「箇条書きで評価」果てしなきスカーレット 伊東敬三さんの映画レビュー(感想・評価)
箇条書きで評価
加点
映像美
キャラクターの味
フラ
減点
演出の大き過ぎる振れ幅
ネグレクト母の腰の軽さ
時代を気にしてる割には参照していない
指輪物語
謎稲妻
光の国のウルトラマン
オチ
この先ネタバレのため 読むのは自己責任にて
酷評されなきゃイケナイほど駄目な作品だとは言わないが、その説明でいいのか?というシーンは多い。
王女ちゃんは父に大事に育てられたとても純心な娘、そんな父(旦那)が気に食わない母は王弟を唆し王位簒奪を画策し王国内に大乱を招く。死んだ父の復讐を誓った王女ちゃんだが、根が純心なので酷い目に遭い荒んでいく。王女も王国の住民も大乱に巻き込まれて死に現世と地獄との狭間のような過去も未来も生も死も混ざり合う不思議空間へ放り込まれる。ここまではまだ良い。
突如現れた現代風青年ひじり、何故か手に入れていた弓で矢を放ち父王の処刑執行人だった男に殺されかけた王女ちゃんを救います。この辺から少しずつ なんだこれは というシーンが差し込まれます。
中略
というか王位簒奪したなら、王女ちゃんは処刑の対象だし、その母も普通は処刑では?さらにはこの頃のヨーロッパなんてのは殺伐時代まっしぐらで大航海で奴隷ばんばん隣国と話し合いもへったくれも無いはず戦争嫌なら婚姻関係で親戚なって生き残り戦略じゃないの?16世紀から現代へ跳躍させる光の集中線エフェクトは古臭い、青年ひじりにダンスさせる不明確な意図が解らぬ、歌わせるなら必要性をもっと見せていかないと、戦争反対は自由だが王女ちゃんがそれを言うのは許してもらえるのか?
殺伐シーンのカッコ良さは許すが新興宗教じみた思想は認めない、話し合えば戦争回避できるかのような切り口は駄目さね。
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