「B級映画」果てしなきスカーレット ばななチャンプルーさんの映画レビュー(感想・評価)
B級映画
絵は綺麗だが、ただ綺麗なだけで心を動かされなかった。
ストーリーは平凡。一つの目的に向かって淡々と進むだけ。複数のイベントが同時発生するとかピンチやチャンスが来るとかがないから飽きてしまう。なにより支離滅裂。荒野や山頂で見渡す限り他に誰もいないのに、急に敵が現れて接近戦が始まる。一方で平野いっぱいに広がるマーケットが賑わっていたり、砦の前に大群衆が現れる。でも次のシーンでは主人公と敵の数人だけの戦いが始まる。みんなどこから現れてどこへ消えていったのだろう。
フラや渋谷のシーンは、メッセージ性があるので理解できないこともない。
弦楽器を教えてもらうシーンは、弾き方を教えてくれる女性と聖だけでなく周りの人たちも全員が私たち鑑賞者側を向いていて、とても不自然だった。
大きなドラゴンはキャラ設定が意味不明のまま終わってしまう。
こんな感じでストーリーが目茶苦茶で、表現にリアリティがない。いわゆるB級映画だということがわかった。
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