場してたら私が嬉しかったけど
そのデザインにしたら、スカーレットの純粋すぎる声を
映画の中で聞かなくなりそうだな…だからか…
マジで最後個人の感想すぎてすみません
全851件中、321~340件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。






