果てしなきスカーレットのレビュー・感想・評価
全600件中、281~300件目を表示
「今の時代を切り取る」
今年351本目。
世界で起こっている事を描いた作品そして願いを映す。細田監督は今これが必要なんじゃないかと言う物を勝手に思って作っていると仰ってましたが、世の中に非常にMatchしていてこの瞬間見るのが楽しい。また何ができるか考えます。仏教でより良く生きる為にはどうするか、それが映画に対する自分の答えとして糧にしたいです。
素晴らしかった。
映像はもちろん、ストーリーの重厚さがたまりません。ハムレットを下敷きとした本歌取りともとれますが、救いようのない悲劇に終わってしまった原作に対して、もしかしたら彼にもこんな結末が許されたのかもしれないと思うと、救われます。「許せ」が本作のテーマワードかと思いますが、安易に「敵を許せ」「全てを許せ」などと言うのではなく、「自分を許せ」というのが、何とも言えず心に刺さりました。酷評もありますが、今までの細田監督と同じテイストを期待して見に行った方が勝手に裏切られたと思ってしまった反動ではないかな。この映画は彼の新しい試みなのだから、自分勝手に押しつけたイメージと違うからと言って非難するのもあまりにも幼稚ではないかな。まだ観ていない方、是非ご自分の目で確かめてみてください。確かに、雰囲気は暗鬱だし、否応なく深く考えさせられます。台詞回しに敢えてシェークスピア演劇の構造を持ち込んでいるところも観る人を選ぶ映画だとは思います。が、後の日に何度も意識の底から浮かび上がる大切な時間を持てるのではないでしょうか。
4.5畳の世界から異世界
平場の月を見ようと日比谷TOHOに行ったら、それが満席でした。SAISON GOLD Premiumカードで1000円の前売り鑑賞券を購入できるため、代替の作品を日比谷は映画ポスターが無い中、題名だけを決めて、本作を見ました。
細田作品は4畳半から3LDKの部屋か、山里の村の中の世界で話が展開されるので、出だしから世界を跨ぐ大作でした。ただ世界の規模観と内容が合わず。冗長的な話と映像表現で間延びし、見るのが億劫な感じになったのは「ベルセルク」みたいに間髪入れず怒涛の展開を期待していたことを、この作品を見ながら感じてしました。
人が豆粒みたいなものにして大群で動く映像表現は凄いです。
映像は過去一キレイ
細田作品好きとして世界観は好きそうだったので大いに期待して鑑賞、けど残念ながら好みとまではいかず。。バケモノ、サマー、オオカミのマイベスト3とはやはり満足感がだいぶ違った、残念。
しかしとにかく背景だけCG?と思うくらい本当に細かくて美しい。城の内装とか風景とか、ドローンのような浮遊目線とかめっちゃキレイ。あと人だけ急に線少なめの二次元絵なんだけど、あんなシンプルなのにすごくリアルな人間絵になっていて私は好き。タイムトンネルや森を駆け抜けるシーンも長めでIMAXで存分に楽しめた。ああ、私が新海さんとかより細田好きって思ってたの、この造形、風景の緻密な美しさだよなあと思いながら見てた。あと程よいファンタジー。
なにやら評判が悪いらしい渋谷?のダンスシーンも嫌いじゃない。サマーウォーズや竜そばかす姫のセルフオマージュ?のような人限定アバターs再び!感があったのと、岡田くんが弾き語りし始めた時はなにこのダサい曲。。と思ったのがラテンポップ?ぽい伴奏がついてあれ、いい曲?と思えた。歌詞はくさいけど。
声優は誰一人覚えてなかったけど、途中からあれ、まなちゃんか、と思った瞬間全てまなちゃんにしか聞こえなくなってしまい、それが残念ながら興醒めポイントだった。。まなちゃんの鼻声、まなちゃんすぎるのよ。。演技は迫真なんだけど最早顔が実写に見えてくる。人を感じさせないプロ声優、の意味を再認識した。やはりアニメは声優に限る。。岡田くんも途中で思い出したけどこちらは後で同化してた。
あと映画で急に態度や人柄が変わったり説明がないのは尺の都合でしょうがないか、と割り切る方だけど、スカーレットの最後の泣き叫びはやや飛びすぎな気はした。。あそこはクールに涙ぐんで弱音を吐くくらいが王女っぽいような。。あと老女の突然の「人間とは」もメタ発言というかテーマを入れてみました感があって盛り下がった。。なんなら聖は騎馬盗賊に立ち向かう意味がわからない。現代でもバイク乗った半グレ集団に身一つで止めに行かないっしょ。。いくのか。。?
でも生と死の間の空間で色々な時代と地域の人が集まるとかの設定は良かったのでもう少しそのへん掘り下げたら面白そうだったのにな。。ストーリー自体も王道ながらの復讐劇に現代の価値観混ぜて、悪くなかった。まなちゃんさえ思い出さなければもう少し集中できた気が。。まあ、配信きたらもう一度は見てみたいとは思えた。
クソ映画までとはいかないが面白くはない
これまで、細田監督の映画を面白いと感じたことが無かったのだが、今回は予告編の映像が素晴らしかったので、かなり期待して鑑賞へ
やはり、映像は素晴らしかった、特に背景やドラゴンなど人物以外の描写はこれで体感した事の無いレベルで、さらにIMAXで観たときの迫力が素晴らしく、これだけでも一見の価値があったと思う
白雪姫とか個人的には8番出口とかチェンソーマンの方が今年の最低作品だと感じてるが本作はそこまでではなく、それなりに見所があったと思う
ただ、それ以外の要素がほぼ全て残念だった
まず人物描写だが、最高の背景に完全に負けていてミスマッチなシーンがかなりあった、所々頑張ってたが監督作品のジプリっぽい?日本アニメっぽい?人物画が美術と全く合って無かった
アニメというより、背景のグラが綺麗な3DCGのRPGゲームのムービーシーンを観てるような感じ
ドラマ部分のカメラワークなどの演出も重厚ファンタジーものなのに普通の日本アニメっぽくてのめりこめなかった
神山監督のLotRは全く違和感感じ無かったからなおキャップを感じた
声優は違和感無かったかな、でも、本職じゃない方の歌唱には少し冷めたかもしれない
シナリオが破綻してたせいもあるが、感動してないクライマックスでドヤッて感じで歌押し付けられても冷ややかな気持ちになるだけだった
そしてやはり脚本が面白く無いのが一番だと思う、急に異世界飛ばされたり急に現代人出てきたり背景が分からないから感動しようがない、救う国についても背景がわからんのでラストも全く感動できかった
果てしなきバッドランド
スカーレットが辿り着いた国、それはバッドランド(死者の国)。アンド…もとい看護師とともに兄…もとい父親の復讐を果たすために旅を共にする…
音が凄く良かった。いつもより劇場のスピーカーが良い感じに鳴ってた。どの映画もこれぐらいの音量・音質で上映して欲しいと思った。
現実世界、死者の国、現代、この映像表現の差は良い。芦田愛菜の声は良いのに、スカーレット合わさると違和感。
とってもわかりやすい説明過ぎる物語に、目立つサプライズはひとつもないのでつまらない。
音楽(劇中歌の歌詞)が聴いてて辛かった。
脚本以上に歌詞のセンスが悪かった。
けど『未来のミライ』よりストレス無く観れて世間評よりも悪くは感じなかった。
さらなる闇と光が見たい
都合で初日行けず三日目の鑑賞でした。結果、自分は楽しめましたよ。
ルックに独自性があり遠景や光、距離感が他のアニメとは違い発展途上ではあるもののこの先が楽しみです。
どちらかというとゲーム界が追及してきた表現をさらに深堀した感じでしょうか
モブシーンがもうちとモブの個性が際立った方が好みなんですが淡くしてるのはメインキャラを引き立てるためなんでしょうか。自分はモブの方が気になります。
歌とおどりも大好物ですが、やはりモブがもっと踊って欲しいしなんなら主人公達より上手い人がいてもいいと思うんですよね。あーでもないこーでもないと考えさせられますがそれは楽しい。
後はもっと闇を追及して欲しいのですが娘さんが大きくなるまで待つ必要があるんですかねー
緋色の剣仇
細田守は直近2作で懲りたハズなのに、ガラッと変えた画風と作風が気になり鑑賞。
結果として、用意してた『果てしなきスカ/劣等』のタイトルを使うほどではなかった。
とはいえ、やはり作劇に粗は目立つ。
「死者の国」とは言うが、町があったり更なる死の概念(虚無化)があったり、ほぼ異世界転生。
故に多くが“見果てぬ場所”を目指す意義が不明。
人数制限もないのに妨害する意味も皆無で、むしろ斥候代わりに先行させた方がよいのでは。
主人公2人も敵もやられ方が悉く阿呆。
スカーレットが撃たれた時も、雷やんでるのに治療する間は手を出さない。
聖は綺麗事を吐き散らした挙句に自衛で人を殺す。
言葉が通じるのはまだしも、漢字の説明して通じるのかとか、矢のない弓を持ち歩くのも不自然。
弓術や馬術などやたらと有能な背景もゼロ。
龍が消えた理由も謎だし、雷は神の意思的な現象でよかった。(龍出したかっただけ?)
歌に衝撃受けすぎだろ、と思ったら現代の渋谷に飛んでノッペリCGの謎ダンス。
その直後の唐突な集団戦闘はもう訳が分からん。
終始絵の質感がバラバラなのも落ち着かない。
声優の芦田愛菜は割と評価してたが、最初の嘔吐以外は酷かったし、キャラにはまったく合ってない。
小松未可子か長谷川育美なら…いや、無駄遣いか。
やりたい事の詰め合わせ感が強く、整合性や理論性に欠けるのは変わらず。
敵の数も無駄に多く、寝返りおじさん2人もいる?
最後の群衆がそれこそ果てしなくて笑う。
変にエロっぽい表現も…あ、Scarletってそういう?
未来に繋げなきゃいけないのは理解するが、「デンマーク」とか出しちゃって大丈夫?
雰囲気だけで見れば悪くなかったが…う〜ん…
テーマだけは良い。あと無理に音楽使わなくていいと思う
気になった点について
◇キャラバンの人に無理やりダンスに参加させられる聖、しかしダンスが下手で踊れなかった→夢の世界で聖とスカーレットが一緒にダンスを踊る夢
スカーレットがこんな自分もいたのかもしれないと思うシーン
なぜ、二人で踊る必要があったのか、ダンスシーンはほんとに必要だったのか
そもそも、聖がダンスが下手である設定はいらんかったのでは
◇聖さん馬乗りこなしすぎでは?
弓道のような構えをしていたので、流鏑馬の経験でもあったんじゃない()と
無理やり納得しました
◇扉について
スカーレットが現世で生きていることがわかり、もとに戻るシーン
私、ここのシーンまで世界観が「蜘蛛の糸」みたいだなと思っていたんです。
海のような空があり、頂の先を登ったら空と海が広がっている感じが生と死の間っぽい
主人公が復讐相手を許し、自分も許せたシーンで兄王が天からの雨で主人公に語りかけるところとか空の向こうに極楽浄土がありそう
しかし、死んだ人間は虚無に変えるという設定と、この世界そのものが生と死と時が混ざった世界であるため、扉のある場所が”間”ではないことがわかります。
実際スカーレットはもとの世界に戻る時天に登っていきました。
ではこの扉は一体何?
パンフレットか設定資料集を見ればわかる日がくるのでしょうか・・・
◇空の龍とばあば
欲深い人間に雷が落ちているのかな(蜘蛛の糸が切れたように)と思ってたけど
”間”なので違ってそうな雰囲気・・・?
結局最後まで何者かわかりませんでした
「人間とはなにか」byばあば
あんたがなにものやねん
◇音楽の多用について
細田守に限らずですが、近年作中で音楽を流しすぎではないでしょうか
音楽が感動やワクワク感を演出してくれますが、上手く入れないとダレます
前作の「龍とそばかすの姫」も違和感がある脚本もありつつ、音楽の演出が素晴らしかった
しかし、今作では演出が上手く行っていない。
いきなり歌い出す(ダンス)シーンが3つありますが、主人公達が受け入れられたとわかりやすいのでキャラバンの人たちとのシーンだけで良かった。
疑心暗鬼になっていたキャラバンが聖(達)に心を開いているシーンは作中でも象徴的な部分だと思います。
復讐と生と死
生きるとはなにか
テーマも世界観もとっても面白そう。
なのにどうしてこうなったのか
あまりにも酷い
映像や音響の迫力は凄さまじく死者の国というおどろおどろしい世界観に相応しい圧倒的な迫力を込めたアニメーションは素晴らしい。
設定もシェイクスピア四大悲劇であるハムレット(復讐譚)を基軸に西遊記型シナリオとも呼べる、旅を通じて目的地を目指すというわかりやすい代物。道中でやってくる邪魔者を倒し、時には友誼を結び、苦難を乗り越え成長し、目的地へ。
非常に単純でわかりやすい。
で、あるが故にあまりにも酷すぎる出来栄えに吐き気を催すほどの才能の無さを感じてしまった。これだけ恵まれた素材からどのような頭をしていればこれだけ酷い作品が生み出されるのだろうかと驚愕してしまう。
力の無い悟空
導き手として凡俗な三蔵
残虐でありながら最後にちょい役で味方面をする猪八戒と沙悟浄
味方サイドに魅力的なキャラクターが誰一人として存在し得ないのは本当に眺めていて苦痛だった。
またキャラクター性がぶれぶれで思いつきのごとく行動させているせいが行動の一貫性や説得力がまったく無い。人間を描いてる筈なのに人間味が無さすぎてドン引く。
特に主人公であるスカーレットは最後まで一貫性のない人物だったと言えよう。あれだけ自分の気持ちを演劇のように言わせているにも関わらず同一人物とは思えないような存在であった。
さらに未来を知らない存在が未来の文化に触れるシーンで自ら作詞した曲を名曲とする立ち位置においたのも作り手の悪い方向性への傲慢さが垣間見える。アニメーターとしては一流であっても脚本家としては素人よりも酷い。その差異に気づいてないだろう傲慢さが感じ取れる。そもそもが自分で脚本をやりたいと言ったところから始まった凋落である。脚本家を変えてからの酷すぎるシナリオの集大成とも言えるだろう。
辛うじて曲の出来が良かったのなら我慢できたのかもしれないがあまりにも盛り上がらない。映画でここまでわかりやすく「ここ盛り上がって楽しむシーンですよ」って場面が客席とのあまりの温度差に悍ましさすら覚えてしまう。よくこんなものを面白いと感じる感性で創作できたなと感心すら覚えてしまう。
また局所局所で作り手が過去の経験値で感動した部分をそのままインスパイアしたのかリスペクトしたのかはわからないが……あまりにも既視感の強い部分が多い。そのせいでツギハギだらけのお話も最後の最後の見せ場でいかにも感動をさせますよってあからさまな感涙誘導シーンは某国民的アニメで彷彿させる。そんな名場面を「自分ならこうした方がもっと感動できると思うんですよね」ってな具合で弄ってるせいかあまりにもお寒い。そもそものセンスがズレてるのだから感動出来るわけがない。
ともかく本当に最初からお話を作る才能が無い事を感じる一作だった。
声優に関しては主演が可哀想という他ならない。声が合ってないは個人的嗜好によるものであろうが、そもそも年齢が異なる場面で声分けをできないのなら無理に採用する必要はなかったのでは? と思ってしまう。無茶振りによる完全な汚点となったことだろう。ファンでなかったのなら罵詈雑言が漏れ出ていた。ネームバリューに騙されて◯◯みたいな仕事でも完遂できることを考えると彼女彼らは素晴らしい人格者達である。
バトルシーンの一部、ほんの一部だけは映像の迫力もあって非常に良かった。良かったが故に無双シーンからのとりあえず苦戦させとけという意思のもとで作られるシナリオの邪悪さに辟易してしまう。
アニメ好きとしてなろう系の後発した量産型のアニメを書いていた人々を苦戦もなくただ俺TUEEEしてるお話を私は面白くないと思っていたがそれは間違いだった。この作品の展開に比べたら遥かにマシどころか面白いとさえ言えるだろう。
今後、私が映像作品を観る上でこれを下回る作品は中々にお目にかかることはできないと思える。そういう意味では得難い経験をしたと言えるだろう。
そういう意味では悪い方向への逸材だ。もしもこの映画が人に役立つ可能性があるのなら今後、シナリオや脚本を書きたいと思っている人達への反面教師という側面で叶うだろう。
そう思えば出したチケット代は勉強代だったのかもしれない。そう思ってこの映画を心の中で虚無にしたいと思う。
映像も音響もいいのに…
どうしてこんなストーリーになったんだろう。展開が???すぎて、腑に落ちないことばかりでした。10分ごとに監督が代わったのか、と思うくらい脈絡が感じられませんでした。これなら、もっとファンタジーにふったら、よかったのに…
現代から来たのが聖だけ?時代が偏ってない?あの王様になぜまだ従う?弓矢を手に持ち…?どこから来た?などなど
ストーリーを進めるために、無理矢理が過ぎる気がして、る??でした。
あと、鬼滅の刃は、鬼の首を切られる時に、切られる鬼の想いが垣間見られ、同情はされるけど、やはり悪であり、切る側の葛藤も見られ、そこが見せ所なのだと思うけど、今回の「虚無」には、そこが薄くて入り込むこともできなかったです。
細田守監督からのメッセージ
2025年最後を飾る糞映画でした
職場の同僚たちであえて糞映画を見に行く会で観に行きました。
色々糞映画を見せられましたが歴代トップクラスの糞映画でした。
要因として、
・設定が破綻していて物語が理解できない
・世界観が他作品の寄せ集めのようでオリジナリティがない
・後半は庵野さんが好きなのかな?というくらいエヴァみたいな感じ
・伏線を張るのが下手すぎる。
・主役二人の声優が糞過ぎた。芦田愛菜が合わな過ぎ。
・芦田愛菜の下手な歌を散々聴かされる
貴重な時間を無駄にしたし、一緒に観た後輩も映画が嫌いになると言うありさま。
脚本と声優はプロに任せてほしいと思いました。
観る前に評価2.5と出ていました正しいですね。
アニメータ、プロモーター、スポンサー、キャスト、観客
全ての人に謝って欲しいものです。
文句を言うなら見てから言え!
と書いている人がいたので、酷評知ってて見ました。
結論から言うと、やっぱりダメだった
まずアニメーション部分は素晴らしいの一言に尽きる。
映像美、迫力、動きどれをとっても他の映画を冠絶している。
問題はストーリー面。
ここ最近の細田作は全て、ストーリーに問題がある。
今作も同様。
端的に言えば脈絡がない。
なんとなく言いたい事もやりたい事も理解できる。
ただ漫然としていて、一貫性がなく、まとまらない。
もう一度、見たいと言う気に全くならない。
感動もしないし、気持ちの盛り上がりも無い。
そんな映画でした。
ただ、映像は凄いので、映画館で見る価値はあります。
星は全て映像美によるものです。
PS:細田監督は本当にストーリー作るのが下手。 やはり脚本家が欲しいね。
酷評されるほど悪い映画ではないかと
映像がきれい。
いきなり踊り出す、この場所が出てくるのはおかしい……云々、言いたい放題になっているけれど、けなしまくるほど酷い映画ではないと感じた。
スカーレットと王の関係、母親と叔父?の関係など、描写不足なところがある気はした。
2時間弱に収めるにしては、入れたい要素が多かったのかなぁ、と。
竜とそばかすの姫はベルすずの声優があまりに酷かったけれど、今回は芦田愛菜ちゃんが頑張ったな、と感じた。
細田作品はこうあるべき、細田作品はコレコレだからダメだなどと評論するより、「このシーンのコレがよかった、ここの画はさすがだ」と、素直に観れば良いのでは?
わざわざ新しいアカウントを作って、せっせと☆1、☆0.5で投稿している人、よほど実生活の現状に不満がある人なのかなぁ、と感じてしまう。
もう細田守はいいや
ゲボが出るほど酷かった。
役所広司の出演と背景美術がああでなかったらもっと評価低かったと思う。
キャラクターにマンキンで歌わせる演出は誰も求めてないから映画業界で公式に禁止した方がいい。
観ている側も身震いするほど恥ずかしくなる。
2Dアニメと3Dアニメの使い分けも謎。
手抜いてるとしか思えない。
芦田愛菜ひどい。
岡田将生も別に良くない。
そもそもあの主要キャラ2人は色々甘すぎて全く応援したいと思わない。
主題だって、愛なのか復讐なのか争いなのか、ヨレにヨレまくって最後にありきたりで実現不可能な綺麗事だけ主人公に言わせて終わり。
もう細田守はいいや。
2025年。細田守監督。16世紀のデンマーク。王女は母と通じていた...
2025年。細田守監督。16世紀のデンマーク。王女は母と通じていた叔父に父王を殺され、復讐を誓って生きてきた。成長していざ復讐しようとすると逆に殺されて死者の国へ。そこは生も死も過去も未来も交じり合う土地だという。復讐の念を忘れられない王女はこの死者の国にいるという叔父を探して過酷な世界を旅することに。次々と叔父からの刺客が送り込まれるなか、未来の日本からきた看護師の青年と出会って、、、という話。
ハムレットを下敷きにしていれば当たり前だが、主人公は「いかに生きるか」の重苦しい問いに苦しんでいる。劇場公開のアニメ映画としては観客を呼ぶのが難しい設定。全体的にトーンが暗いので、隊商の人々との交流や主人公が幻視する未来の日本(渋谷らしい)でのダンスシーンなどほのぼのしたり、明るくなったりするシーンに救われる。エリートの矜持、恋愛未満の淡い思い、空を舞う偉大な何者かの存在、妙にスタイルのいい人物たちといった特徴は細田流。そして、「どこかで見た気がする構図」が表れるのも細田流。未来の幻視へとつづく道は「2001年宇宙の旅」のようだし、「果てしなき場所」へと続く山頂は「君の名は」のようだった。
死んでもなお「果てしなき」なにかを求めてしまう人間のかなしみを描いているのだが、がんばって達成しようとするあたりに昭和的な上昇志向を感じるのはこちらの年のせいか。
あれ?これ見てたらあの2人の在り方に似ている
本日低評価の怖いもの見たさで見て本来は感想を書くつもりでいたのですが、Fate/stay night [Realta Nua]のセイバーと衛宮士郎の世界観に見えてしまった。
かなり端折りますが、王国のやり直し(父の復讐)の為に戦うセイバー(スカーレット)と、正義の味方(看護師)として生きる衛宮士郎(聖)
別々の時代で生きていた2人が聖杯戦争で主従関係となるのだが、王国や民(復讐)の為に戦うことが当然のセイバーと正義の味方としてセイバーが傷付いたり自分自身もだが相手を殺すことが嫌で戦って欲しくない衛宮士郎。しかし2人は共同生活と戦いの中でそれぞれが成長し相思相愛となるが、最後にエセ神父と金ピカのラスボス(叔父)を倒して2人はそれぞれの場所で、セイバーは長い眠りに付き衛宮士郎はいつか本物の正義の味方となりセイバーに会う為に長い長い旅をすると誓うところでゲームは終わる。映画はスカーレットが元の世界で蘇り平和を誓い聖は虚無になるという逆の流れでしたが。
そしてFateでは最後(最初でRealta Nuaを選択する)衛宮士郎が途方もない長い旅の中で奇跡が起きて鎧を脱いだドレス姿のセイバーと再会。映画は冒頭(多分スカーレットの本当の死後)だがドレス姿のスカーレットが遠くから来る聖に再会するという⋯
ちなみに衛宮士郎は弓をやってますし人の為に自身を犠牲にするわ、セイバーは竜の因子を持っていますしスカーレットの竜はそれなのか。
そして最果ての天空への階段は黒い月への階段だし、最後黒い月でヒロインは実は生きてて男の方とはお別れとか同じじゃないですかあ!!
まぁあくまで個人的にそう感じただけです
全600件中、281~300件目を表示
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。








