「申し訳ない。。。価値はあるけど」果てしなきスカーレット マツナミコさんの映画レビュー(感想・評価)
申し訳ない。。。価値はあるけど
クリックして本文を読む
最後の「自分を…赦す…」のくだりは良かったが。
最初から最後までなにからなにまで唐突すぎて、なんだか2時間弱でダイジェストを見ているようでした。
中盤から終盤にかけての見せ場でもあった、劇中歌の魅力が全くなく白けてしまいました。
エンドロールで作詞者を確認したら、細田守となっておましたので(やっぱりか…)と思ってしまいました。
「復讐心」がスカーレットの生きる糧になっていたのも事実なので、そこをどう処理していくのかも見せ場だったのですが、簡単に処理しすぎで白けてしまいました。
シェークスピアの「ハムレット」や、ダンテの「神曲」などをモチーフにしているようですが、モチーフ作品が素晴らしいからといって、オマージュ作が素晴らしいとは限りませんよね。
黒澤明監督の「乱」が「リア王」をモチーフにしていましたが、「乱」も面白くなかったし。
細田守の脳内を見る、という意味では価値があると思います。
コメントする
映画チケットがいつでも1,500円!
詳細は遷移先をご確認ください。
