劇場公開日 2025年11月21日

「支離滅裂だったが、テーマが薄い分前作よりマシに感じた。」果てしなきスカーレット まさおさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0 支離滅裂だったが、テーマが薄い分前作よりマシに感じた。

2025年12月21日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

【鑑賞した経緯】
年に新作映画は多くて3本(うち一本はコナン)とかしか見ないのだが、お盆ごろに行った「鬼滅の刃」、たまたま見に行った「チェンソーマン レゼ篇」が良過ぎて映画熱が加速し、ファンである「おいしい給食」で更に加速した。その勢いのままの視聴。
本作は、いずれの映画でも予告で流れてたし、「爆弾」「国宝」と迷ったけど、「国宝」はめっちゃ長いし、とりあえずで選んだ。たしか視聴日は、本作の公開2日目。

【事前の印象】
細田守の映画は一通り視聴済みで「竜とそばかす」も友達と観に行った。個人的には、どの作品にも含まれている、ある種陳腐な説教臭さが嫌いではなかった。一方で、前作でのセンシティブな問題を取沙汰したくせに、主人公の行動や周囲の対応の不適切さに、とても落胆を覚えてしまい個人的ワーストだった。今回は、その印象を払拭したいがために視聴したとすら言える。

【感想】
観た直後の感想としては、「高熱の時にみる夢みたいな支離滅裂さだったな。我慢はお金かけてそうだったけど。」。タイトルの通りで、内容の矛盾点・支離滅裂さは他の人やYoutuberがたくさんレビューしてるので割愛。途中からはハイセンスギャグなんじゃないかと思うことで、退屈や憤りを抑えてた。某シーンは領域展開やんこれ!思ってたらレビューにもそんな感じの内容が溢れかえっていた。
今作は前作ほどのテーマに対する矛盾や齟齬は感じなかったが、単純に取り上げるテーマが陳腐なものだっただけなのかもとも思う。
以上、散々な評価だが、コナンやチェンソーマン、鬼滅の刃など原作付きと比較して、オリジナル映画は世界観の刷り込みが必要だから難しいよなと感じる(それ加味してもガバいが…)
自作があるのかはわからないが、今作の評判を受けて改善されることに期待。

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まさお
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