「復讐劇(復讐劇じゃない)」果てしなきスカーレット てんこ〜さんの映画レビュー(感想・評価)
復讐劇(復讐劇じゃない)
・サンダードラゴン(仮名)に展開頼り過ぎでは?
・あらすじや紹介で復讐がどうこう言う割にはヒジリという存在のせいで「復讐なんてダメだよねラブアンドピースだよね」って感じになるかと思ったら終盤でヒジリ人刺しちゃうし結局サンダードラゴンの力で敵死んじゃうし、愛をテーマにするなら終盤も愛で解決するべきだったのでは?クローディアスを「雷死」や「うっかり自分で毒飲んじゃった」で解決するのは愛でも平和でもないよね?
・死後の世界に日本人いなさ過ぎじゃね?ヒジリ以外見つからんなかったけど
・もう死後の世界なんだから「生きたい!」「生きるんだ!」「死にたくない!」みたいな物言いは言い方考えて欲しかった。「いやもう死んでますが?」って何度もツッコみたくなった。まぁ生=死後の世界で生活し続ける。死=虚無。かもしれんけどモヤる。
・生前の世界が2D手書き、死後の世界が3D表現なのは面白いと思ったけどそれが活かせてるとは思えない。生前:1割、死後:9割くらいの描写でほとんど3Dだったから書き分けた意義があまり感じられない。…ていうかこの設定だとするならスカーレットが3D表現だったのは矛盾するのでは?
・「反射的に体動いたから死んだと思わなかった」は無理あるでしょ。通り魔の刃物で刺されたなら絶対即死じゃないでしょ。
・結局「見果てぬ場所」ってなんだったん?あれだけ無駄に城砦や壁作って多くを犠牲にして辿り着いたのにどういう場所かわからんかったんだけど。生き返れる場所かとも思ったけど、最後のアレは元から死んでなかったってだけで見果てぬ場所は関係ないよね?
・「自分を許せ」が正直よくわからんかった、少なくとも死刑間際に言うことではなくね?
・あらゆる時代の人間が死後に集まるならクローディアスだけが独裁者みたくなってるのは違和感ある。歴史的にヤバい人間もっと色々いるでしょ。ヒジリ出すための設定なのはわかるけどそのせいで死後の世界観が変に感じられた
・ダンスにちょっと尺割きすぎかな。アジアンダンス然り、特に渋谷ダンスカーニバルはただでさえ急展開な描写なのに尺も長くて、これまでの展開見た上でどんなテンションで見りゃ良いんだよってなった。…っていうかなんで渋谷ダンスが見えたの?可能性の世界?死後の世界だからってご都合設定過ぎん?
・声優はそんなに気にはならなかった、芦田愛菜が思ったより良い感じだった。ヒジリはもうちょいかな
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